「依央利くんが作ってくれたロールケーキ、おいしかったなぁ……」
暖かい日差しが降り注ぐのんびりとした休日の午後、わたしは一人でさっき食べたロールケーキに思いを馳せながらシェアハウスの階段を上り、自室へと向かっていた。
依央利くんが「おやつにどうぞ!」と作ってくれたロールケーキは、スポンジもふわふわ、生クリームもなめらかで本当にすごくおいしかったのだ。
近いうちにまた作ってもらいたいな、なんて考えながらドアノブに手をかけたその瞬間、隣の部屋の扉が突然開いた。
「わっ、あ? ふみやくん?」
扉の中から現れたふみやくんは無言のままわたしの腕を掴んで、そのまま自分の部屋へとわたしのことを引っ張り込む。一体どうしたのだろう、とふみやくんに声をかけると、ふみやくんはわたしのことをドアに押しつけて顔をぐっと寄せた。
「どうかし……ん……っ」
ふみやくんの顔がそのまま更に近づいたかと思えば、柔らかい唇が重なって、熱い舌がわたしの唇を優しく舐める。それはまるで口を開けと言われているようで、わたしはおずおずと小さく口を開いた。するとすぐにふみやくんの舌が口内に入り込んできて、体が大袈裟にびくりと跳ねてしまう。
絡まる舌と、流し込まれるふみやくんの唾液がわたしの体を熱くする。急な展開でわけがわからないはずなのに、気持ちよくてお腹の奥がきゅんきゅんした。
「ふあ……♡はっ、んん……♡」
やっと唇を解放された頃にはわたしはすっかり呼吸が早くなり、足もがくがくと震えてしまっていた。知らない間に足の間に押し込まれたふみやくんの足が無ければ、今頃きっと床にへたり込んでいただろう。
「ふ、ふみやくん、とつぜん、どうしたの」
「なまえとセックスしたくなったから。しよう、セックス」
そう平然と言ってのけるふみやくんの呼吸は、わたしと違ってちっとも乱れていなかった。いつもと違うのは頬が少し赤くなっている所くらいだ。
ふみやくんの言葉に何と答えるべきか決めかねて、無言のままふうふうと荒い呼吸を繰り返すわたしの顔を見つめたふみやくんは、ふいに長い足をぐっとわたしの股間へと押しつける。
その瞬間、くちゅりと濡れた音がしてわたしの顔は一気に赤く染まった。
「これ、なまえもしたいって事でいいよな?」
「……っでも、今みんな、家に居るし……」
「まぁまぁまぁ。なまえがデカい声出さなきゃ大丈夫。この家、案外壁厚いし」
確かにふみやくんの言う通りこの家の壁は厚いし、よほど大声を出さなければ他の部屋に声が漏れることもない。ついでに言えば隣はわたしの部屋だ。わたしさえ気をつければ、シェアハウスのみんなにバレることもないのかも。
「……声、がまんする……」
わたしの思考など見透かしたように、フ、と笑ったふみやくんが、わたしをベッド代わりの黒いソファへと引っ張っていく。そこへどかりと座ったふみやくんは「こっち」とわたしのことを上に座らせて再びキスを始めた。
ふみやくんの舌はわたしの舌よりも大きくて口の中に押し込められると少し苦しいのだけれど、キスをしているとその苦しさもどんどん気持ちよくなってくるから不思議だ。ふみやくんに好き勝手に口の中を舐められ、唾液を飲まされるのは気持ちいい。
「ん……♡ぁ♡はぁ……っ♡」
ふみやくんの首に腕を回して、夢中になってキスをしていると、ふとお尻に硬いものが当たっている感触がした。わたしのことをいつもぐちゃぐちゃにしてしまうそれから反射的に逃げようとして腰を浮かせれば、ふみやくんのごつごつした手によってあっけなく体を押さえつけられてしまう。かえっておまんこを押しつけるような体勢になってしまって、わたしはくぐもった声をあげた。
閉じていた目を自然と開けば、深い夜のようなふみやくんの瞳がわたしのことをじっと見つめている。ばちりと視線が合うのが恥ずかしくて再び目を閉じると、ふみやくんはわたしの舌をぐに、と甘噛みして唇をゆっくり離した。
「んう……♡あ……♡」
「なまえって、キスする時いっつも目閉じるよな」
「ふみ、ふみやくんは、なんで閉じないの?」
「あぁ、俺キスしてる時の顔見るの好きだから」
けろりとした様子でそう言ったふみやくんは、わたしのふとももをゆっくりと撫でながら「あと、セックスしてるの時の顔見るのも好き」と付け足した。
「だから俺、今日はハメ撮りをしようと思う」
「……はめどり?」
「うん、そう。ハメ撮り」
予想もしてなかったふみやくんの発言に、わたしは目を丸くする。驚くわたしをよそに、ふみやくんはポケットからスマホを取り出して画面をわたしへと向けた。
すでにカメラアプリが起動されているらしく、スマホの画面には赤い顔をしたわたしが映っている。潤んだ目でふうふうと荒い呼吸を繰り返す画面の中のわたしは、恥ずかしいくらいにえっちな顔をしていた。
「だっ、だめ!」
「ダメ? なんで?」
「はずかしいから、あっ♡やあ♡」
ぐりぐりと服越しにおちんちんを押し付けられて、腰がびくびく震えてしまう。熱く硬い膨らみが、わたしのクリトリスを押し潰している。
「何で恥ずかしいとダメなの?」
「なんでって、え……っ♡ひっ♡」
「なまえは恥ずかしいの、好きだろ。ほら、今もこんなに興奮してる。ちんこ押し付けられてるだけでトロ顔になってるの、自分で見えてるよな」
スッと目を細めながら少し威圧的に話すふみやくんの表情に、どうしようもない位ぞくぞくしてしまう。ふみやくんの言う通り、スマホに映るわたしは興奮しきった顔をしていて、瞳にハートマークが浮かんでいるようにすら見えた。
ふうふうと呼吸を荒げながら画面に釘付けになって言葉を失うわたしに、ふみやくんは「恥ずかしいの、好きだろ」ともう一度問いかけながら、ぱちりと太ももを叩く。
「……返事は?」
「ぁ……っ♡ごめんなさい……っ♡すき♡すきです♡」
「だよな。じゃあ、なまえのえっちで恥ずかしいとこ、今からたくさん撮ろう」
口許だけでにっと笑ったふみやくんは、わたしの体をソファに下ろして手に持っていたスマホを目の前の四角いローテーブルに立てて置いた。ピロン、と動画撮影の開始を告げる電子音がなり、心臓がばくばくとうるさく鼓動する。
そしてあっという間に服を脱がされ、わたしは再びふみやくんの膝の上へと乗せられた。さっきまでとは違い、今度はふみやくんの体に背を預けている。そのせいで正面にあるスマホの画面に自分が映っているのが嫌でも目に入った。
えっちで、恥ずかしくて、まだちゃんと触られていないおまんこがひくひくする。
「足、もっと開いて」
「あ……♡う……♡」
言われた通りにそろそろと足を開くと、どろどろに濡れたおまんこが画面に映った。クリトリスはすでにぷっくりと膨らんでいて、おまんこ全体が充血してしまっている。わたしの興奮を表すように、ひくついた膣口からはだらだらと愛液が溢れ出てきていた。
「はは、すごい濡れてる。ハメ撮りに興奮してとろとろになってるなまえのマゾまんこ、自分でもっとよく見てみる?」
「あっ♡や……っ♡」
後ろから伸びてきたふみやくんの右手がおまんこをくぱ♡と左右に開いて、てらてらと光る粘膜をスマホに見せつける。クリトリスも、尿道も、膣口も全部丸見えだ。恥ずかしすぎて泣きたい位なのに、何故かスマホの画面から目が離せなかった。興奮しすぎているのか、お腹の奥が熱くてたまらない。
早く、ふみやくんにめちゃくちゃにされたい。気がつけば、わたしはそんな浅ましい欲望を無意識に口に出していた。
「ふみやく……♡も、さわってください♡おっ、おまんこ、イきたいよぉ……っ♡」
「あぁ、いいよ」
ふみやくんの低い声が鼓膜に響いた次の瞬間、いたずらにおまんこを広げていたふみやくんの指がクリトリスをぐりゅ♡と押し潰した。電気が流れたみたいな強い快感に全身がびくびく跳ねる。
「ぅあ♡あ〜っ♡」
「ほら、お礼。なまえのマゾまんこ触ってくれてありがとうございますって、ちゃんと言えるよな?」
「あ゛♡ありがとう、ございまひゅ♡♡なまえの、ま、まぞまんこ……っ♡さわってもらえて、あっ♡うれしいれす♡」
素直に従ったわたしの耳元で、ふみやくんはいつもと変わらない調子で「えらいえらい」と囁いた。そしてかぷりと耳に歯を立て、その噛んだ跡をなぞるように舌を這わせる。
「耳、真っ赤でかわいい」
「んっ♡だって、は、はずかしい、からあっ♡あ♡んあ♡♡」
ぐぷ♡とえっちな音を立てながら、ふみやくんの指がおまんこの中へと押し込まれていった。親指でぐりぐりとクリトリスを刺激しながら、中指でクリトリスの裏側をとん♡とん♡と優しくノックされている。
気持ちよくて恥ずかしくて、口から勝手に喘ぎ声が出てきてしまう。声を我慢しなくちゃいけなかったはずなのに、快感が強すぎてちっとも抑えることが出来なかった。
「あ゛♡やあっ♡おっきいこえ、でちゃ……っ♡」
「あぁ、声我慢してるんだっけ。さっきから全然出来てないから、がんばれ」
おまんこをいじめる反対の手でわたしの乳首をぎゅっと引っ張りながら、ふみやくんは他人事のようにそう言った。
ふみやくんに触られる所が、全部ぜんぶ気持ちいい。腰が勝手にかくかく揺れて、半開きの口からは唾液が溢れてしまっている、こんなに情けなくて恥ずかしい姿がふみやくんのスマホに撮影されているのだ。そう意識すれば、快感は更に大きく膨らんでいった。
ぐちゅぐちゅと大きな水音をたてながら勃起したクリトリスを捏ね回され、おまんこの弱いところを引っ掛けるように指を動かされる。太ももががくがくと痙攣して、目の前にチカチカと星が飛んだ。あまりの気持ちよさに、頭の中で脳の大事な部分が壊れていくような気さえする。
「あ♡やあっ♡これらめ♡イっちゃう♡おまんこイぐっ♡♡」
「こらこら、下向いちゃダメだろ」
「ごっ、ごめんなひゃい♡あ♡いく♡いくいくいくっ♡♡──────♡♡♡」
おまんこが絶頂するのと同時に、ぐい、と無理矢理顔を正面に向けられて、恥ずかしいイキ顔がスマホの画面に映った。とろけきった顔を自分で見つめながら深いオーガズムを迎えて、おまんこがびくびくと何度も痙攣する。
ふみやくんがずるりと指を引き抜くのに合わせて、潮がぴゅっ♡と勢いよく吹き出してソファや床を濡らした。まるでおもらししてるみたいで恥ずかしいのに、ふみやくんがおまんこ全体をぬちゅぬちゅと撫でるのに合わせて何度も潮が出てしまう。
「うあ゛♡あ〜♡」
「潮、止まんないな。俺のズボンまでびしょびしょだ」
「ごめ、なさ……っ♡」
「濡れちゃったし、そろそろ俺も脱ごうかな。ちょっと暑い」
いつもよりも少しだけ楽しそうな声でそう言ったふみやくんは、わたしの体をソファに寝かせて手早く服を脱ぎ始める。露になったたくましい肉体に釘付けになっていると、ずり下げられた下着からぶるんっと勢いよくおちんちんが取り出された。
お腹につきそうなほどに勃ち上がったそれは、何本も血管が浮き出ている。それを見ていると無意識のうちにふうふうと呼吸が荒くなり、腰がへこへこと揺れてしまった。ふみやくんのおちんちんが、おまんこに欲しくてたまらない。
「すごいエロい顔してる」
にや、と小さく笑いながら、ふみやくんはわたしの上へと覆い被さった。ソファの上は二人で横になるには狭くて、ふみやくんの体がわたしの体に密着する。顔の横に腕を置かれていると、まるでふみやくんの体に閉じ込められているみたいだった。
「なまえ」
「んっ♡ふぅ♡ん……♡」
わたしの名前を呼んだふみやくんは、今日何度目かわからないキスをした。にゅるにゅると絡まる舌に夢中になっていると、ふいにおまんこにおちんちんが押し当てられ、体がびくりと震える。
ゆっくりと挿入されるその感覚に全身の肌が粟立って、背中をぞくぞくしたものが走っていった。膣内をふみやくんのおちんちんの形に押し広げられるこの感覚は、まるで支配されているかのようで、何度経験してもおかしくなりそうなくらい気持ちいい。わたしのおまんこが、ふみやくんのものにされてる。
「ふあ♡あ゛♡はぁっ♡」
「……は、キスハメ、気持ちいいな」
「きもちいいっ♡いいれす♡あっ♡んぅ♡」
ふみやくんに腰を打ちつけられる度にわけがわからない程の快感に襲われる。わたしのGスポットやポルチオは、ふみやくんのせいで弱すぎる性感帯になっていた。ぱんぱんに膨らんだ亀頭でそれらをいじめられるのは、苦しいくらいに気持ちがいい。
ふみやくんがどちゅどちゅとおちんちんを出し入れするのに合わせて、尿道からちょろちょろと潮が漏れ出してしまっていた。
「ん゛ぁ♡あっ♡んぐ♡♡」
何度も何度もキスをされ、呼吸もうまくできない。酸欠で思考がふわふわして、もう何も考えられなかった。苦しくて、気持ちよくて、おまんこがおちんちんをきゅうきゅう締め付けている。絶頂がすぐそこまで来ている感覚に、自然と体がぶるぶる震えた。
「ん。なに、もうイきそう?」
「あ♡やあっ♡それイく♡イ゛くぅっ♡♡」
「イっていいよ。ほら、イけって」
「っあ♡あ゛〜〜っ♡♡♡」
少しだけ呼吸を荒くしたふみやくんが、加虐的な顔でわたしを見下ろしながら、おちんちんで子宮口を押し潰す。
その瞬間、視界が真っ白になって腰がびくびくと何度も跳ねた。数秒間の深い絶頂が何十倍もの長さに感じられて、意識がぐるりと回る。
いっそのことこのまま失神してしまえれば楽だったのかもしれない。しかしそれは、再び律動を始めたふみやくんが許さなかった。
まだ絶頂の快感が収まらないうちに次の快感を与えられ、おまんこがイきっぱなしのようになっている。ずっと気持ちいいままなのが怖くて、苦しくて、わたしはぶんぶんと首を振ってふみやくんに快感を訴えた。
「ひっ♡ぐ♡イっ、イって、りゅ♡♡ふみやく、お゛っ♡おまんこ、イってまひゅ♡♡」
「うん。知ってる。なまえのまんこ、びくびくしててすごい気持ちいい」
「お、おかしくなっちゃ、あ゛♡らめ♡おく♡やあ゛♡♡」
とちゅとちゅと小刻みに子宮口を突かれ、お腹の奥から快感の波が押し寄せる。涙や鼻水でぐちゃぐちゃになったわたしの顔をじいっと見つめながら「なまえのこの顔、やっぱり好きだな」とふみやくんは笑った。
「なまえ、顔見ながらイかせて」
「あ゛っ♡やあっ♡はげし、い゛っ♡♡ひぎゅっ♡」
射精しようと腰の動きを早めるふみやくんは、うっとりとした表情でわたしの顔を見つめている。こんなぐちゃぐちゃな顔を見てほしくなんかないのに、顔を拭くどころか背ける余裕も無かった。
痙攣し続けるおまんこからおちんちんをギリギリまで引き抜いて、一番奥まで一気に貫かれる。膣内のきもちいいところ全部を責められて、悲鳴のような声が止められない。
「いぐ♡♡いくいくいくっ♡イっ……♡♡♡」
「……っ、あー……出る……」
イきっぱなしのおまんこが一際深く絶頂するその時、ふみやくんも腰をぶるりと震わせてわたしのおまんこからおちんちんを引き抜いた。
全身をがくがくと震わせるわたしの上で、ふみやくんはおちんちんを手でしごいてどろどろの精液を吐き出している。びゅっ♡びゅっ♡とお腹の上に精液をかけられている間、栓を失ったおまんこからは潮が何度も吹き出していた。
気持ちよすぎて、呼吸がうまくできない。目の前がチカチカする。
「っは……すごい、出た……」
「あ……♡はへ……♡」
「なまえ、生きてる?」
ぺちぺちとほっぺたを数回叩かれて、なんとか頷いて返事をするとふみやくんは「よかった」と微笑んだ。全然よくない、と言ってやりたかったけれど、口から出てくるのは快感の余韻でとろけた甘ったるい声ばかりだ。
無理矢理何度か深呼吸すると、朦朧としていた意識がやっとクリアになってきた。
もうこのまま眠ってしまいたいけど、全身汗びっしょりな上に色んな体液でべとべとで気持ち悪い。お風呂までどうやって行こうかなあ、とぼんやり考えていると、ふみやくんが珍しく「あ」と大きな声を出した。慌てて視線をやれば、ふみやくんはソファから立ち上がったまま手の中のスマホを見つめている。
「ど、どうしたの……?」
「ハメ撮りしてること、忘れてた。これ、ちんこ挿れてからはほぼ俺しか映ってない」
そういえばそうだった。わたしも途中からすっかり忘れてたけど、ハメ撮りしようって話だったのだ。
そう思い出した瞬間、かあーっと顔に熱が集まって、わたしはしどろもどろになりながら起き上がった。
「っじゃあ、それはもう消し……」
「しょうがない。もう一回撮ろう」
「え?」
「言っただろ? 俺、セックス中のなまえの顔が好きだって。だからさ、もう一回撮ろうよ。ハメ撮り」
降りてきていた前髪をかき上げながら、ふみやくんは平然とそう言った。その仕草のかっこよさに見惚れそうになりながらも、わたしはぶるぶると首を振ってみせる。
これ以上したらほんとに死んでしまう。わたしの体力はもう限界なのだ。
「だっ、だめ!」
「ダメ? なんで?」
「なんでって、わたしもう体力が……」
「そっか。それなら夜、しよう。どうせこのソファ、ぐしょぐしょで寝られないからさ。今晩、俺なまえの部屋に行くよ。やっぱり無理だったら、その時そう言ってくれればいいから」
「それならいいよな?」とふみやくんに顔を覗き込まれ、わたしは言葉を詰まらせた。ソファをこんなにしたのはわたしなのだし、えっちなことをするにしろしないにしろ、わたしのベッドは提供するべきだろう。無理だったら、そう言えばいいってふみやくんも言ってくれてるんだし。
数秒の間を開けて、おずおずと頷いたわたしを見て、ふみやくんはにこりと微笑んだ。その手に握られていたスマホの画面には、快感に沈んでめちゃくちゃになったわたしの顔が映っている。