近頃のジニアくんはとても忙しそうだった。
なんでも数日後にパルデア地方に生息するポケモンについての学会があるらしく、その準備に追われているらしい。
そんなわけで、わたしはジニアくんに何日も会えていなかった。今日は休日だし、ちょっとだけジニアくんの顔を見に行こうかとも思ったけれど、大事な研究の邪魔をしてしまってもいけない。大人しく一人で過ごすべきかなあ、なんて考えているとスマホロトムが突然ジニアくんからのメッセージの受信を知らせた。
『学会の準備が一段落したんだけど、今日時間あるかな? なまえ、お休みだったよね』という短い文章を何度も読んで、わたしは急いで『すぐに行く!』と返信する。
忙しい中わたしの休日を覚えていてくれたんだなぁ、とか時間が出来てすぐ連絡くれたんだ、とかスキップしたくなる気持ちを抑えながら、わたしは急いで身支度を整えて家を出た。






「おじゃまします」

以前渡された合鍵を使って家の中に入ると、玄関でジニアくんのウィンディがごろりと横になっていた。よく手入れされたふわふわの毛並みの彼はわたしの姿を見ると、うれしそうに小さく一鳴きして起き上がる。うーん、かわいい。
頬を緩めながら「お出迎えしてくれたの?」と頭を撫でれば、彼はぐるぐると喉を鳴らして大きな目を細めた。

「ジニアくん、どこに居るか知ってる?」

そうウィンディに向かって尋ねれば、ウィンディはついて来いと言わんばかりにわたしを先導して家の中を進んで行った。
てっきり家の中はもっと荒れているかと思っていたのに、わたしの予想に反して室内はかなり片付いている。研究室にばかり居て、あまり家にも帰ってなかったのかな。ご飯はちゃんと食べてただろうか。
そう考えながらウィンディについて歩いてリビングに足を踏み入れると、ゴミをまとめる寝癖だらけのジニアくんの姿が目に入った。ジニアくんはわたしに気がつくなり、ぱあっと顔を輝かせて「いらっしゃあい!」とこちらに駆け寄ってくる。ウィンディに負けず劣らずのかわいさだ。

「ジニアくん、お疲れさま! 勝手に入って来ちゃったけど、大丈夫だった?」
「もちろん。でも、キミが来る前に掃除を終わらせるつもりだったんだけど……ちょっとだけ間に合わなかったなあ」
「それで家の中が綺麗だったの? ごめんね、疲れてるのに気を遣ってくれてありがとう」

えへへ、とはにかむジニアくんに釣られて、わたしも何だか少し照れてしまう。何日かぶりに顔を見たからだろうか。そのまま二人で顔を見合わせて照れ笑いしていると「あの」とジニアくんが恥ずかしそうに口を開いた。

「なまえと久しぶりに会えたのがうれしくて……その、抱き締めたりキスしたりしても、いいかなあ?」
「うん、もちろん」
「じゃあ、早速……うん?」

ジニアくんがわたしのことを抱き締めようと両手を広げて一歩進んだ次の瞬間、側でわたしたちを見ていたウィンディがジニアくんのくたくたの服の裾に噛み付いてぐいぐいと引っ張った。まるでわたしたちがくっつくのを止めようとしているみたいで、ジニアくんは不思議そうにウィンディを見た。

「あれえ? ウィンディ、どうかした……」

ウィンディはジニアくんの服をもう一度引っ張ると、鼻をふんふんと鳴らしてみせる。そして少しだけ大きな声で鳴いたのだった。わたしにはその行動の意味がよくわからなかったが、どうやらウィンディの主人であるジニアくんには行動の意味が十分伝わったらしい。
ジニアくんは何かに気がついたような顔をした後、がくりと肩を落としてまた一歩後ろに下がってしまった。一体どうしたのだろう。

「そうだったあ……。止めてくれてありがとう、ウィンディ」
「どうかした……?」
「ごめんなさい。ぼく家の中の事ばかり気にして、自分がシャワー浴びるの忘れてて……というか、そもそも何日も浴びてなくってえ……。ちょっと、いやかなり汚いんだあ……」

しょんぼりと眉毛をハの字に下げたジニアくんは、更に数歩わたしから離れていく。その姿はまるでパピモッチのようで、胸がぎゅうっと締め付けられる。

「早くなまえに触れたいから、急いでシャワー浴びてきまあす……」
「あ! ジニアくん、待って」
「うん?」
「わっ、わたしも、その……一緒にシャワー浴びても、いい?」

とぼとぼとバスルームへ向かって歩き始めるジニアくんを引き留めて、なんとかそう言いきった。恥ずかしくてジニアくんをまともに見ることが出来ず、全身が熱くてたまらない。
だって、わたしも、わたしだって。ジニアくんに早く触れたいしたくさんキスもしたいのだ。

「ほらあの、わたしも急いで来て汗かいたし……えっと……」
「……いいの?」

しどろもどろになって訳のわからない言い訳を繰り返していると、ジニアくんがまっすぐにわたしを見つめてそう言った。いつものふにゃふにゃした話し方とは違う、低い掠れた声に心臓がドキドキする。
さっきまでのかわいらしい表情とはまるで違う、真顔のジニアくんを見つめ返すと自然と呼吸まで浅くなった。「うん」と答えるわたしの声は震えていて、手には本当にびっしょり汗をかいてしまっている。
その汗に濡れた手を気にする事なくぎゅうっときつく握って、ジニアくんはわたしのことをバスルームへと連れて行った。緊張を誤魔化すように後ろを振り返れば、ウィンディが大きな尻尾をぱたぱたと大きく振りながらわたしたちのことを機嫌よく見つめていた。






シャワーが降り注ぐ音に混ざって、わたしの甘えたような声が狭いバスルームに反響している。声を我慢したいのに、ジニアくんの指がそれを許してくれない。後ろから抱き締めるようにしてわたしのおまんこをいじくるジニアくんはひどく楽しそうだ。
一緒にシャワーを浴びよう、と言ったのは確かにわたしだけど、こんなにもえっちな事をされるとは思っていなかった。シャンプーを流してあげたり背中を洗ってあげたり、わたしがジニアくんの髪や体を洗い終えるまでは普通だったのに。
「ぼくも洗ってあげるねえ」なんて微笑んだジニアくんに気がつけばぐちゃぐちゃにされてしまっていた。ごつごつとしたジニアくんの太い指で、くるくると円を描くようにクリトリスをゆっくり撫でられて腰がぶるりと震える。

「ふふ、洗っても洗ってもずうっとなまえのおまんこぬるぬるしちゃってるなあ……?」
「あっ♡やあ♡だってぇ……っ♡」
「うんうん。だって、クリトリスごしごしされるの気持ちいいもんねえ。でもほら、包皮の中まで綺麗にしないといけないのでえ……もうちょっと足開いてくれるかなあ?」

がくがく震える太ももをぺちぺちと軽く叩かれて、体が大袈裟に跳ねてしまった。もう立っているのもやっとの足を、ジニアくんに言われた通りに少しだけ開いてみせる。するとジニアくんはわたしの耳元で「よくできましたあ」と甘ったるく囁いた。

「あ♡あ゛〜っ♡」
「なまえ、顔こっち向けて?」
「は……はひ……♡んぅ……♡」

言われた通りに後ろを振り返れば、掻き上げた髪からぽたぽたと雫を落としながらわたしを見つめるジニアくんの顔がすぐ側にあった。かっこいい♡すき♡と頭の中がメロメロになるのと同時にジニアくんの唇がわたしの唇に重なって、熱い舌が口内に入り込んでくる。
ジニアくんはくちゅくちゅと舌を擦り合わせながら、わたしのクリトリスを責め続けた。皮を剥いた状態で何度も何度も先っぽを擦られて、おまんこがひくひく痙攣する。目の前がチカチカして、すぐにでもイってしまいそうだった。

「んっ♡んう゛♡」
「ん……イきそう? おまんこびくびくしてる」
「あ♡あっ♡イ……っ♡イきそう、です♡♡」
「うん、いつでもイっていいよお。なまえのおまんこがイけるまで、ちゃあんとクリトリスごしごししててあげるから」

優しい色をしたジニアくんの瞳が細められ、クリトリスをいじめる指の動きが早くなる。頭の中が快感でぐちゃぐちゃで、何も考えることが出来なかった。穏やかな声色や言葉とは裏腹に、ジニアくんの指はわたしを絶頂へと追い詰めていく。ジニアくんの動きに合わせて大きな声が出てしまうのが恥ずかしい。

「あ゛♡いく♡いきまひゅ♡あっ♡あ゛ーっ♡♡」

一際大きくおまんこが痙攣して、とてつもない快感が全身を駆け抜けていく。とても立っていられなくてその場にへたり込みそうになると、ジニアくんの太い腕がわたしの体をがっちりと抱きかかえた。
視界に入る自分の太ももに白濁した本気汁が伝って、それがバスタブの中にぽたぽたと雫を落としている。だらしなく舌を出したまま荒い呼吸を繰り返すわたしの耳元で、ジニアくんは「上手にイけたねえ。えらいえらい」とそれはそれは甘い声で囁いた。

「うん。それじゃあ、仕上げにシャワーで洗い流したらもう上がろうかあ」
「……い、いれて、くれないの……?」

てっきりこのまま最後までしてもらえると思っていたわたしは、反射的にそうジニアくんに問いかける。その自分の物欲しそうな声に、かあーっと顔が熱くなった。でも、本当にお腹の奥が切なくてたまらないのだ。早くジニアくんの大きなおちんちんで子宮をめちゃくちゃにして欲しい。

「このままここでしちゃうとなまえがのぼせちゃいそうなのでえ……。ふふ、心配しなくてもちゃあんとベッドで続きしてあげますよお。だからそれまで我慢、出来るかなあ?」

にんまりと笑いながらわたしのお尻に勃起したおちんちんを押し付けるジニアくんの顔があまりにもえっちで、思わず体が震える。
わたしはまたおまんこからとろとろと愛液が溢れるのを感じながら、ゆっくりと口を開いた。わたしの返答を聞くジニアくんの瞳はギラギラと輝いている。