いつも通りリーグスタッフの制服に袖を通したわたしは、鏡の前で自分の姿を確認した。鏡に映るわたしの首元は、三日前にキバナさんによって付けられたキスマークや噛み跡だらけだ。家で一人きりだというのに、わたしはそれを隠そうと制服のファスナーを慌てて上まで引き上げた。
ある日突然首元を隠すようになったわたしのことを同僚たちは不思議がっていた。一部の察した人達には「お熱いねぇ」なんてからかわれたりもしたが、まさか相手があのダンデさんとキバナさんだとは誰も思っていないだろう。
鏡で自分の身なりをもう一度チェックして、帽子を手に取る。ほんの少し焦げ跡の付いた、わたしの帽子。全ての始まりであるそれを頭に乗せようとしたその瞬間、リンゴン、と部屋のチャイムが鳴らされた。
こんな朝一番から来客なんて、一体誰だろう。お隣の学生さんだろうか。
不思議に思いながらも手に持っていた帽子を置いて、わたしはインターホンのモニターを確認しに向かった。
「ダ……ッ!? ダンデ、さん!?」
『よかった、部屋は合っていたみたいだな。誰かに見られる前に入れてもらえると助かるんだが……』
「すぐ、すぐ開けます!」
思いもよらない来客に、わたしは転びそうになりながら玄関へと向かった。大慌てでドアを開くと、にかっと太陽みたいに笑ったダンデさんが本当に立っていて、思わずそのたくましい腕を掴んで部屋の中に引っ張り込む。近所の人に見られては大変だ。
変装のつもりなのかオフだからなのか、いつものユニフォーム姿ではなくラフなパーカーにジーンズを着用し、更に帽子とサングラスまでつけている。しかし、チャンピオンたるただならないオーラは全く隠し切れていなかった。
わたしが玄関のドアの鍵を閉めると、ダンデさんはサングラスを外して再びにかりと笑う。
「おはよう、なまえ」
「お、おはよう、ございます。ダンデさん、どうして、うちに……?」
「もちろん、キミに会いに来たんだぜ」
笑顔のダンデさんはずい、と一歩わたしに近付き、片手を玄関のドアについた。壁ドンだ、などと思う暇もなく、ダンデさんはわたしの制服のファスナーに手をかける。か、顔が、近い。
「いや、抱きに来た、と言った方がいいか?」
「えっ、あ!?」
ダンデさんの長い睫毛に見惚れていると、ジャッと音を立て、勢いよく制服のファスナーが開かれた。
露わになったわたしの首元を見て、ダンデさんは黄金色の瞳をスッと目を細める。そしてそのままわたしのことを流れるような動作で抱き上げると、部屋の中をずんずん進んでいった。
「ベッドルームはこっちか?」
「そっちはバスルーム……じゃなくて!ダンデさん、わたし今から出勤で……」
「それならオレが欠勤の連絡をしておいたから大丈夫だぜ」
「えっ」
わたしが目を丸くしていることを気にも留めず、ダンデさんはハキハキと話を続ける。
さすがにこの狭い室内ではダンデさんも迷いようが無いらしく、すぐにベッドルームへ到着してしまった。わたしをベッドの上へそっと降ろしたダンデさんは、帽子を脱いでそれをベッドサイドへと置いた。ダンデさんがわたしの家にいるなんて、おかしな眺めだ。
「勝手にこんなことをしてすまないが、どうしても早くなまえに会いたかったんだ」
「えっと、ちなみに、何て言ってお休みを……?」
「『出勤途中に野生のキテルグマに追いかけられていたなまえをオレが保護したんだが、疲れ果てていて動けなさそうだ。なまえに怪我が無いかも心配だし、今日は彼女を休ませてやれるだろうか』と、キミの上司に伝えておいたぜ!」
自分もベッドに腰掛け、そう話すダンデさんは少しだけ申し訳なさそうに笑った。チャンピオンであるダンデさんにそんなことを言われては、上司も了承するほか無いだろう。
……つまり、本当にわたしは今からダンデさんに抱かれるのだろうか。
「ここのところ忙しくて……こうでもしないと、なまえに会うタイミングがなかったんだ。オレを許してくれるか?」
ダンデさんはわたしをぎゅうっと抱きしめ、耳元で
「会いたかったぜ」とわたしの名前を囁いた。わたしがおずおずと広い背中に腕を回すとダンデさんはうれしそうに笑い、そのままわたしをふかふかのベッドへと押し倒した。
当たり前だがわたしの家のベッドはシングルサイズで、二人で寝るにはにはかなり小さい。狭いベッドの中で二人でぎゅうぎゅう抱きしめ合い、ぴったりと密着した。
わたしを見つめる熱っぽいダンデさんの眼差しに、胸がきゅんとする。「ダンデさん」とわたしが名前を呼ぶと、ふ、と笑ったダンデさんの唇が重なり、熱い舌がぬるりと入り込んでくる。ぬちぬちとわたしの舌に絡みつく大きな舌に体がぴくぴく反応してしまう。息が苦しくてダンデさんの厚い胸板を押してみるのだが、ちっとも離してくれる気配はない。
そのままどれくらいの間キスを繰り返していたのだろうか。いよいよ酸欠で意識が朦朧とし始めた頃、ダンデさんがわたしの首にそっと触れた。
「っは、あ♡ふぁ♡」
「……キバナがキミとのセックスの写真や動画をたくさん送ってくれたんだ。アレを見て、三日も我慢できたことを褒めてほしいぜ」
「ひ……♡あっ♡」
「ずいぶん二人で楽しんだらしいな、なまえ」
わたしの首や胸元に付けられたキスマークや噛み跡を撫でながら、ダンデさんは唾液で濡れた自分の唇をべろりと舐める。そしてうっとおしそうに着ていたパーカーを脱ぎ捨てて、ニヤリと笑った。
「今日はオレとのセックスを楽しんでもらおう」
「ひぇ……♡」
ダンデさんの雄らしい表情に自然と子宮がきゅんとする。それを見透かしたように下腹部を撫でられ、かあっと顔が熱くなった。
ダンデさんはわたしの服を脱がせながら、ちゅっ♡ちゅっ♡と何度もわたしの体にキスを繰り返す。
ダンデさんの整えられた髭が当たって、少しだけくすぐったい。
「ん♡はぅ♡んんっ♡」
「ふふ、なまえのこの服を脱がせるのは初めてだな。いつもスタジアムで見てる姿を抱くのは、なんだか少し興奮するぜ」
カチリと音を立てて、わたしのベルトが外される。肌を隠すズボンがするりと脱がされ、足が剥き出しになった。露出したふとももにも、首と同じくキバナさんに付けられた痕がいくつも付いていてなんだか恥ずかしい。
わたしのふとももを撫でたダンデさんが、次はブラジャーに手をかける。その時わたしはあることを思い出し、慌ててダンデさんの手を掴んだ。
「ん?なまえ、どうかしたか?」
「こ、これは、ちょっと……」
明らかに様子のおかしいわたしの腕を、今度はダンデさんが掴む。ダンデさんの声が少し低く、威圧的になったような気がして、わたしは思わず目を泳がせた。
「何か隠し事でも?」
「えと……あの……」
だめだ。ダンデさんを誤魔化すことなどできるはずがない。ダンデさんの視線に耐えきれず、わたしはそろそろとブラをずらしてダンデさんに隠したかったそれを見せた。
「…………絆創膏?」
わたしの乳首に貼られた絆創膏を見て、ダンデさんが首を傾げる。カーッと顔が熱くなるのを感じながら、わたしはブラジャーのホックを外して改めて胸を露わにした。
わたしの両乳首には、絆創膏が貼ってあるのだ。
「怪我でもしたのか?……まさかキバナに」
「ちが、ちがいます!」
眉間にシワを寄せたダンデさんが話をあらぬ方向へと持って行こうとしていて、わたしは腕をぶんぶん振って大慌てで否定した。
この絆創膏をしている理由は、もちろん怪我をしたからではない。理由を話すのはものすごく恥ずかしいけれど、このままではキバナさんが冤罪をかけられてしまう。
「その……ダンデさんとキバナさんとえっちするようになってから、えっちした後何日か乳首がじんじんするようになっちゃって……」
「じんじん」
「ブラに擦れてもびりびりするので、ば、絆創膏を、貼ってたんです……」
「びりびり」
ものすごく恥ずかしくて顔から火が出そうだ。ダンデさんは少し考えるように口許に手をやり、少しの沈黙の後「つまり」と口を開いた。その表情は、とてもいやらしい。
「なまえの乳首は今ものすごく敏感ということか」
「やっ♡あぅっ♡」
ダンデさんはわたしの乳首を絆創膏の上から爪でカリカリとひっかいた。絆創膏の下で乳首がぷくんと膨らんでいっている。それをひっかけるように何度も何度も爪を動かされ、腰がびくびく跳ねてしまう。
乳首の刺激だけでどんどんおまんこが濡れてきて、履いたままの下着がぺとりとおまんこに張り付いている気がする。
「ダンデ、さん♡ちくび♡んんっ♡ほんとに、らめなんれす♡」
「ダメ?随分気持ちよさそうに見えるが」
「き、きもち、よすぎるからあっ♡♡」
「ふふ、それはよかった」
よくない。全然よくないのに、ダンデさんの指は止まってくれる気配がなかった。乳首が気持ちよすぎて、触られてもいないおまんこがきゅんきゅんしてしまっているのだ。このまま続けられたら、乳首の刺激だけでイってしまうかもしれない。
「ん、絆創膏が剥がれそうだな」
硬くなった乳首のせいなのかダンデさんに触れられたせいなのか、確かに絆創膏が剥がれそうになっていた。絆創膏の上から乳首をいじめられるのですらこんなに気持ちいいのに、直接触られたらどうなってしまうんだろう。
期待と不安が入り混じり、はーっ♡はーっ♡と呼吸がどんどん荒くなっていってしまう。
「なまえ、剥がすがいいな?」
「ひっ♡ひあぁ♡」
ぺりぺり、とゆっくり絆創膏を剥がされ、わたしの勃起した乳首がダンデさんの眼下に晒される。乳輪ごとぷくんと膨らんで少し赤くなっている、恥ずかしい乳首だ。絆創膏をしばらく貼っていたせいか、空気に触れるだけでもじんじんする。
「もし痛かったら言ってくれ」
「えっ?あっ♡ひうっ♡」
敏感になっているわたしの乳首を、ぬるぬるしたものが擦っている。ダンデさんは片方の乳首を口に含み、もう片方の乳首を指でくにくにと揉んでいた。
わたしが痛がっていないか反応を確かめるためか、顔をじいっと見られながら舐められていて余計に羞恥心が煽られる。
わたしが痛がるどころか甘ったるい声ばかりあげているのを見て、最初はゆっくりと優しい動きだった舌と指の動きがじわじわと激しくなっていった。熱い舌が乳首の先っぽをほじるようにしつこく舐めまわしていてものすごくきもちいい。指で乳首を弾かれ、腰が勝手にかくかく揺れてしまう。
「ふあ♡あ♡あ〜っ♡」
「んむ、イきたかったらいつでもイっていいからな」
「ひっ♡つ、つよく、しないれぇ……っ♡」
きゅうっときつく乳首を摘まれ、おまんこがひくひくしてしまう。ものすごく気持ちよくて、本当にイってしまいそうだ。
ダンデさんはわたしの顔を見つめたまま、ふいに膝をわたしのおまんこにぐっと押し付けた。その圧迫感に、ぱちんと快感の泡が弾け飛ぶ。
「——————っ♡♡♡」
突然の刺激に、わたしはあっけなくイってしまった。なにが起こったのかわからないうちにすさまじい快感に飲み込まれて頭の中が混乱する。
背中をのけぞらせてぴくぴく震えるわたしの胸から口を離したダンデさんは、指で優しくふとももを撫でた。
「ぅあ……♡あ……♡」
「はは、べとべとだな」
わたしのふとももを撫でながらダンデさんがくすくすと笑う。ぐっしょりと濡れたわたしのパンツを足から抜き取り、ダンデさんはぬるぬるのおまんこを指でゆっくりとなぞった。
「ところで」
その優しい笑顔から表情が一気に変わり、ダンデさんはギロリとわたしを見下ろした。その圧倒的な強さを持つ雰囲気に、わたしはすぐに飲み込まれてしまった。
「キバナとセックスした時は何回イったんだ?」
「えっ、あ゛♡それ、はぁっ♡」
ぬぷ、とダンデさんの太い指がイったばかりのおまんこに押し込まれ、思わず呼吸が止まった。ぐちゅぐちゅと卑猥な音をたてながら、ダンデさんはわたしの弱いところばかりを責め立てる。
喘いでばかりのわたしの名前を呼び、返事を促すダンデさんの声はいつもより低かった。
「なまえ、キバナから送られてきた動画だけでも、三回はイっていたな」
「ご、ごめんなさい♡あっ♡わかりませ、ん♡」
怒っているような怖い声ではないのに、ダンデさんの声を聞くと何故だか全身で服従してしまう。ダンデさんに支配されるのは気持ちよくて、子宮がきゅんとする。
「そうか。わからないなら仕方がない。キバナに直接聞こう」
「なっ♡あ゛っ♡そこ、やあっ♡♡」
キバナさんに直接聞く、との言葉の意味を考えようとしたその瞬間、ダンデさんに親指でクリトリスを押し潰されて全身が震える。
おまんこの中とクリトリスを同時にいじめられ、脳みそを働かせることができるはずなどなかった。
「ロトム、キバナに電話してくれ」
「了解ロト!」
「あ♡あ♡そんな、らめぇ♡」
ぴょこっとダンデさんのジーンズから飛び出したスマホロトムはこんな状況なのに普段通りだ。
わたしがぷるぷると首を振ってみても、主人に忠実なスマホロトムはすでにキバナさんのスマホロトムへと発信を始めてしまっていた。ダンデさんとキバナさんと三人でえっちをしていても、電話といういつもと違ったシチュエーションになるだけでものすごく恥ずかしい。
キバナさんが電話に出ませんように、というわたしの祈りも虚しく、キバナさんの声がスマホロトムから聞こえてきてしまった。
『ダンデェ? どーした、また迷子か?』
「いや、迷子じゃないぜ。キバナに聞きたいことがあってな」
「んっ♡んぅ♡ふ、う♡」
幸い音声のみの通話らしく、わたしが声を我慢できればキバナさんにはえっちの真っ最中であることはバレないはずだ。両手で必死に口を押さえて快感に耐えていると、わたしの想いが通じたのかダンデさんはおまんこからずるりと指を引き抜いてくれた。
『聞きたいこと?オレさまもうすぐワイルドエリアの巡回だから、手短に頼むぜ』
「あぁ、すぐ終わる」
よかった、これでバレないで済む。そう安心していると、ダンデさんはキバナさんと話をしたままジーンズとパンツを脱ぎ去り、硬く勃起したおちんちんを取り出した。
まさか、と思わず腰を引くと、ダンデさんの大きな手でがしりと捕まえられてしまう。
「この間なまえはキミとのセックスで何回イったか覚えてるか?」
『なまえちゃん?オマエ相変わらず突拍子も無いな。あー……何回イったかは覚えてねぇけど、なまえちゃんイきまくってハメ潮吹いて失神してたぜ。その後起きてからも何回もシたし、マジでわかんねぇ』
ぴとりとおまんこにダンデさんのおちんちんが当てられる。今、キバナさんと通話中なのに、こんなのだめなのに。首をぶんぶん振って、手でダンデさんを押し退けようとしてもまるで意味がない。
わたしの両手を片手で易々と押さえ込み、空いたもう片方の手で腰を掴んだダンデさんはふーっ♡と大きく息を吐いてわたしを見下ろした。
「だ、そうだぜ……っ」
「ひああぁっ♡♡♡」
『は?』
どちゅんっ♡と勢いよくおちんちんを奥まで押し込まれ、声を我慢するどころかあっけなくイってしまった。ばちゅっ♡ばちゅっ♡とイってる最中のおまんこを突かれ、叫び声のような声が出てしまう。
その声はスマホロトムを通じてしっかりとキバナさんにも届いているらしく、キバナさんの困惑した声が聞こえてくる。
どうしよう、キバナさんに聞こえてしまっている。そう思えば思うほどにおまんこはダンデさんのものをぎゅうぎゅう締め付け、更に快感を膨らませた。
「あ゛っ♡らめぇっ♡声、でちゃ、あっ♡ぅあ♡」
『おい、ダンデ!オマエ今どこに……っ、いやそれよりこの声なまえちゃんだろ!』
「やらやらっ♡あっ♡ダンデひゃ、ん゛♡」
ダンデさんはバレないようにするつもりなど毛頭ないようで、自分自身もふうふうと荒い呼吸を漏らしながら激しく腰を打ち付けている。弱いところばかりをごりゅごりゅと抉られて息ができない。
「ひぐっ♡も、やらぁっ♡♡」
『どーすんだよ、オレさまチンコ勃っちまったじゃねぇか!コッチは勤務中だぞ!いや、ていうか音声通話じゃなくてビデオ通話に変えろって』
「忙しいところ悪かったな、キバナ……っ、こちらもなまえとセックスの、はっ、真っ最中だから切るぜ」
『は!?コラ待て、ダン……』
キバナさんの声は途中でプツリと切れ、即座に折り返しの電話がかかってくる。しかしダンデさんはそれに応じるつもりは全く無いらしく、わたしに腰を打ち付けながら「電源を切っておいてくれ」とロトムに指示をしていた。
「イきすぎて失神とは、初耳だったな」
「あっ♡ご、ごめんなひゃい♡ひぐっ♡♡」
激しく腰を打ち付けながら、ダンデさんはわたしの乳首をきゅっと摘んだ。敏感になっている乳首は、軽く押さえられただけでも腰が砕けそうなくらい気持ちいい。イったばかりのおまんこがひくひくして、それこそまた失神してしまいそうだ。
「謝らなくてもいいぜ。……あぁ、違うな。なまえは謝ると興奮するんだったな」
「ちが、っ♡ひっ♡あ♡あ゛〜っ♡」
子宮が押し潰されてしまうと錯覚するほどに力強く腰を打ち付けられ、全身がぶるりと震える。ダンデさんは額に汗を浮かべ、いやらしく笑いながらわたしを見下ろした。
「違わないだろう?キバナやオレに、支配されるのが好きだと顔に書いてあるぜ」
「そんなこと、ぉ゛っ♡あぅっ♡♡」
「痛くされるのも、屈服するのも好きだと、んっ、正直に言ったらどうだ?なまえ、キミはマゾだろう?」
そうダンデさんに言われた瞬間にぞくぞくしたものが体に走り、おまんこがどくんっ♡と脈打った。マゾだろう、と問いかけられ絶頂を迎えてしまったのが正しくその答えかもしれない。それが恥ずかしくて気持ちよくて、頭の中がぐちゃぐちゃになる。
絶頂の快感でびくびく震えていると、ダンデさんは腰を打ち付けるのをぴたりと止めてわたしを太陽のような瞳で見つめた。
その表情はサディスティックとしか言い表せない、いじわるでかっこいいものだった。いつもにこやかで明るい、正にチャンピオンというたたずまいであるダンデさんのこんな表情を見ることができる女の子は、もしかしたらわたしだけなのかもしれない。
気がつけば、魔法にかけられたかの様にわたしの口は勝手にダンデさんの問いかけに返事をしていた。
「わ、わたしは、マゾ、れす……っ♡♡♡」
「ふふ、かわいいな……♡」
「ひあっ♡あっ♡まだ、動かしちゃ、あ゛♡♡」
「悪いが、オレもそろそろ限界だ」
おちんちんをギリギリまで引き抜いたダンデさんはそれを一気に奥まで押し込んだ。その瞬間わたしの意思とは無関係に、おまんこからぷしゅ♡と潮が吹き出してダンデさんの下腹部を濡らしてしまった。
「ごめ、なひゃ♡♡お゛♡おしお、れちゃ、あっ♡♡」
「っ、なまえ、好きだ……っ」
「ひっ♡と、とまらな、っ♡♡らめ♡♡しおふきながら、イっ♡♡イっちゃ、うっ♡♡♡」
がくがくと揺さぶられ、一度突かれるたびに潮が吹き出してしまう。頭の中で脳みそがぐちゃぐちゃにされるようなすさまじい快感に襲われ、目の前が真っ白になる。
その瞬間にダンデさんは一際強くおちんちんを奥に押し付け、腰をぶるりと震わせた。
「ぐ、ぅ……っ、はぁっ」
びゅっ♡びゅるっ♡と精液を子宮に直接吐き出される感覚に、全身から力が抜けていく。
ダンデさんはすべてを出し切るように何度か腰を動かして射精を終えると、ふーっと大きく息を吐いておちんちんを引き抜いた。
「ふあぁ♡♡」
「ん……っ、おっと、溢れてしまったな」
「ひゃうっ♡」
ごぽっ♡とおまんこから精液が溢れ出し、お尻の方へと流れていく。ダンデさんは精液まみれになったわたしのお尻の穴を指でくちくちと擦りながら、わたしの体に再びのしかかる。
「だんでひゃん……っ♡」
「ふふ、尻もちゃんと犯してやるから安心してくれ。あぁ、キバナの様に写真も撮るか?前に動画で使っていたオモチャを使うのもいいな、なまえ」
ひどく興奮した顔をしたダンデさんはすでに硬さを取り戻している股間をわたしに押し付けながらそう言って笑った。
これは本当に失神するまで抱き潰される。そう悟ったわたしになす術はなく、またすぐに襲ってくる快感に飲み込まれて甘ったるい声をあげ続けた。
終わりのないダンデさんとのセックスを非難するように、小さなベッドがギシッと大きな音で軋んだ。