「では、出発します」
運転手さんの声とアーマーガアの鳴き声に返事をすると、ふわりとタクシーが浮かび上がる。チャンピオン専用のそらとぶタクシーに乗るのは何回目だろう。チャンピオンしか乗れないはずのこれに一般人のわたしが乗るのは、毎回なんだか緊張する。
ダンデさんからの「一緒に帰ろう。なまえの所へタクシーを向かわせた」というメッセージに「今タクシーに乗ったよ」と返事を送る。
すぐに既読が付いたのを確認して、わたしはネットニュースのページを開いた。今日のダンデさんの試合の結果をまだ見ていなかったのだ。
結果はいつも通りダンデさんの勝ちだったらしく、ほっと胸を撫で下ろす。もちろんダンデさんの勝ちは信じているが、ポケモンバトルは何が起きるかわからない。今日の試合も本当は生で見て応援をしたかったのだけれど、どうしても仕事を休めなかったのだ。
スマホの画面をするするとスワイプして試合の記事を読んでいると、かなり盛り上がった試合であったことがわかった。ダンデさん、楽しかっただろうな、とバトル中の、あのギラギラした表情を思い浮かべて一人胸をドキドキさせる。あの黄金の瞳が熱を孕んで全てを食い尽くそうとする、その瞬間を思い出してしまう。
「スタジアムに着きました」
「あっ、ありがとうございます!」
一般人のわたしにも、運転手さんはとても丁寧に接してくれる。チャンピオン専用そらとぶタクシーのアーマーガアは、ガラルで一番早いアーマーガアだそうだ。今回も、あっという間にわたしをスタジアムへと運んでくれた。
人通りのほとんどない、関係者用の出入り口でスマホを見ながら待っていると、アーマーガアの鳴き声が聞こえた。ダンデさんが来たのかな、と顔をあげれば、お馴染みのユニフォームが視界に入った。わたしの座る位置から顔は見えないが、このマントは間違いなくダンデさんだ。ダンデさんが運転手さんに「家まで頼む」と伝えている声を聞いて、わたしはスマホを鞄にしまった。
「ダンデさん、今日もおめで、んぅっ」
ダンデさんはタクシーに乗るなりわたしの肩を掴んで、がぶりと唇を重ねた。その瞬間、アーマーガアが一声鳴いてふわりと座席が持ち上がる。
混乱するわたしをよそにダンデさんの舌が口内へ押し込まれ、熱い舌はにゅるにゅると好き勝手に動き回った。息継ぎすら許してもらえず、酸欠で頭がふわふわする。
「っはぁ♡ダンデさん、ど、どうし、んっ♡」
「すまないが、家まで我慢できそうにない。声をできるだけ抑えてくれ」
「ひっ……♡」
ダンデさんの膝の上にお姫様抱っこのように横抱きで乗せられ、初めてそこでダンデさんの顔を見てわたしはびくりと肩を揺らした。ギラつく太陽のような瞳は熱を帯びており、わたしを見下ろすその表情は完全に興奮したオスのものだった。
あぁそうだ、今日の試合は「かなり盛り上がった」とネットの記事に書いてあった。試合後も興奮冷めやらぬ程、ダンデさんは今日の試合を楽しんだのだ。それに気がついた途端、ぞくぞくとしたものが体に走る。
べろりと首筋を舐められ、スカートの中に手が入り込む。下着の上からぐりぐりとクリトリスを押し潰され、わたしは必死に声を押し殺した。
「んっ♡ふ、ぅ♡んん♡」
「そうだ、なまえ。えらいぞ」
はぁはぁと荒い息を吐きながら、ダンデさんは指を動かし続ける。下着の中でどんどん硬く膨らんでいく突起を爪先でカリカリとくすぐられ、太ももが震える。こんなところで気持ち良くなっちゃいけないはずなのに、普段からダンデさんに抱き潰されている体はすぐにその気になってしまう。
「どんどん濡れてきてるな」
「は、ひ♡ぁ♡ん、ん〜っ♡」
わたしの耳元へ唇を寄せて、そう囁くダンデさんの声が少しかすれていて胸がどきどきする。運転手さんに聞こえないように声を抑えないといけないのに、ダンデさんはそのまま耳をがぶりと噛んでじゅるじゅると音をたてながら舐めまわしている。これでは声が漏れ出てしまう。
更には下着の上からクリトリスをいじめていた手がいつの間にか下着の中に押し込まれ、直接とろとろのおまんこを撫でていた。
「ひあっ♡ん♡んっ♡」
ぬぷ……♡とおまんこに指が押し込まれて、腰が跳ねる。下着の中でダンデさんの指が窮屈そうに小さく小刻みに動かされていて、もういっそ下着を脱いでしまいたくなる。しかしここはそらとぶタクシーの中だ。こんなところで脱いでしまっては間違いなく大変なことになる。
ダンデさんの太い親指でクリトリスを押しつぶされながらおまんこの中をちゅこちゅこと擦られる。小さな動きなのに、こんなに気持ちよくなってしまうのは今の状況のせいだろうか。きゅうきゅうダンデさんの指を締め付けてしまって恥ずかしい。
きもちいい♡きもちいい♡と頭の中がメロメロになっていくのを感じる。どうしよう、このままだとここでイっちゃうかもしれない。我慢しなきゃ、と崩れそうな理性で必死に堪えていると、がくん、と座席が揺れた。
「ひっ♡♡♡」
「申し訳ありません!大丈夫でしたか?野生のポケモンを避けて揺れてしまいました」
すっかり快感に浸っていたところで突然聞こえた運転手さんの声に、びくっと体が強張った。おまんこが大きく痙攣して、頭の中がぐわりとかき混ぜられるような強い快感に襲われる。
どうしよう、本当にこんなところで、イってしまった。
「〜〜〜〜〜っ♡♡♡」
「あぁ、大丈夫だ。何も問題無いぜ」
「なまえ、そうだろう?」とダンデさんに問いかけられ、わたしは絶頂に震える声をできるだけ悟られないよう運転手さんに返事をした。
「ひゃい……♡だ、だいじょうぶ、れす♡♡♡」
「風が少し強いようなので、お急ぎで無ければ安全の為に少しスピードを落としますがよろしいでしょうか?」
「わかった。よろしく頼む」
スピードを落とすということは、このどうしようもなくえっちな時間が長くなるということだ。もう少しで家に着くかと思っていたのに、どうしよう。
未だ中に入りっぱなしのダンデさんの指がイったばかりのおまんこで再びゆっくりと動かされ、わたしは慌てて両手で口を塞いだ。ダンデさんは再度耳元へ唇を寄せて運転手さんに聞こえないよう、小声でわたしに話しかける。熱のこもった声は、それだけでわたしを更に興奮させてしまう。
「オレ以外の声でイくなんて、いけない子だな」
「んぐ♡う♡んーっ♡」
「本当は一秒でも早く家に着いて抱き潰したかったんだが、気が変わった。……このままもう少しいじめさせてもらおう」
ごめんなさい、と謝りたいのに、少しでも口を開けば甘ったるい媚びた声が出てしまいそうで、わたしはぶるぶると首を振ることしかできなかった。
ダンデさんは再度わたしの弱いところを指の腹でごりゅごりゅと擦り、親指でクリトリスを押し潰している。
ぬるぬると愛液を塗りつけて、パンパンに膨らんだクリトリスを何度も何度も撫でまわし、時折ぎゅうっと圧迫する。おまんこの中の指は一点を集中的にいじめ続けていて、もう頭がおかしくなりそうだった。
耳元で聞こえるダンデさんの熱い吐息や、わたしを呼ぶいやらしい声に子宮がきゅんきゅんする。イったばかりのおまんこはすぐに快感を膨らませて、また絶頂しようとびくびく震えていた。
「んっ♡ふう♡う♡……っ♡」
「ダメだ」
またイく♡イく♡とわたしが首をのけぞらせると、ぴたりとダンデさんの指の動きが止まる。親指もパッとクリトリスから離されて、わたしのおまんこはひくひく虚しく震えるばかりで絶頂を寸前で逃してしまった。目の前の強い快感を突然取り上げられるのは、ものすごく苦しくて切ない。
その喪失感に泣きそうになっているとダンデさんがべろりと耳を舐め、ゆっくりとわたしに言い聞かせるように話し始める。
「いじめる、と言っただろう?家に着くまでイくのはおあずけだ」
そう残酷な言葉をわたしに吐き、ダンデさんはまたゆっくりと緩慢な動きでおまんことクリトリスを責めていく。ゆるゆるとまた絶頂へ向かい始める体がうらめしい。そしてまた、当たり前のように寸前で絶頂を止められてしまうのだ。
わたしがイきそうになる間隔が短くなると、ダンデさんはどんどん刺激を少なくしていった。クリトリスと中を同時にいじめてくれていた指は、どちらか片方をゆっくりねっとりと撫でるばかりだ。それなのに身体は絶頂を迎えたがってびくびく震え、何度も何度も寸止めを繰り返されてしまう。
「ふーっ♡ふぅっ♡ぁ゛♡う゛〜っ♡」
「イきたい♡イかせてください♡」と懇願することすら許されず、わたしは獣みたいな吐息と小さな唸り声をあげることしかできなかった。涙がぼろぼろ溢れて鼻がぐずぐずと鳴る。腰はかくかくとはしたなく揺れてダンデさんの指を必死でねだっていた。
「我慢できてえらいな」
熱い吐息と共に耳元でそう囁かれると、ついにダンデさんの手がパンツの中から出ていってしまった。
そんな、ひどい。「おまんこしてください♡イかせてください♡」とすがりつきたくなるけれど、ダンデさんの「我慢できてえらい」という言葉がブレーキをかける。我慢しなきゃ、ダンデさんに褒めてもらえない。
涙や鼻水でぐちゃぐちゃの顔をダンデさんがマントで拭ってくれると同時に、座席が少し揺れてぴたりと止まった。そこで、運転手さんの声を聞いて初めて家に着いたことに気がつく。時間の感覚や周りの景色もわからないほど、わたしは頭の中も体もぐちゃぐちゃになっていたのだ。
「お待たせしました。ご自宅です」
「あぁ、ありがとう」
ダンデさんは運転手さんに返事をすると、マントを脱ぎ、それでぐるりと頭からわたしを包んで抱き上げた。困惑するわたしが質問するよりも早く、ダンデさんは運転手さんへと話を続けた。
「空のドライブが心地良くて寝てしまったらしい。このままなまえを部屋に連れて行くよ」
「あぁ、そうでしたか。お疲れだったんですね」
運転手さんの穏やかな声になんとなく罪悪感に襲われる。タクシーの中で気持ち良くなってしまってごめんなさい。……あぁでも、バレてなくて本当によかった。
ダンデさんは手短に翌日の予定を伝え、運転手さんとアーマーガアへ別れを告げた。マンションの屋上から部屋までは一本道で、さすがのダンデさんも迷わない。つまり、やっと、ダンデさんとセックスできる。
マントに包まれていると、ダンデさんの匂いにも包まれて頭がふわふわする。ずっとお預けさせられているこの体ではこの匂いと移動する振動だけでもイってしまいそうだった。
玄関のドアをじれったそうに荒々しく開く音が聞こえ、家の中に入った瞬間床に下ろされる。ばさりとマントから解放されて、帽子を脱ぐダンデさんの姿が視界に入る。かっこいい、と見惚れる間もなくダンデさんの顔が近づき、唇を奪われた。
「んっ♡ふ、ぅ♡ん♡ん〜っ♡」
「……っ、はぁ、なまえ……」
蜂蜜みたいに甘ったるい色をしたダンデさんの瞳がわたしのことをじいっと見つめている。べろりと唇を舐めながら、ダンデさんはユニフォームと下着を一気にずり下ろしてギンギンに勃起したおちんちんを取り出した。
だらだらと溢れる我慢汁を塗りつけるように何度か手でしごいて、ダンデさんはぶるりと腰を震わせる。はやく、はやくそれでめちゃくちゃにして欲しい。
「なまえ、いいな?」
その簡素な問いかけが何を指しているのかなんてわかりきっている。返事をするのもまどろっこしくて、わたしはこくこく何度も頷きながらその場で足を大きく開いた。
ダンデさんはわたしの下着を脱がせることもせず、クロッチ部分を横にずらしておまんこに亀頭を押し付けた。お互いに服を脱ぐ余裕も無いくらい、興奮しきっているのだ。
何度もお預けをされた体は待ち望んでいたものの予感に、びくびくと震えて悦んでいる。
「はぁ♡あっ♡ダンデひゃん♡」
「っ、我慢していたのは、なまえだけじゃ、無いんだぜ」
「あ゛♡あー♡しゅご♡しゅご、いぃ♡♡♡」
ぬぷぅ♡とおまんこの中に硬く熱いおちんちんが押し込められる。待ちに待った感覚に肌が粟立ち、全身が歓喜する。ダンデさんの向こう側が玄関のドアだということも忘れ、わたしは大きな声をあげた。
硬く勃起したおちんちんはぐずぐずになった中を何度も穿ち、先程までの絶頂感をすぐに取り戻させる。
どっちゅん♡どっちゅん♡とおちんちんを出し入れされる度に泣きなくなるくらいの快感に襲われ、わたしはダンデさんの背中にしがみついて、与えられる快感にメロメロになっていた。
「イく♡あっ♡あっ♡おまんこイく♡♡イ……っ♡♡♡」
「あぁ、いいぜ」
おまんこがぎゅうぎゅう波打って、視界にチカチカ星が飛ぶ。頭の中をぐちゃぐちゃにかき回されるみたいなすさまじい快感に思考を支配され、自分が何を口走っているかもわからないままわたしは絶頂を迎えた。
「ようやく、イけたな」
「はひ♡イぐ♡イきまし、たあっ♡あっ♡やぁ♡まだ、イっ♡イって、りゅ♡♡」
散々お預けされた後の絶頂はすさまじく、深く長い快感がいつまでも抜けていかない。びくびくと痙攣するわたしの体を押さえつけて、ダンデさんはまた激しく腰を打ちつけ始めた。
ふーっふーっという獣みたいな呼吸と、余裕のなさそうなダンデさんの声が脳に響く。
「オレも、一度……はっ、イく……っ」
「ひっ♡♡あ♡おく♡あたって、んっ♡んん♡♡」
ぐうっと一際奥へダンデさんのおちんちんが押し込められ、子宮口へくっついた鈴口から子宮へ直接精液を注がれる。びゅるびゅると射精される感覚は、まるで子宮も犯されているようで思わずおまんこがきゅんきゅんしてしまう。
「ふぁ♡あ〜♡ダンデしゃん……♡♡」
射精し終わったダンデさんはわたしをきつく押さえ込んでいた手をゆるめ、むくりと上体を起こした。うっとおしそうに汗で張り付く髪の毛をかき上げて、わたしの事を見下ろす。その表情は未だ情欲に濡れていて、体にぞくりとしたものが走った。
「お互いに、まだ、足りないだろう?」
つつ、と熱い指先で服の上から下腹部をなぞられ、反射的に甘い吐息が出る。わたしがうっとりと目を細めると、それを肯定と捉えたダンデさんはわたしの体を抱き上げた。
「ベッドへ行こう」
「ひあっ♡」
中に入ったままのものが気持ちいいところを掠めていやらしい悲鳴が出てしまう。ぎゅっとダンデさんに首に抱きつくと、おまんこの中のダンデさんのものがぴくりと震える。
たくましいダンデさんの腕に支えられ、挿入されたままベッドルームへと連れていかれるのだが、歩く度にぐちゅぐちゅとなる卑猥な音や振動を我慢できるはずもない。結局わたしたちはベッドルームへたどり着くまでに、家中のあちこちに服や下着を脱ぎ落としながら何度も何度もセックスしてしまうのだった。