真紅の炎のような瞳がわたしのことを見下ろしている。その瞳が愉しそうに細められるだけで、体が熱くなって燃えるようだった。幸せで、恐ろしくて、気持ちよくて、このまま死んでしまうのではないかと思う。
床で大きく足を開いて、オナニーしている姿はひどく滑稽で破廉恥だろう。しかしこれは魔王に命じられたのだから仕方がない。そう、仕方がないのだ。
ノッブに抱かれている事を思い出しながら手を動かすと、甘ったるい声が勝手に出てしまう。椅子に座り、長い足を組んだ魔王信長は頬杖をついたままニィっと口の端を吊り上げた。

「霊基の違う我に如何様に抱かれているか、見せよと申したが……ふふ、実に愉快よな」
「あ、ぅ♡はぁっ♡」

わたしの痴態を見て、悦んでくれている。そう思うとぞくぞく体が震えて、手の動きが早くなる。
くちゅくちゅとえっちな音を鳴らしながら、クリトリスを自分でいじめていく。ノッブは、いつも「愛いやつじゃのう」とくすくす笑いながら、こうやって泣きたくなるぐらいに擦ってくれるのだ。

「ほぅ……我にその様に責められておるのか」
「はひっ♡こ、こうやって、あっ♡クリトリス♡ごりゅごりゅって……♡してもらってます……っ♡」

魔王信長の声が鼓膜に響くだけでおまんこがきゅんきゅんする。かっこいい。好き。目の前の存在に平伏して、ぐちゃぐちゃにされたくなってしまう。
片手はクリトリスをぬちぬちと擦りながら、もう片手でおまんこの中を刺激する。ノッブ、ノッブ、と名前を呼んで、目の前の魔王の視線に夢中になる。
今自分の脳内で自分のことを抱いているのは、いつものノッブなのか、魔王信長なのか訳がわからなくなってくる。どちらのノッブもわたしの頭の中をいっぱいにして、メロメロにしてしまうのだ。

「あっ♡きもちいい、れす……♡♡」
「ふふ、愛いやつよ。そうさな、我を愉しませる褒美を与えてやろうかの。なまえ。その手、一度退けよ」
「えっ、あ、な、あ゛……っ♡♡」

すぐそこまで絶頂が来ていたのに、手を止めるのは苦痛ですらあった。戸惑いながらも従うと、魔王信長はゆらりと立ち上がり、その長い足をゆっくりとわたしの股間に当てがった。長く紅い髪がさらさらと揺れる様はまるで陽炎のようだ。
ぐう、と足に体重をかけられて、おまんこが押し潰される。踏まれている。踏んで、くれている。

「ひ、あ♡♡ら、らめぇ……っ♡♡」

びくん♡と腰が跳ねて、目の前にチカチカ星が飛ぶ。踏まれて、イってしまった。ぐ、ぐ、と力が込められる度にとてつもない快感が脳を溶かしていく。
何度も収縮を繰り返すおまんこからどろどろ愛液が溢れて、綺麗な靴を汚してしまっている。退けられた足にはとろりと透明な液体が糸を繋いでいて、とてもいやらしい。それを見た魔王信長はニヤリと笑って、わたしの髪を一筋掴んだ。

「ふふ、愛いのう、なまえ。お主は本当に愛い」
「あ、あぅ……♡」
「興が乗った。我自ら抱いてやろうぞ」

ぐい、と髪を引かれたと同時に、唇を重ねられる。いつものノッブよりも大きな舌は、簡単にわたしの舌を捕まえてしまう。
おずおずと背中に手を回してみれば、上機嫌な笑い声がキスの合間に聞こえてきた。魔王の寵愛を受けることが出来るなんて、本当に、死ぬかもしれない。