ひとりくらい

SKIT
「リトルクイーンって不思議だよね〜。なんであんなに分身作ったんだろ。袋叩きにされるのかと思った」

「それだけの力がある、という脅しですかね」

「それだけの力があるから、だからわたしについて来いってこと?」

「そうかもしれません」

「別に、いざとなったらあたしはエメロードみたいに意識をヒューマノイドに移して、ずーっとソフィといるけどね」

「パスカルさん……」

「そうだ、シオリは? シオリ的感想も聞きたい!」

「リトルクイーンについて? うーん……委員長、天然、ツンデレ、ドジっこ、お茶目、大人っぽい……」

「ず、随分違う印象を同時に持ったんですね」

「っていうふうに、あの分身一体一体が違うキャラだったらいいのにね」

「……そっちですか……」

「シオリらしいね」

「そしたらひとりくらい貰っても構わないよね?」

「構わないんじゃない?」