SKIT
「うーん……」
「あれ、ナギサ? そんなところでどうしたの?」
「あ、コレットにゼロスくん。ちょうどよかった。ちょっと相談に乗ってほしいんだけど」
「え〜なになに? 俺さまどんな相談でも乗っちゃうよ」
「ほら、前に話したミトスにプレゼントってやつ。布の色、何がいいかなって」
「あー、うん、そんなことも言ってたな」
「わあ、いろんな布があるんだね〜」
「そうそう。いろいろあって悩んじゃって」
「ナギサちゃんが選んだやつなら、何選んだって泣いて喜びそうだけど……ま、こういうのは瞳や髪の色に合わせて贈るのが定番でロマンチックだぜ」
「ああ、なるほど。さすがゼロスくん。数多くのレディをその手腕で泣かせてそう」
「俺さまどんなイメージ持たれてんのよ。ま、多くのレディを泣かせる罪深い美男子……って意味では、その通りだけど」
「だめだよ、ゼロス。女の人を泣かせたら」
「え、あ、ごめん」