Chapter4 〜華奢〜
心が痛めると、身体が悲鳴をあげる。
拒絶される事が怖くて仕方ない。
いつの間に、こんなにも人間らしくなったのだろう。
彼等の瞳を真っ直ぐ見つめる事が、酷く恐ろしいのは
私が個としてありたいが故なのだろうか。
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