蠍座とは
蠍座自体のテーマは命の価値です。
日頃どうでもいいと思っている他人にも命の価値はあります。
まず産まれてからずっと一つの肉体に縛られていて、生涯別の身体に移る事なく一生を終えることが約束されているのは同じです。
その体で感じたことや見てきた景色、巡り会った人達などの記憶が人間個人個人に詰まっています。
図書館や資料室のように年を取り経験を積んできた分だけとても価値の高い物になっていきます。
その価値の存在をとても大切にしているのが蠍座です。
ただ残念なのは蠍座が命の価値を自他共に大切にしていても、その蠍座以外の人達自身が自らの命の価値を軽視し嘲り笑っている時があることです。
そんな時蠍座は怒り狂います。
命の価値を軽視されている事実を否定するためです。
その時に周りから「重たい」「しつこい」「過剰」などと言われることが多々あります。
蠍座の守護星は破壊と再生を司る冥王星です。
軽視するという誤った命の価値観を崩すにはとても大きな衝撃が必要になります。
なぜならその人の誤った価値観も年齢を積み重ね体験し成形された人生の副産物だからです。
価値観ほど壊すのが難しい物はありません。
でもそれを破壊し再構築させる実力を持ち、命の価値を再認識させるという自らの夢を実現させるのが蠍座です。
彼らの夢は命の価値を重視する世界で生きることなのです。
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