日常記録
本コンテンツを見る際は
必ず“必読”をお目通しください
『お楽しみはこれからでしょ?』@
『お楽しみはこれからでしょ?』の話をさせて戴きたいと思います。
気になる方は読んでください(※内容を)
まずタイトルですが、最後まで読んだ時に「お楽しみはこれからでしょ〜?なんで終わるの〜?」的な意味でチョイスしました。
ラノベ的に「蛇は○○をご所望です」みたいなタイトルとかも考えたけど、最終的に没になりました。
表紙に関しては取り敢えず色んな一面見せられたら良いな〜と思って🐯🐍詰めしました。
裏表紙の背景は基本的に参考書見て描いてます。
鵺鳴さんの髪色は私の好きなシュミンケのニュートラルチントです。
特に裏表紙上部の鵺鳴さんは良い感じのニュートラルチントだと思っている。
印刷所で基本の5色+ピンクにしたんですが、もう少し色味強く出るかと思いましたがそうでもなかった!(これは蛍光色的な意味。色合い自体は思ったより濃くて、「あ、こんなしっかり出るんだ」ってなりました。次回はもう少し薄めに塗りたいです)
スーツ脱ぐと真っ白なんやなコイツって思いました。
なんか照れてるのか微妙な顔になっちゃいましたが、舌斬は「よくやってるな〜」ってちょっと呆れてるお顔のつもりでした。
あと真ん中の舌斬の歯がそれなりに歯列っぽく描けたので良かったです。
色んな人からちっちゃい🐯🐍可愛いね〜って褒めて貰えたの嬉しかったです。
てんとう虫さんがお気に入り。
本編の話。
取り敢えずネームとか下書きをたくさん描き直した漫画でした。
冒頭4頁は最初に描いたけどなんか納得いかなくて一部トレスしつつ描き直しています。
基本的にA4サイズのコピー用紙に描いて、それを原稿用紙にトレスしています。
感覚的にはレイヤ=コピー用紙みたいな扱いをしておりました。
5頁目、6頁目の舌斬は基本的に自撮りして描いてました。
と言うか前半はやたらと自撮りして資料を見つつ描いていましたね。
なんか普通に描けなくて…。
描いたら下手って言う無限ループ時期でした(※後半は吹っ切れて勝手に進んだ)
本当はね、牢屋の影がかかる舌斬or鵺鳴さんの絵が描きたかったんですよ。
大体全部描き終わったくらいに本来の目的を思い出し、「あっ」てなりました。
7頁のシーンは個人的によく描けたで賞を受賞しています。
因みにここも自撮りで描きました。
舌斬には5%のトーンを使用したんですが、普通に出ててビックリしてます。
5%のトーンが印刷で出るなら、次回はもう少し使っていこうかしら。
因みに軍帽はありませんがそれに近しい帽子があるので、それを参考に描いております。
8頁、多分攻めと受けの髪の毛が交わる描写が個人的に好きです。
10頁、こういうコマの逆流と言いますか、そういうコマ割りが好きです。
あとわたしがネームを書くと言葉が切る感じのセリフが多くなってしょうがない。
首を噛む、というシーンは絶対いれようと思っていたのですが、描くとなるとめちゃんこ難しくて、もっとドラマ的な画面の使い方をしたかったんですが、流石に画力が足りませんでした。
あと照れ顔が本当に難しくて、トーンがね!!!!
トーンがよ!!!!!!
ほんと照れ顔に適応するトーンがねぇな!!!!ってもう全て諦めました!!!!
11頁の舌斬の照れ顔はトーン削って作ったんですが、もうしんどくてしんどくて。
本当は気に入らないから外そうと思ったんですが、トーン消しで上から力強く擦っちゃったもんだから、全然剥がれなくてとにかく何とか形にした思い出があります。
あと普通にえっちな感じのお顔描くのがこういう場面ではお初だったので、なんかもう色々と難しいんだなぁって思いました。
口の中はすんごいお気に入りで、涎…といいますか、このラフな感じの線はマッキーのしみしみ産です。
マッキーのしみしみはムラがあるので、それをそのまま残したらこんな感じになりました。
舌もベタをしないでトーン貼ったらなんかふわふわした感じで可愛くなったので良い感じになったなぁと!
12頁は鵺鳴さんの「あとほら剣も」のシーンがわりとお気に入りで、コマ割りで鵺鳴さんのサポーターを表したという狙いがありました。
情報少なくて申し訳ないんですが、背景として鵺鳴さんが来るまでに牢屋にモブを連れてきて56してた。
4頁目の壁が汚れてる方にモブの4体があり、鵺鳴さんはそれを発見してグロッキーになった、という設定でした。
没ネームではそのモブちゃんと遊ぶ高圧的で残虐な🐍ちゃんもありましたが、「わたしが描きたいのは🐯🐍じゃい」と没に。
(でも高圧的的な舌斬は描きたかったので、おまけ漫画には入れております)
あと鵺鳴さんはとにかく舌斬を「可愛い」と思っている一種の親バカみたいな所があったら良いな、と思って都度都度かわいがっています。
戴いた感想の中に「甘やかしてる感じが良い」というお言葉を戴けて大変喜びました。
ありがとうございます。
14頁。誰だ石畳にしたやつは。
でも色んな方から反響が大きかった頁でした、ありがとうございます。
原稿は縮小なしでこの大きさで描いているのですが、普通に1コマ一時間以上かかりました。
特に「黒羊さんは違うのか?」コマは背景をどう描いたらいいかでめちゃくちゃ悩み、色んな写真を見ました。
帯刀を描くのが苦手なので、実は色々と間違ってた事に描いた後に気付いたんですが、まあ誰も指摘はしないだろ…す、すみません。
15頁。この黒羊さんに4時間はかかった。
もう本当に描くのが難しくて、凄い何度も描き直しました。
構図自体はお洒落で気に入っています。
悪魔の羽みたいな雰囲気を狙ってます。
当初の予定は後ろから後光が射してる感じのコマ割りだったんですが、そうすると後ろにいる🐯🐍が小さくなってしまうのと、描きにくいので今の形になりました。
進捗の際にめちゃくちゃ褒めて戴けたコマです。
わたしの中で舌斬って黒羊さんに対してめちゃくちゃすご〜〜い複雑な感情を持ってるイメージで、舌斬からしたらもう黒羊様!!!って超絶リスペクトな存在なんです。
ほんとに神様、ほんと素敵!憧れ!重い感情!
ライクでもラブでもリスペクトでもなんとも言葉に形容詞し難い感情を持ってる、みたいな部分がありまして。
それを含めても舌斬と黒羊さんの絡みは絶対描きたい!!!って思っていたので満足です。
黒羊さんから見たら「あら、可愛い」くらいの軽めのな感覚で可愛がって戴けたらいいな、という印象。
16頁は死ぬ気で頭を悩ませたページ。
もう構図が浮かばなくて浮かばなくて、SNSのフォロワーさんに相談に乗って戴きました。
その構図が完璧だったのでそのアイディアをマジで使いたかったんですが、少しでも自分なりに工夫しないと…と思い今の形に。
ここが前半の山場でしたね。
18頁!
もう黒羊さんが出て来てから自分のペースを保てない舌斬は描いてて楽しかったです。
ただし黒羊さんの鱗の作業コスト…!
鱗はトーン消しゴムで頑張って作りました。
大ゴマのばらばらした感じがちょっとお気に入りです。
舌斬は慌てつつもネクタイをしめ直しています。
下の背景コマは描いてて楽しかったですね。
19頁の?→!コマは描いてて楽しかったです。
特に最初の方の🐯🐍はいつも距離感が近い、というイメージだったので、距離感がめちゃくちゃ近くても舌斬は照れていないんですが、後半は黒羊さんにペースを乱され、鵺鳴さんが煽るわで自分のペースが保てなくなってテンパった感じを意識しました。
ちょっと長くなったので、後半はまた後日にでもお話させてください。
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mae top tugi