ねた

▼2018/06/15:以蔵SS

※台詞バレを含むため追記にて
三椏のピンク脳が炸裂した結果です
R12orR15な雰囲気のSSですので閲覧にはご注意を


「夜、出歩けんようになるきのぅ」
最近カルデアに召喚された人斬り以蔵と名高い彼にベッドに押し倒されたマスターはただただ困惑していた。
その間にも彼女の上に馬乗りになりカルデアの制服に手をかける以蔵に待ったの声を掛けてみたところ、彼が首に巻いているくすんだ橙色の襟巻きによって手首を拘束され背中には冷ややかな汗が伝い落ちていく。

「以蔵さん冗談です、よね……?」
「冗談と取るか否かはおまんの自由じゃが……」
ぷちん、とブラジャーのホックが外されいよいよ貞操の危機を感じ取った少女の決死の抵抗に以蔵はさも面白そうに笑いを漏らす。
付着していた夥しい敵の返り血を拭ったというのに彼から発せられる濃い鉄の香りにじわり、と涙が滲んだ。
その涙を舐め取った以蔵は恍惚の表情を浮かべ、無力なマスターの唇を塞ぐと咥内を蹂躙し始める。

「さて……もう腹積もりも決まったじゃろ。観念してわしのモンになっちょくれ」
二度目の口付けはあまりにも優しく、彼の声が僅かに震えている事に気がついたマスターはそっと以蔵の首に腕を回すと触れるだけの口付けを贈る。

「……なるべく優しくするよう気ぃつける。辛かったら背中に爪でも立てても構わん」
密着した彼の下腹部が肥大化している事に気が付いた少女は瞼を閉じ、こくりと頷いた。

Prev | Next

極夜