ねた

▼2017/05/19:膝枕ねた

某所に挙げた弓ギルと子ギルのSS
元の字数制限によって短い

少女の目の下に出来ている薄い隈を撫でながら王は嘆息を漏らす。
舟を漕いでいた彼女を引き寄せると腕の中で即座に少女は深い眠りに落ちてしまった。
そのままベッドに運んでしまっても良かったのだが偶にはこういうのも悪くはなかろう。
膝の上に彼女の頭部を置き、艶やかな髪を愛でる。王の表情はいつになく穏やかであった。

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ぽんぽん、と膝を叩き見る者全てを魅力する極上の笑顔を浮かべている子ギルと彼の膝を見比べること数回。
「あの人の膝枕は良くてボクはダメなんですか?」
「いつギルの膝を借りて寝てた!?」
まあまあと彼女の体を拘束し(強引に)膝枕へこじつけた子ギルの幸せそうな顔に少女は諦めたように瞳を閉じた。

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極夜