▼2017/10/24:HF公開にちなんで桜ちゃん夢をry
いつもの様に不完全燃焼になってしまったので突然終わる
ごめんね桜ちゃん。ベタベタに甘やかすお話を書きたかった…
「……怒らないんじゃなくて怒る事が出来ないんだよ。自分が叱咤した事で大切にしていた人が離れていくのが恐ろしい、それなら相手が何をしても目を閉じて耳を塞いでしまえばいいっていう私のエゴ」
思い描いていた優しい先輩像が崩れて幻滅させちゃったかな。
しんと静まり返った屋敷の中で彼女は自嘲の笑みと共にそう続けた。
私に対しても勿論ながら長い付き合いをしている彼にも怒りの感情を曝け出した事がないと以前聞いたのをふと思い出して、その理由を問いかけた。
即座に開きかけた唇をぐっと噛み締めて目を伏せた後、彼女らしからぬ感情の伴わない声で淡々とどこか自身への嫌悪を滲ませながらそう答えた。
「特に桜ちゃんは妹同然に可愛がってるんだよ。だからこそ変に感情を曝け出して幻滅されたくないって考えちゃって……悪い事をしたら叱ってあげるのも愛情のひとつだと分かってはいるけど実行するのは難しいね」