BLOG:主に映画感想とか(ネタバレあり)

2025/04/18 - 配信(ネトフリ)

鯨が消えた入り江
トワウォの効果もあって日本未公開だけど結構話題に上がる本作

香港の人気作家のティエンユーは自分の作品が盗作と疑われ炎上したことから傷心となり、かつて文通していた相手から教えてもらった「鯨の消えた入り江」をめざし台湾へ
しかし到着後すぐぼったくりバーで泥酔しカモにされかけた彼をチンピラのアシャンという青年に出会い、鯨の消えた入り江を知るという彼に案内してもらうことに……

後半が少しン?となるファンタジー要素が出てくるものの、とても優しくちょっと泣けるロードムービーだった
一応ブロマンス映画らしいけど、他の人の感想もそうだけど明らかにそうなんだろうな。という映画だった、でも多分結ばれないからブロマンスという枠組みなのだろう。

アシャンは楽観的で明るくて如何にもなチンピラ
ティエンユーは真面目で大人しい普通の青年
時折ぶつかったりしつつも旅を続ける二人は次第に良さを感じ仲良くなる
初めの頃からアシャンは多分ティエンユーを知っているんだろうな。というのは結構仄めかされていて、ティエンユーは反対になんで気付かないんだよ!という感じだけど、まさか自分の持ってた親から貰った郵便受けが10年前のアシャンの物で、時間を超えて届いてるだなんて思わないよね

正直後半のその辺のファンタジー要素が上手く理解できてなかった
アシャンとティエンユーの郵便受けが繋がってるのはわかる
その次に過去に向けて彼は自分の言葉を変えるために台北にいくな。っていうのもわかる
だけどその時間軸の3年後、再会したシャシャがいてアシャンもいる世界線、アシャンがいるのはまぁ奇跡として、シャシャは死んでないのだから元のシャシャはどうなるのか?
その辺がすごく気になったけど気にしない方がいいのだろう

話は全体的に物静かで温かいけど優しい、ティエンユーの言葉を信じて希望を持って飛び出したアシャンに突きつける現実や彼のトラウマがとても悲しく、けれどティエンユーを見つけた時の輝きはきっと何者にも変えられない気持ちだったのだろう

アシャンはオカルトチックなものを信じるタイプに見えたがそれも最後の物語が紐解かれたから理由が理解出来る
ずっとティエンユーの言葉が大切で大事な彼は、幼い頃きっとあの文通が心の支えだったのだとよくわかるし、ティエンユーはそれらを理解してようやく彼を求めて走り出すのもいい

全ては遅いけど、またやり直しを始められるという終わり方は良かった、私が二次創作者ならあの二人の今後の平和日常回みたいな「きのう何食べた」みたいな話永遠に描きたくなるよ

犬かわいかった

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