雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
エリート金融員のデイヴィスはある日、交通事故に遭い運転席にいた妻は死んでしまう
しかしながら彼女が死んでも心が浮いたように悲しみを感じない彼は、義父の言葉をきっかけに破壊衝動に目覚め様々なものを破壊していく、その中で出会ったシングルマザーのカレンとその子供クリスに出会い友情を育む、日に日に破壊衝動を増し不安定になるディヴィスがある日自宅を破壊した際に妻のメッセージを見つけて…
ヒューマンドラマというか、すごく理解できる物語であった
主人公のデイヴィスは基本的に何事にも無関心で、それゆえに妻を失ったあと世界に面と向かうこときなりそれが破壊へと繋がる
破壊する中に何かを探すようなその姿は悲しくも哀れな姿だ
周りが妻を失った可哀想な男だと目を向ける度に彼は居心地悪く感じたように何かしらに手を伸ばしてしまうのは、心の穴を刺激されるからなのだろうか
実際問題近すぎて見えないということがあり、ディヴィスはそうだったのかもしれない
最後に彼女への愛をおろそかにしていた。と認める姿やストーリーが進む事に妻を思い出したり考える彼は「愛してなかった」というものの、こちらからしてみれば深く愛してるように感じられた
愛とはとても不思議なものであり、当たり前になってきて見えなくなるが、実際は相手と過ごす時間、触れる時間全てが相手への愛情だがそれに気付けなくなるというのも普通のこと
そしてこのストーリーにはそうしたデイヴィスの人と異なったような冷めた部分と別に少年クリスが同性愛者かもしれないという問題にも触れる
近頃見てて思うけれど私はこうしたマイノリティの話が好きなのか?感想が下手なのについついみてしまうし、どことなくすきだと思ってしまうのだ
クリスは浮いた存在の生意気な子供だけど、それでも彼なりにその世界から浮いていることに悩むし、同性愛について戸惑いも感じていた、そんな彼は現実を教えられることになるがデイヴィスの出会いや母の向き合った姿を見て変わってくる
人はみんな綺麗じゃないし、綺麗事だけの世界では無いからこそ
それぞれの生き方や感じ方があるんだと伝えてくれる映画でした。