教皇選挙
あらすじ
ある日ローマ教皇が心臓発作によって亡くなる、その為次の教皇を決めるための教皇選挙(コンクラーベ)が始まる、選挙の進行役となる首席枢機卿ローレンスは信仰に不安を抱いていた、様々な思考思索が飛び交う中、教皇選挙は幕を開ける…
言葉にならないくらいすごい作品でしたね
脚本家は「裏切りのサーカス」で有名なピーター・ストローハン
とにかくどんでん返しがすごく上手い脚本家で有名であり、自分はまだ裏切りのサーカスが見れていないのですが今作で期待値が跳ね上がりましたね
"どんでん返し"というのは作品感想に使うのはあまり好きではなくて、よく予告編とかテレビの広告などの謳い文句で使われる度にチープに感じるからなんですけど、これはもうこの言葉を使わざる負えない作品でございました。
とにかくキャラクター全員の立ち方が素晴らしい
序盤は少し自分は眠気と戦っていたこともありあまり入ってこないのですが、教皇選挙が始まったらもうこれこそ戦いなのか?と感じるほど
それぞれの思想思考が飛び交い、ペリーニもローレンスも口先でははじめ「教皇なんてなりたくない」とはいいつつも、根底では自分がなったら…なんて思ってしまったり
それぞれがそれぞれの信仰心や宗教観を抱いてるのもとてもよく、そして所詮彼らは神の使いでもなく、あくまで神を信じるだけの人間でしかないのだという描かれ方も良い
次々と説き明かされる有力者たちの闇や裏に思考、そして意外なる結末
とにかく最後の落ちがあまりにも驚く展開であり度肝を抜かれた、そりゃあもう脚本家賞とるわ…って感じ(すごく幼稚な感想で申し訳ないけどあまりにも多く語れない)
映像は地味だけど緊迫とした空気感は唾を飲むことさえ躊躇われていくし、前のめりになって見てしまうほど(例え話)
最後の最後まで本当に夢中になってかじりついた映画だったし、ちょうど先日教皇選挙が実際にあったというのもまたこの作品をおいしくさせましたね。
公開当初にいけなくて、もうだめか…と思っていたので映画がまだまだ上映続いていて本当によかった、やはり映画館しか勝たん🫶