BLOG:主に映画感想とか(ネタバレあり)

2025/06/24 - 配信(アマプラ)

ルージュ
あらすじ
1987年香港、新聞社に務める青年ユンは同じ会社のチョーと恋人であり同棲をしていた、ある日の夜ユンの元に古めかしいチャイナ服を身にまとった美しい女性ユーファが現れる
彼女は恋人を探しており、新聞に広告を貼りたいというがその一風変わった姿や言動に不思議がっていれば、彼女はなんと53年前に亡くなった幽霊であるという
ユーファはか遊女の売れっ子娘であり、そこで出会った問屋の息子十二少に出会い激しい恋をする、しかしながら身分違いの2人は周りに認められず従姉妹と結婚が定められた十二少と愛人であれば傍に居ることを許されたユーファは無理心中をした
しかしながら何年経っても地獄の入口に現れない十二少を探すために彼女は現世に現れたのだった。


ロマンティックファンタジー映画はあまりみたことないんですけど、やはりイメージするとしたら【ゴースト・ニューヨークの幻】ですよね。

この時代の香港映画って本当に面白いと思いつつアクション映画はあまりみていないことに気付きつつも拝見した本作
何も知らずに見ていると特段顔のいい男、そう…そうなのだ…レスリー・チャンである!!!!!!!

この作品は女の愛憎や独占欲に約束といったものがテーマとなっており、ユーファの一途さや愛らしさが後半になればなるだけ相まってしまう作品で、そしてその反面十二少という男のズルさというのもある

とにかくレスリー・チャンだからこそそのズルさというのも納得できる、甘い顔に甘い言葉、無邪気に笑って愛情を向ける十二少は本当にユーファを愛しているのだろうけど問屋の息子である彼は家業を引き継ぐことも相まって遊女を本妻に貰い受けるなど言語道断だった

大体別れさせたりするだろうけど十二少の母は一時的な恋であり、愛人であれば構わないというあたりそれなりに柔軟な思考の方(いや彼女自身似たような経験をしてきたからかも)と思った

けれど彼の愛を独占したいユーファは当然納得がいかず、ほかの女の物になるくらいならいっそ一緒にと願うのも愛であり、無理心中をしてしまう身勝手さにチョーは怒ってしまうし
かつて愛し合った者が無理心中をしたことに、ユンとチョーは愛し合ってても無理心中なんて出来ないというけど、彼女の気持ちを理解した時、互いに君となら無理心中してしまう。という変わり方がよかった

とにかくユーファの愛が可愛らしく切なく、結局無理心中の際に生き延びてしまったものの荒んだ生活をしており、ある意味残されてしまったがゆえなのかもしれないと感じられるもので、ユーファはただ十二少に一目会いたかった、ただ本当に地獄の入口で50年以上待っていただけの深い愛を持つ人であると描写されて終わる最後

切ないけれど愛の深さや愛おしさを描かれ、そして個人的にアヘンでキマってるレスリー・チャンは大層美しかった

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