脱走
あらすじ
軍事境界線を警備する北朝鮮の部隊。まもなく兵役を終える軍曹ギュナムは、自由を求め韓国への脱走を計画。ついに決行しようとするが、下級兵士ドンヒョクに先を越され失敗。更にギュナムの幼馴染で保衛部少佐のヒョンサンは、脱走兵を捕まえた英雄としてギュナムを祭り上げ、前線からピョンヤンへと異動させようとする。迫る脱走のタイムリミット!ギュナムはヒョンサンの目を盗み、再び軍事境界線を目指して決死の脱出を試みるが、予期せぬ困難が立ちはだかる!果たしてギュナムは生き延びることが出来るのか!?(公式サイトより引用)
【予告】
ここ最近公開されてる韓国映画が面白い!とのことで早速見に行った脱走
正直なところキャラの掘り下げなど色々物足りないものの、映画全体を通しては飽きることなくサクッと見れる映画でした
開始早々から走り抜けるギュナムのシーンで、いきなり脱出目指す系なのかと思えば地雷などが設置されているので度々それをメモしてと用意周到に
正直自分は脱北という言葉は知ってても何故そこまでしなければならないのか、なぜ逃げだしたいのか。ということはあまり理解していませんでした
というかアジア映画を見ていると洋画とは違い各国のそれぞれの本質?や監督自身の感じている息苦しさ等がより描かれているのだなと感じ、けれどそれは近頃の洋画だと「ノー・アザー・ランド」やインド映画の「きっとうまくいく」などでも感じられるものなのかもしれません
少し話は脱線しますが映画というものは本当にその"国"を感じられるひとつの娯楽であり歴史であり言葉であると思っています
本作『脱走』は主に北朝鮮で両親もいなくなり天涯孤独な貧乏な主人公には夢もなく軍にいることしか出来ないからいたものの、そのまま残れば彼の自由はないから飛び立つ
実際先日見た「後悔なんてしない」でもありましたが、金持ちは自由貧乏人は選択権はないといった表現があるように描かれるところもあり、主人公ギュナムがかつて兄貴と呼んで慕っていたヒョンサンはかつてピアノのプロであるが、その国での自由が得られずに軍人への道を突き進む結果となっていた
それぞれのキャラクターの掘り下げはちょっと足りないもののそれぞれが自由を求めて出来ないこと
そしてラストシーンでボロボロで瀕死のギュナムがようやくたどり着いたところを見送るヒョンサンのどこか羨むような眩いようなものをみる眼差しなど
少し観客に委ねるシーンは多かったり言葉足らずなところはあったりしますが90分程度の映画なのでご愛嬌でしょう
サクッと見れてハラハラできるスリリングなアクション脱走映画、是非手に汗握ってみてくださいませ
正直思っているよりも見に来ている人がいてビビっちゃいました(平日)