サイコマン2

※リクエスト

「…はぁ」

深い溜息と共にあからさまにガッカリしたような表情を浮かべるサイコマンに何をしてしまったのかとティアは不安を抱えた表情を見せた、幾度も愛し合った中で今更何か思わせることがあるのかと思う中で彼はその骨張った長い指先でティアの下着の肩紐を撫で、ゆっくりと中心のカップ部分を撫でると

「な、何か変?」
「変じゃないですよ、別に至って普通の、平凡な下らない下着だな…と」

あまりにも冷たいサイコマンの声は何度か聞き覚えのある声色であり、それは大抵ティアに対して残念がっている時である、彼女は仰向けに寝そべった自身の体を見下ろして下着を見つめた、至ってシンプルな装飾も柄も色もないグレーのブラジャー、それの何が悪いんだかと彼女は見つめていればサイコマンは冷たい声を出した

「いつもこれじゃないですか、つまらない」
「つまらないったってそれしかないし…別に今まで言わなかったじゃん」
「貴方が料理以外に無頓着なことは知っていますよ、でもデートなら多少気合を入れるかと思えば私のあげたものばかり、下着もたまには勝負下着かと思ったんですがその様子もないし」

あまりの彼の言いぶりにティアは確かに自身が料理以外に趣味がないことは勿論のこと、彼らと生活をする中で無駄を省く為に最低限のもの以外を買うことは無かったがそんなふうに思われていたなどショックなものだった
思わずベッドから起き上がり向かいに座るサイコマンをみては衣類を手繰り寄せたティアは彼を見つめた

「…そ、そんな風に言われるなら今日はしない」
「ティアさん別に私は怒ってる訳じゃ」
「私が怒ってるの、たかだか下着ひとつでそんなに言われるだなんて」

確かにサイコマンはどれだけ自身の研究や仕事で時間を取られ多忙の身であれど身なりを気にするタイプだ、それに比べティアは女性でありながら最低限の身なりだけであるが人並みの感性は持っていた為デートとなれば気合を入れていたがサイコマンはそれでも気に食わないという態度に彼女はムッとした態度を表に出してしまう

「私だって…サイコマンの為に努力してる」
「すみません、言い過ぎました」
「いいの、でも今日はそういう気分じゃないからごめんなさい」
「構いませんよ、私がお茶でも淹れてきますから少し話をしましょう、楽しい話を」

そうした紳士的な彼の対応にティアは自分があまりにも子供じみた態度を出してしまったと後悔しつつも部屋を出ていった彼を見て深いため息をついた、自分の体を見下ろしてはそこにある上下さえ揃っていない無地の下着は確かにあまりにも魅力がないなと感じつつ彼の意見を素直に聞くべきなのかもしれない…と反省したのだった。


「とはいえ、急すぎたかも…やっぱりやめておこうかな」

あれから数日後、女中としての仕事が休みの日に珍しく地上に出たティアは私服姿でとある店の前で落ち着きの無い様子であった
煌びやかなランジェリーを身にまとったマネキンがディスプレイされたその店にティアは長年縁がなく今どきはこうなっているのかと驚きを隠せずにいた、数日前のサイコマンとの下着の問題は何事も無かったようでその実ティアは真剣に考えた
愛すべき彼をこれ以上ガッカリさせない為にももう少し年相応の大人びた自分を見せようと、そしてあわよくば彼に褒めて貰えれば万々歳という下心があるが目の前の煌びやかな店を見ては思わず足は逃げ出そうとしてしまう

「でもこれもサイコマンの為…ええいままよ!」

そうして勇気をだして踏み出したあと彼女は後悔した、所詮ただの布切れを選ぶだけにあんなにも苦労するなど知らなかったからだ。


サイコマンにとってティアの身なりは正直なところはどうでもよかった、しかしながらダイヤの原石だと感じるような自分にとって特別美しい彼女が何もしないままでいる事は勿体なさを感じた
自分色にコーディネートして染め上げた彼女の美しさに何度胸を弾ませて喜んだかを彼女は理解していない、いや…今後も知ることは無いだろう。

隣に腰かけて静かにテレビ画面を眺めるティアが自身に体重をかけてくることは甘えの証拠だと理解していた、互いに身体を重ね愛し合ったのは先日の下着の話の時に出来なかったこともあり二ヶ月近くは開いている状態でサイコマンも隣にいる彼女に触れたいと感じていた
優しく彼女の膝に置かれた手に自身の手を重ねれば指が絡められ静かな彼女の反応に微笑ましく感じては無言で抱き上げてはベッドへと向かった

「珍しいですねティアさんからのお誘いだなんて」
「最近シてないから、嫌だった?」
「まさか、嬉しいですよ」

頬を赤く染めあげた彼女の勇気を持った誘い方を喜ばない男がいる訳ないだろうとサイコマンは告げてベッドの腰かける彼女の頬に手を伸ばして唇を重ねた、どこに行くわけでもなくとも二人で過ごすとなればメイクをして彼女なりのオシャレをする健気さが愛らしくて堪らなかった

「んっ…♡」

小さく漏れる彼女の声にサイコマンは薄く開いた唇に舌を差し込みつい逃げてしまおうとするその小さな舌を捕まえては何度も舌先で撫でてやった、元より体格差があるもののそれは口の大きさひとつでもそうであった
初めて口付けた時感じた小さな唇は驚きを感じつつも夢中であり、サイコマンの胸に手を置いて懸命に応えようとするティアの反応に自然と彼も雄としての本能を刺激された

「はぁ……はぁ……サイコマン♡」

蕩けた女の目をする彼女が自分だけのものだと感じる度に優越感に浸ってしまう、始祖達は平等だとしても彼女を手にしたのは自分だけでありその彼女を自分色に染めあげることが出来るという事実はサイコマンを悦ばせた
深い口付けに息を整えるティアが胸元に倒れ込むのを優しく抱きとめて頭を撫でてやれば僅かに見えた表情は嬉しそうでそうした僅かな反応さえ彼が嬉しく思えるものだった

「ティアさん服を脱がせてもいいですか」

いつも通りの問いかけにきっと彼女は普段通り頷くだろうと思いにこやかに眺めるも今日ばかりはその答えはすんなりと出てこずに彼女はフリーズしたように動きを止めていた

「ティアさん」

間を開けてもう一度問いかければ彼女はますます顔を俯かせては「電気を消して欲しいんだけど」と消え入りそうな声で呟いた
今までも何度かそうした反応はあれどサイコマンはそれを無視してきた、それは雰囲気で流せるものだったからだ、しかし今日のティアの恥じらいの態度から素直に聞いてやるべきだと判断してはベッドサイドにあるリモコンで部屋全体の電気を消せば部屋は真っ暗なものへと変わってしまう

「これでは全く見えませんからそこのライトをつけていいですか?小さいものですから恥ずかしいかもしれませんが先程よりマシでしょう」
「それくらいなら…いいけど」

絞り出た言葉に苦笑いを浮かべ今日の彼女は本当に何を考えているのか分からないと感じてはベッドサイドの小さなライトを付ければ枕元を中心に天蓋の中が明るくなる
ベッドの上で自分の体を抱き締めるティアはやはり俯いたままでサイコマンは自身が事を急かしすぎたのか、はたまたやはりそんな気分では無いのかと悩ましく感じた

「気分じゃないならやめておきますか?」

別に恋人だからとその行為をすることは必要不可欠ではない、サイコマンは彼女を愛したいとは思うが無理強いするつもりは無い
普段通りお茶をしてゆっくりとした時間を過ごすだけで心地よいものだからだ、しかし彼の言葉を聞いたティアは思わず顔を勢いよく上げてサイコマンをみつめた

「やめなくていい!」

声を荒らげて制止する彼女に今日は一体全体どうしたものなのかと目を丸くしてみつめれば彼女も思ったよりも出てしまった声に気恥しさを感じた

「…らしくないですねティアさん、何か悩みでも?」
「悩みというか、今からスるのは全然いいんだけど」
「けど?」
「絶対からかったりとか、茶化したりとか、反対にダメ出しとかもあんまりされたくないっていうか」

ここまで前置きが長い彼女に珍しさを感じてそこまで言うほどとなれば一体何かとサイコマンは呆れつつ「約束しますよ」と告げれば彼女はサイコマンから与えられたワンピースのボタンをゆっくりと外した
ひとつ、ふたつ、みっつと外して緩んだ胸元から腰のファスナーへ移動して下ろされる、普段服を脱がせることもサイコマンの楽しみだが今日はティアの好きにさせるべきだと静かに眺めた
自分の与えた服から晒される無垢な肌は相変わらず美しいと眺めペチコート姿の彼女を見つめた、迷いを含めた羞恥の瞳が彼を捉えていることに何かしらがあるのだとゴクリと唾を飲めば彼女は下着を守るためのソレを脱ぎ捨てた

「……」

サイコマンはティアを褒める時、自然と言葉が口に出た
誰かをからかう時だって、嘘をつく時だって、比較的彼は口が達者でまるで飴を舐めるように言葉は簡単に出ていくのに今目の前の恋人を前にしては彼はいつもの張り付いた笑みも失って静かに見つめた

「…なにか、いってよ」

白い下着に金色の刺繍がされ胸元には赤い石が控えめにひとつ、上下の揃ったその下着は彼女のサイズにしっかりと合わさったものであり自然に華やかにされた肉体に彼は声が出なかった
そんなサイコマンの反応に耐えられずにティアが赤らんだ表情で彼を見つめて声を出すものの彼はそれでも声を失っていた

「これ、は」
「前回下着がどうのって、話をしたから…買ってみたの」

ネットショッピングではなく店頭に行って何人ものスタッフに今回下着を買うに至った経緯まで説明して選んだその上品な下着は彼らに出会う前のティアならば普通だったが、あまりにも自分に無頓着になりすぎた彼女はそれさえ派手で上品だが挑発的では無いのかと感じた
他に提案された下着はもっと過激なものばかりだった為、上下揃って普通の下着らしいと感じたコレはまさにサイコマンのお眼鏡に適うものだといい。とおもったのだ

「…やっぱり、こんなのじゃ普通だよね…おっ面白くないよね」

ランジェリーショップに並んだ下着、それも恋人に向けてと勧められたものとは圧倒的につまらないものだとは理解していた
それでもティアなりに努力をして選んだものだった、何処となく彼を連想する美しい色形の下着はティアの小遣いでは少しだけ痛手ではあったのも事実だ
けれどそんな彼女の反応も届かずに無言のサイコマンにティアは次第に羞恥にのまれてしまう、自分だけが悩みそしてこんな挑発的な子供じみた真似をしたと気付いては羞恥心が全身を駆け回る

「ごめんなさいやっぱり変だよね、センスないやごめん」

近くにまだ置かれたままのペチコートを慌てて手に取って逃げ出そうとするティアの手首を何も言わずに掴んだサイコマンは体制を崩した彼女の上に多い被さり何かを告げる彼女の唇を塞いだ

「サイ…んっ、ぅ♡ん…ぁ♡」

掴んだ衣類を奪われベッドの下に投げ捨てられ、頬を両手で包まれて何度も深い口付けを交わした、彼の舌が口内を支配し唾液が絡まり黒いリップが彼女に付着するほど、どれだけ長い時間を口付けていたのかと思える程重なった唇がようやく離れる頃互いに荒い息を吐いて目を見つめた

「とても綺麗です」
「…ぁ」
「本当に、たかだか布切れ一枚だと思うかもしれませんが…どうしようもなく昂ってしまう」
「ん…」

首筋から肩に鎖骨に胸元にと唇が優しくなぞるように落とされ、ティアは堪らずに目を細めてみつめればサイコマンは嬉しそうな普段の張りつけた笑顔では無い柔らかな笑みを浮かべていた

「本当に綺麗ですよ、脱がせたくない」

肩紐を撫でてその下の肌を舐めるサイコマンにティアは背筋がぞくりと震えた、色を含んだ彼の眼差しがあまりにも妖艶でたかだか布一枚を纏っただけの自分とは遥かに違う美しさがあるからだ

「そのままでもいいよ、サイコマンがそうしたいなら」
「痛むでしょ、せっかく買ったのに勿体ない」
「……今度は、あなたが選んでくれたらいい」

それは遠回しなデートの誘いだった、元より単独で地上に赴くことの多い彼とは一度ゆっくり地上で時間を過ごしたいと考えていたティアにとってそれがどんな理由であれ二人きりで過ごせるのならば嬉しかったのだ
顔を赤らめた彼女の勇気ある一言にサイコマンは目を丸くした後に堪らずにいつも通りの笑みを浮かべてしまう

「本当に可愛い人ですね、ではお言葉に甘えさせてもらいます」

手袋を外した彼の指が胸元の赤い宝石を揺らしたことに胸を高鳴らせたティアはこくりと頷いて彼の手を取り頬に寄せた、まるで愛して欲しいと願うように。

「はぁ…甘い香り、コロンも付けたんですね」
「ぁ、うん……前に、貰ったから、ぁ」
「私の服を着てコロンをつけて、私のために選んだ下着を着けて、一体私をどうするつもりなんですかねぇ」
「どうしたいって、別にそんなつもりじゃ…あ♡」

下着の上から胸を撫でるサイコマンは普段よりも興奮した様に感じたのは彼の手つきが性急かつ普段よりも僅かに力加減が強いものだったからだ、始祖の中でも一番握力の強い彼が人間であり女性のティアに触れるとなれば一体どれほど加減しているのか

「柔らかいあなたの胸がここに隠されているとなると見たくなりますね、どうしましょうか」

下着の上から全体を鷲掴み形を変えるサイコマンにティアも同じように興奮しては直に触れて欲しいと願い彼を見つめながらもまだその下着姿を見ていて欲しいとも感じた

「こう…じゃ、だめ?」
「………」
「サイコマン?」
「…今日のあなたには勝てそうにないですよ」

恥ずかしながらもティアはブラジャーのカップに人差し指を差し込んでは彼を誘うようにずらしては自身の胸を見せつけた、白と金に縁取られた下着の下から現れる何度も愛してやった彼女の乳房にサイコマンは唾を飲み込むと堪らずに顔を寄せた

「あっ♡」

チロチロと舌先で触れたかと思えばパクリ♡と食べられ彼のぬるい口内で嬲られる感覚を感じるティアは思わず身動ぎしてしまうもサイコマンはそんな恋人の反応をみては笑みを浮かべてもう片方の乳房に手を添えた

「ひゃんっ♡っあ♡」

大きく揺れた彼女の躰にニヤリと笑みを浮かべるサイコマンは口に含む乳頭を甘噛みし手で遊ぶ側を指先で軽くつねってやれば彼女は甘い声を上げて喜んだ
それを皮切りにサイコマンは執拗に彼女を責め始めてはティアは逃げることも出来ずにサイコマンの後頭部に腕を回しては彼を抱き締めた、大きな鍔のハットが互いの距離を邪魔だてることを理解して尚も外さないのは彼がまだそうしないからだった

始祖の中で誰よりも力の使い方を理解している彼ゆえに細心の注意を払ったその手つきはとても優しく彼女を快楽に突き落として行く
たっぷりと丁寧に両方を可愛がられたティアは小さく肩を震わせてはサイコマンを胸に抱きしめた

「もっ…ぉ、そこいや…」
「我慢出来ませんか?」

顔を上げてそう問いかければティアは気恥しさに目を閉じてコクリと頷いたことに素直な恋人にしょうがないかと「ではココは一旦おしまいですね」とわざと先端にキスをしてやり、彼女よりも遥かに巨大な手がスルスルと薄い女の腹を撫で下に落ちては下着のレースを撫でた
軽く揺れたチャームを指先で遊びつつも我慢が出来なそうに足を擦り合わせた彼女を見ては焦らすのも良くはないと人差し指が下着の上から割れ目を撫でた

「あ…♡♡」

くちゅりと厭らしい女の音と声が鳴りサイコマンの口元は緩んでしまう、往復するように下着の上から撫でてそしてら軽く押せば指は水分を含んだ下着に沈んでしまう

「うぅっ♡」
「こんなに濡らして、興奮してるんですね、かわいいヒト」
「サイコマンが…気持ちいいこと、するから」

赤く染めた表情でそう告げる彼女に照れくさく感じるものの恋人に尽くしたい気持ちは本音であるためサイコマンは彼女の頬に唇を落とした

「私のためにしてくれたんですから、沢山愛を伝えたいんですよ」

甘い優しい言葉にとろけたティアは返事も出来ずに俯いてしまえば、そうした照れ隠しの姿さえも愛おしいサイコマンは下着をズラしては指を侵入させた、生い茂った毛を撫でて確かめるように全体に触れてはピクリと反応する彼女の陰核をいたずらに指の腹で撫でてやる

「ンッ♡」

肩を震わせて小さく声を漏らす彼女の反応を見ては濡れた場所から蜜をすくいゆっくりと教えるように指の腹で塗るように愛撫しては、顔を赤く染めてますます顔を背ける恋人に頬を緩ませる

「いつもより硬く反応してますよ、気持ちいいですか?」
「やっ…ぁ♡」
「ヤダだなんて、私は聞いてるだけなのに」
「っ〜♡あぁっ♡ダメっ、あ♡♡」

照れ隠しの言葉を呟く彼女が喜ぶように撫でる指を早めてやれば足に力が入るもののサイコマンは逃さぬように身体を彼女の足の間に入れては下着の中で彼女をいじめた

「気持ちいいですか?」
「あぁッ♡♡きも、ちいの♡きもちいいっからぁ♡♡」

女の弱い場所だと知っているサイコマンは骨張った指でそこをしつこく責めてやればティアは彼の胸を押して逃げようとするも駄々をこねる幼子を押さえ付けるように彼は身体を寄せてより激しく指を動かしてやった
ちゅこっ♡ちゅこっ♡と撫でられた音が聞こえる事に互いに興奮し、ティアがますます快楽に身を縮める姿を見ては指を早めればいよいよ耐え切れずに絶頂を迎えたティアが「ひゃあッッあ♡♡」と高い声を上げて身体を震わせた、ひくつくソコを感じつつもゆっくりと動きを止めてやったサイコマンは下着から手を抜いてティアの顔に寄せて目の前で愛液をまとった指を舐めてやった

「気持ちよくなって頂けてよかった、もっと致しますか?」

耳元で低くねっとりとした彼の特徴的な声が響くティアはサイコマンに抱き締められては声も出せずにいるものの、僅かながらに頷いた

「あ〜っあ♡♡ひぁっ♡っあ♡」

腕枕をして横に寝そべるサイコマンの手は彼女の下着の中に潜み、その下では激しく彼の指を求め受け入れていた
耐えきれずに溢れた声を心地よく聞くサイコマンは時折口の端から溢れる彼女の唾液を舌先で拭い口付けては度重なる絶頂で狭まるソコを充分な程に解した、蕩けた彼女の顔を覗き込んでは嬉しそうな表情を浮かべるサイコマンはティアが喜ぶように指でかき混ぜた
用意した下着はもう意味もなさないほどに汚れ、さらには彼の大きな手によりゴムも傷んでしまうため無駄なものになるかもしれないものの二人にはそんな事はもう頭から消え失せていた

「さいこっ、イク♡♡イッちゃう、からあ♡♡」
「ちゃあんと見ててあげますからね、乱れたティアさんをたっぷり見せてください」
「ほっ、ぉ♡♡ンッ"ぅ〜〜〜♡♡」

背中を弓なりに反らして絶頂を迎えたティアが下着を激しく汚しついに受け止めきれない布から溢れた彼女の愛蜜がシーツを汚す、ハァ…ハァ…♡と焦点も定まらぬ瞳で天井を見つめる恋人をみつめてはサイコマンは彼女の上に乗っては自身の服を脱ぎ去りズボンのベルトを外した

「あっ♡♡」

布越しにもわかる興奮しきったサイコマンのペニスに思わず声を漏らしたのは期待していたからだった、乱れた姿も自分のためにめかしこんだ姿も全てが愛おしさと興奮に変わったサイコマンは限界だと言わんばかりに普段よりも荒々しく衣類を脱ぎ去りそしてその身体に見合ったモノを見せつけた

「あぁティアさん、貴方があんまりにもかわいい姿を見せるから私興奮しましたよ」
「…あっ♡」
「こんなに汚れてるんですからこのまま隙間から挿入しちゃいましょうか、かわいい私の為にラッピングした貴方を食べられるだなんて興奮しちゃいます」

下着の上から押し付けた彼の先端からは既に我慢の限界だと物申したげな透明の体液が漏れてティアの汚れた下着をさらに汚す
押し付けられる事にその興奮に充てられたティアもまた自然と腰を揺らして彼を求めてしまう、口にせずとも彼を求める姿に笑みを向けるサイコマンは意地悪に彼女の下着の上から刺激をするだけだった

「いいんですか?汚れちゃいますけど」

折角用意してくれたのにと態とらしくいう彼にそんな意地悪は要らないのだから早く愛して欲しいと願うティアの思いは届かずジリジリと互いの熱だけが睨み合う

「…もぉ…いいから♡」

緩く開いた足に下着をずらして雄を求める場所をみせつけたティアにサイコマンはゴクリと唾を飲みその喉仏を鳴らした

「意地悪が過ぎましたね、ちゃんとシテあげますから…ねっっ!」
「あ""ッ♡やんっ♡〜〜ッ♡はぁ♡あ"♡♡」
「奥まで簡単に挿入っちゃいましたね、あぁもう仕方ない」

腰を掴み再奥まで何度も突き上げるサイコマンにティアは耐えきれずにシーツを掴み彼を見つめるものの、サイコマンの眼差しも普段よりもずっと興奮しているものだった
たかだか布切れ一枚だというのにここまで喜ぶなどとティアは思いながらも悪い気にならないのは彼が素直に褒めてくれるからだった

「あ"ッ♡おくっぅ♡♡あ"ぁ"ッしゅきっ♡しゅ、き♡♡」

サイコマンは自身が普段皮肉屋であることを理解していたもののこうして恋人に素直な言葉を与えれば素直になることを熟知していた
気付けば繋がりあってから自分の上に乗せた恋人が必死に腰を振る姿をみては胸元のチャームが揺れることに心地良さを感じて指先で撫でればまるで子犬のようにキスを求めるのだから愛おしくてたまらなくなるのは無理もない

「すき♡だいしゅき♡さいこ♡さいこ♡」
「分かってますよ、ほら気持ちよくなりましょうね」
「ひゃあい♡♡っん…ッく♡♡うぅっ♡♡」

普段の下着自体も興奮しないわけではないがたかだかこんなものにと自分の単純さに呆れつつ自分も所詮はただの男であるのだとティアと交際をしてから思うのは何度目なのか
上に乗り動くことに疲れきった恋人が倒れ込むのを胸で受け止めて優しく自ら動いてやれば身体を震わせた恋人が胸の上で小さく鳴く声に心地良さを感じる

「お"ッ♡お"ッ♡しきゅ、ぅ♡♡あたりゅ♡♡」
「ティアさんの一番好きなところでしょう?一緒にイキましょうね」

彼女の小さな臀部を掴んで激しくバチュンッ♡と叩きつければナカが喜びに震えるのを感じつつその唇に噛み付いてサイコマンはラストスパートにかけてやった
手に感じるのは生身の肌ではなく心地よいサテンの生地だと感じ、胸に当たるのは柔らかな旨ではなくワイヤーの入ったしっかりとした刺繍もされてあるブラジャーだと

「サイコ…、ぁ♡すきっ、だい…すきぃっ!!♡♡」
「あぁ私もですよっ…〜ッ!」

愛を伝えることが合図のように互いに絶頂を迎えては迫り上がる強い快楽の反動で現れる倦怠感に流石のサイコマンも「ふぅ……」と声を出してしまう
胸の上に寝そべる恋人もまた身動きが取れずにいるのかと頭を優しく撫でればサイコマンの方を見つめた

「どうかしましたか?」
「…ううん、気に入ってくれよかったって思ったの」

とっても緊張したから似合ってないしどうしようかと思ったと色々な思いをさらけ出す恋人の言葉は全てサイコマンに向けた愛の言葉であり、全て彼のための行動と姿なのだと思えばますます胸が暖かくなる

「っ♡サイコ…あの、なんかまた…大きくなってるような、あとその…おしり掴んでる?」
「……私の為に用意したんですからまだ楽しまなきゃでしょう?」

まだ前座ですよ。という彼の言葉に顔を青白くさせたティアはしっかりと彼からの愛を受け取る形になるのだった。


「こっちと、こっちどっちがいい?」
「強いて言うなら黒ですかね、先日白を買いましたし」
「そっか、試着してくるね」
「では店外で待っています」

あの日以降地上でのデート先のひとつにランジェリーショップが入ってしまった、内心恋人とはいえ男がこんな店にいるのは喜ばしくないのだと感じつつも店内にはカップル歓迎という張り紙がされているのであれば多少は罪悪感もマシになるというものだ
ティアの下着は相変わらずつまらないシンプルなものばかりではあるものの多少刺繍がついたものやもう少しだけ高級感のあるものに変わったことはサイコマンのお陰だ、この後のデートはどうするかと思っているのも束の間に名前を呼ばれれば小さな袋を片手に戻ってきた恋人が立っていた

「買えましたか?」
「うん、もうひとついいのあったから買っちゃった」
「なるほど、悩んでたやつですか?」

先程何度も見比べていたシンプルなデザインのものかと問い掛けたもののティアは黙りこくってしまいどうしたのかと思えば彼女は顔を俯かせて呟いた

「……ちょっと、セクシーなの」

さっきサイコマンがみてたやつ。といわれた言葉に冗談で似合うと伝えた店内にあった総レースの如何にも恋人のためのランジェリーを思い出しては思わず固まってしまう

「ほっほらそろそろお茶行こうよ、喉乾いちゃった」
「えぇそうですね…えぇ、そりゃあ勿論いきますとも」

手を取られ現実に戻されたサイコマンは彼女にいつ来てくれるのかどんな感じなのかと聞きたいことは沢山あれど、近々見ることが出来るだろうと期待をして自分のためにラッピングをする彼女を考えては喜びに頬を緩めるのだった。

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