悪魔将軍
「なんですか…これ…」
全くもって理解不能だと主人を睨みつける人間の娘、ティアの態度にさして反応を示さずに主人である悪魔将軍はただ静かに「制服だ」と告げた
ティアはその言葉に自身の足先まで眺めては今見につけているクラシカルなメイド服が制服だというのは理解している、何故なら悪魔将軍にメイドとして雇われているのだから当然そうした服装が普通だということは認識していた、しかしながら突如手渡された紙袋から取り出したそれはあまりにもチープであり俗物なものに感じられた
「まさかこれを着ろというつもりです?」
「そのつもりだ」
「一体どこからこんなもの入手したんですか」
まさか態々作らせたり買ったのかと思えば彼は平然とした態度でアシュラマンから貰ったのだという、その言葉にあの魔界の王子は頭がおかしくなったのだろうかと一応身分は下でありながらも思ってしまった
「彼奴の所の若い使用人達の新しい制服が好評だと聞いただけだ」
「あぁそうですか、こんな短いスカートで仕事なんて私は出来ませんありがとうございました。それでは業務に戻ります」
アホらしいと彼女は手渡された制服を袋に入れ直しては悪魔将軍に押付けて部屋を出ようとした刹那だった、鈍い音が聞こえ思わず後ろを振り返れば服の裾を握る主人がいた。口元も見えない分厚い銀色のマスクをつけているはずだというのに笑って見えるのは何故かと感じつつ背中がえらく風通しが良くなったことに本当にこの人は強引だと睨み付けた
「部屋に戻ろうにもその姿では戻れぬだろう」
アシュラマンの城にいる"若い"使用人たち。という言葉の中には自分は含まれないのだぞとティアは内心文句を吐き出しつつも悪魔将軍の私室の奥にある洗面所にて着替えていた、脱ぎ去った制服の背中の部分は残念ながら縫い直すことも不可能な程にボロボロの状態であり替えが多い訳でもないのにと更に文句がこぼれそうになりつつも渡された新しい制服を広げてはやはり深いため息をついた
「…これでいいんですか?」
「あぁよく似合っている、今日はそれで職務に励むのだ」
「御来客の予定はありませんよね?」
「どうだろうな」
悪魔将軍との生活自体はほとんど二人であり時折悪魔六騎士やその他悪魔超人達が来る程度のことだ、本当に時々だというのにまるでタイミングを見計らったように次々とやってくる客人達はティアをみては珍しいと揶揄うものだった
好きでこんな格好をしているんじゃないんだと言いたいもののあの威厳ある主人が無理に手渡してきたとも言いきれずに仕方なく「気分転換です」と返事をするような日を送った、夕飯を終えて湯汲みをする主人を確認しつつ就寝の準備をするティアは本当にこの制服は…と背伸びをしてはスカートの裾を抑えた
確かに地上の今時の若い女性はそれこそ下着が見えそうなほど短いスカートにしているがそれのどこがかわいい。で済ませられるものなのかと彼女は疑問を感じていた、普段着ている足首ほどの長さのロングスカートが今では恋しく大きく開いた胸元も地上の真夏であれば涼しく感じるかもしれないが生憎と魔界は薄暗く温もりなどないものだった、機能性としては全く合っていないと思いつつカーテンを閉めていた際であった
「きゃっ!…もう上がられたのですか?」
「こちらの様子にも気付かぬとはそれほど気になることでもあるのか」
「考え事というより、この制服の利便性の悪さを考えていただけです」
「まぁそうだな、確かに良くは無い…」
「でしょ…ぁ、なっなにして」
利便性どころか目にも悪いという悪魔将軍はカーテンを閉めている最中であるティアの腹を撫で編み上がったコルセットにより強調したような胸を鷲掴んだ、突然の行動に目を丸くして驚く彼女のことを気にせずに悪魔将軍は布ごと胸を掴んでは何度も形を変えて彼女の耳元に顔を寄せた
「主人を惑わす危険な使用人だ」
そういった彼は右手でティアの体の縁を撫でるように這わせて、腰からさらに下に伸びた手は臀部を撫で、そしてさらに下のむき出しの白い太ももを撫で、質のいい皮でできたガーターベルトをわざとらしく音を立てて撫でた。
甘い痺れが全身を支配しては彼の動きに翻弄されるティアは逃れようと身動ぎしても体格差は決定的なものであり、ティア自身の抵抗もまた強くはなかった。
散々彼に躾られたその身体は指先ひとつで甘い電気信号を受信しては震え、思わずカーテンを掴む手を強めてしまう
「お前が僅かに背伸びをしたり、しゃがむ度に見えそうで危ういというのにあやつらが来るというこの日に限ってこんなものを身につけて」
意地悪に叱りつけるようにそういった彼の手が短いスカートの中に忍び込み頼りないパニエの下に潜む意味の成さない紐に近い下着を引っ張った「…ッ♡」声にもならない声が僅かに漏れるティアは主人である悪魔将軍に対しまるで文句を言いたげに見つめるも彼は楽しそうに彼女のスカートを捲りみつめた
「普段とは違う厭らしいものだな」
「〜っ、あ、あんな風に入ってたら着ろと言ってるようなものじゃないですか」
「ほぉ?ということは上もか」
全くこの娘は従順であることは大変愛らしいものだが些か素直すぎる面もあると悪魔将軍は思いつつも、コルセットで締め付けられ強調された大きく開いた胸元のブラウスをずり下げてやればそこには普段彼女が着るようなものではないレースの黒い頼りげのないブラジャーが現れた
「…みな、いで」
か弱く呟いた彼女は背後から眺めても羞恥に塗れ沸騰し溶けてしまいそうだった、しかしながら悪魔将軍は普段自分の隣に立つ故に厳格で品のある格好をした使用人が命令とはいえ俗物なものに身をつつみ、まるで安い娼婦のような格好をした姿に酷く興奮した
「ティア、かわいがってやる前にわかるな」
片手で彼女の胸を撫でもう片手で熱を帯びた尻たぶを掴んでやれば今にも雄を求めるような雌の眼で主人を見つめては微かに首を縦に振った。
窓際から離れることもなくその場で行為を進めるかの如く動かぬ主人に対しティアは流石に主人を立たせ続ける訳にも行かないと椅子の用意でもと思うもののその眼差しは今直ぐに続きをしろというようであった
今日の悪魔将軍は随分と趣向が違うのだと感じながらもティアもまた興奮していた
「失礼します」
と挨拶を告げて彼の整った腹筋を指で撫でそれを追うように唇でひとつひとの筋肉にキスを落とし、そしてレスリングパンツの上から中心部を撫でた、固く重たい熱がそこにあることを感じては思わずゴクリと唾を飲み布の上から何度もそこを撫でた。
腰を落とさずにまるでなんの刺激も受けていないような態度の彼にティアはいつも通りだと感じつつも出来れば座ってくれた方がまだ行為がしやすいのに。と内心思いながら彼の膨らみ始めた男根にうっとりと顔を寄せる
「下ろしても?」
「構わん」
「…ぁ」
毎度の事ながら優れた体格を持つこの御方は身体の隅から隅まで全てが創りモノの如く完璧なのかと感じてしまう、男の経験が豊富では無いものの悪魔将軍のソレが超人というものを抜きにしても酷く優れているものだというのは目の前に差し出される度に痛感した。
仁王立ちする悪魔将軍の男根は身長や腰の高さも含めて同じく立ったままのティアの口元まで有り、その迫力からも溜まった唾を飲み込んだ
ティアの小さな手が悪魔将軍の男根を傷つけぬ様に包み込みゆっくりと上下すればそれは次第に悦ぶ様に先端から透明な蜜を溢れさせた、次第にそれが溜まればティアは何も告げずにその蜜を舌先で掬うように舐めとった。
口の中に広がるほろ苦く塩っぱい雄臭い香りにいっその事溺れてしまいそうだと感じながらも彼女はその行為をより激しく大胆にした
「…ティア」
重たい深い悪魔将軍の声が部屋に響く、その声は普段とは違う艶のあるものであり確実に彼女から与えられる快楽を得ていた
窓の縁に腰掛けてやれば彼女も釣られて腰を曲げて彼のものを喉奥にまで押し込んだ、それでも半分近く飲み込めずにいる根元を手で扱きあげる度にマスクの奥で聴こえるアツイ吐息が強まった
「あっ…♡なに、するんですか」
「気にするな、続けていろ」
「続けろっ…っ♡たって」
しかしながらその欲を誘う光景の中耐えられなくなったのは悪魔将軍でもあった、彼は小さく揺れる彼女の臀部に手を這わせては大きなその手で撫でた後勢いよく下着を掴み上下に動かした
布とはいえ強く刺激されたそこは既に雌として主人の為に準備をしており潤滑剤のような愛液が下着の滑りを良くする
「ンッ♡ぅ"っ…♡」
しかしながらティアは従順であり主人から与えられた使命を尽くさんとばかりに必死に口淫を続けるも腰はまるで子鹿のように震え悪魔将軍が下着を掴むのをやめれば今すぐに地面に座り込んでしまいそうな程であった。
紐のようなTバック式の下着がくい込んでは女の弱い箇所を苛める度にティアは泣いてしまいそうであったがふと視線だけを彼に向ければ悪魔将軍もまた酷く興奮した眼差しを彼女に向けた
「もう良い」
静かなその指示に顎が痛んでいたティアはゆっくりと外しては次はどうするべきなのかとみつめれば「立って私にみせるんだ」と指示をした、その意味を知るティアは普段のようにしっかりと二本足でその場に立ち、そして目の前で鋭い眼差しを向ける主人から目を逸らしゆっくりと身近なスカートを捲りあげた
「本当にお前は私を乱す女だな、こんなものを付けて」
「あっ…♡」
「よく似合っているではないか、先程も気持ちよかったらしいな」
太く長く大きな指先がティアの足の間、下着を撫でた、彼が興奮するのも無理はない
ティアほど従順かつ真面目で深い忠誠を誓う使用人などいない、その反面またこのような寵愛を受けることも彼の人生の中で初めての存在だ、それ程まで信頼のおける真面目な女が主人の命令とはいえ娼婦同然の格好をしているのだ
細い布のTバックの前側についた美しいパールたちは確かに彼女の愛液を纏いてらてらと光っていた。ティアはそれに気付いておりますます羞恥に顔を染めあげ今すぐ消えてしまいたい程だった
「どうだ?コレは気持ちいいか?」
「っ…♡は…ぃ♡クリ、トリスに…あたって♡と…っても♡♡」
「ふっ、素直な娘だ、どうする?舐めるか指で奥を遊んでやるか…それとも」
彼女の下着を玩ぶように引っ張っては快楽を与える悪魔将軍は腰掛けたまま彼女を見つめた、欲を含んだその使用人の言葉に今ならなんでも答えてやるというようにいえば彼女はスカートを掴んだまま僅かに顔を逸らし呟いた
「…愛して、ください」
消え入りそうなか細い声に潤んだ女の眼差しは彼をその気にさせるには充分であり、悪魔将軍は窓際に腰掛けたまままるで子を受け止めるかのように腕を広げれば彼女は誘われるがままその腕の中に飛び混んだ
銀色のマスクを外した彼は腕の中にきた恋人の唇を奪い甘い口内を貪った、小さな尻たぶを掴み粘土のようにこねくり回しては耐えきれない声と吐息が漏れだした
「ごーるど、まん♡」
完全に主人ではなく恋人を見る熱い眼差しの彼女に悪魔将軍は何も答えることはなく抱き上げてやり目を見つめた、外の月明かりを飲み込む彼女の瞳はまるで宙のように美しいと感じては自然と互いの身体を繋げあった
「ティア」
「はぁっ、ぁ♡ごー、るどまっ、ん♡♡」
細い腕が太い首に回されては自分の名を呼ぶ、その事に悪魔将軍はその時間だけは彼女の恋人として歓びを感じられ彼女の後頭部に手を置いて抱きしめた、まるで慈しむ様に
「ッあっ♡はぁ…お、っきぃ…♡♡」
自分の奥に入り込んだ杭のような男根は普段よりもさらに質量を増しているように感じられたティアは思わず呟いたもののそれは本人も気付いていた
たかだか纏った衣類ごときにかと自分を思いながらもその目の前の魅力には抗うことは出来なかった、また普段であればベッドの上で優しく愛し合う行為が窓際で衣類もそのままにしているということもより一層彼を興奮させる材料であった
その事から悪魔将軍自身も所詮男は男なのかと自身を嘲笑する他ないだろうが目の前の恋人も同じく興奮をしていることに歓びを感じざるを得ない
「ティア、お前も随分と興奮しているらしいな」
「ハッぁ♡あ"ッ、だめ♡奥っ…ぅう♡」
「私のモノを搾り取らんと言わんばかりだ、全く困った女だ」
そういえばふと顔を上げたティアの表情は今にも泣きそうな情けない欲に呑まれたモノであり悪魔将軍の口角がゆるりと片側だけあがってしまう。
まるで申し訳ないと言いたげな彼女にどこまでも自分の価値を理解していないもののその愚かな愛らしさに彼は堪らずに彼女の臀部を掴み広げさらに奥へと沈めては打ち付ける
「愛い奴めっ!!」
「ああ♡♡」
堪らずに溢れた感情から行動を起こしてやれば彼女は全身を震わせてより強く締め付けるため先に絶頂を迎えたのかと悪魔将軍は満足そうに感じ、頭を下げる彼女の顎を掴み見上げさせた
「ひ、ぁ♡ごしゅ、じんさま…ぁ♡♡」
主人を差し置き自分だけが楽しむことへの罪悪感、そして恋人へ向けた熱い欲望の眼差し、さらには素直に好きだと告げる彼女の肉体にいよいよ悪魔将軍は耐えきれずに一度引き抜いては彼女を窓際に座らせて足を大きく開いてやり勢いよく挿入した
静かな部屋の中で広がる肉のぶつかり合う、男と女の欲望の音に二人の興奮は最高潮へと向かった。
「ご、るどま…ん♡♡すきっ…ぁあ、イッ、く♡♡」
「あぁ、私もだっ受け止めろ」
大きく声を上げるティアの足を掴み根元まで挿入し、まるで孕ませるが如く逃がさぬように欲を吐き出す悪魔将軍の熱を受け止めるティアはうっとりと目の前の恋人を眺めたあと手を伸ばし彼の唇に優しく一度だけ口付けた
プレイも、主従も、関係はなく恋人として甘えるように。
「結局その服もう着れないじゃありませんか」
ベッドの中でそういった彼女はくしゃくしゃのドロドロになった布切れたちを見てそうした本人に向けて文句を吐いた、当の本人は同じく隣で横になり彼女の頭を優しく撫でてやりながらも「また着たかったのか」とからかう様な返事をして見せた
その言葉に彼女は顔を赤く染めてはか弱い力で主人であるはずの恋人の胸元を叩いたあとに大人しくなり彼の胸の中に顔を寄せた
「…こういうのも悪くないと、思いました」
普段の行為も沢山愛し愛されたが今晩の彼はいつもとは違う情熱さを感じられた、それ故にティアはごく稀であればこうした行為も悪くは無いと感じたもののそれを聞いた彼は胸元の彼女を見ては驚いた様子をみせた
しかしそれに気付かずに彼女は照れ隠しをするように腕を彼の背中に向けて回しては頬を擦り寄せる。
「なんですか…これ…」
後日朝一番に部屋に来いとの命令を受けた彼女は部屋に入ると同時に広いベッドを埋め尽くす数々の布の数に驚きつつ、それが主人の新しいリングコスチュームでないことはサイズから察した、どちらかと言わばティアに向けたサイズ感とデザインに白い目を向ければ悪魔将軍はいった
「アシュラマンのところの使用人達から流行りの物を聞いてな」
どうしてこういうものにはすぐに興味が湧くんだかとティアは思わず手で顔を覆いながら
「仕事では着ませんからね」
そういって箒を片手に部屋を後にした、朝から仕事は山積みなのだから主人の遊び相手はもう勘弁だと言いたげに。
そして部屋に残された悪魔将軍は彼女の最後の言葉を聞いては思わず不敵な笑みがこぼれる
「仕事"では"か、本当に愛い女だ」
また数時間後部屋の片付けをする彼女が今晩どの服を選ぶのかと楽しみにした悪魔将軍は機嫌よく窓際を見た、たまにはこういうことも悪くは無いと
全くもって理解不能だと主人を睨みつける人間の娘、ティアの態度にさして反応を示さずに主人である悪魔将軍はただ静かに「制服だ」と告げた
ティアはその言葉に自身の足先まで眺めては今見につけているクラシカルなメイド服が制服だというのは理解している、何故なら悪魔将軍にメイドとして雇われているのだから当然そうした服装が普通だということは認識していた、しかしながら突如手渡された紙袋から取り出したそれはあまりにもチープであり俗物なものに感じられた
「まさかこれを着ろというつもりです?」
「そのつもりだ」
「一体どこからこんなもの入手したんですか」
まさか態々作らせたり買ったのかと思えば彼は平然とした態度でアシュラマンから貰ったのだという、その言葉にあの魔界の王子は頭がおかしくなったのだろうかと一応身分は下でありながらも思ってしまった
「彼奴の所の若い使用人達の新しい制服が好評だと聞いただけだ」
「あぁそうですか、こんな短いスカートで仕事なんて私は出来ませんありがとうございました。それでは業務に戻ります」
アホらしいと彼女は手渡された制服を袋に入れ直しては悪魔将軍に押付けて部屋を出ようとした刹那だった、鈍い音が聞こえ思わず後ろを振り返れば服の裾を握る主人がいた。口元も見えない分厚い銀色のマスクをつけているはずだというのに笑って見えるのは何故かと感じつつ背中がえらく風通しが良くなったことに本当にこの人は強引だと睨み付けた
「部屋に戻ろうにもその姿では戻れぬだろう」
アシュラマンの城にいる"若い"使用人たち。という言葉の中には自分は含まれないのだぞとティアは内心文句を吐き出しつつも悪魔将軍の私室の奥にある洗面所にて着替えていた、脱ぎ去った制服の背中の部分は残念ながら縫い直すことも不可能な程にボロボロの状態であり替えが多い訳でもないのにと更に文句がこぼれそうになりつつも渡された新しい制服を広げてはやはり深いため息をついた
「…これでいいんですか?」
「あぁよく似合っている、今日はそれで職務に励むのだ」
「御来客の予定はありませんよね?」
「どうだろうな」
悪魔将軍との生活自体はほとんど二人であり時折悪魔六騎士やその他悪魔超人達が来る程度のことだ、本当に時々だというのにまるでタイミングを見計らったように次々とやってくる客人達はティアをみては珍しいと揶揄うものだった
好きでこんな格好をしているんじゃないんだと言いたいもののあの威厳ある主人が無理に手渡してきたとも言いきれずに仕方なく「気分転換です」と返事をするような日を送った、夕飯を終えて湯汲みをする主人を確認しつつ就寝の準備をするティアは本当にこの制服は…と背伸びをしてはスカートの裾を抑えた
確かに地上の今時の若い女性はそれこそ下着が見えそうなほど短いスカートにしているがそれのどこがかわいい。で済ませられるものなのかと彼女は疑問を感じていた、普段着ている足首ほどの長さのロングスカートが今では恋しく大きく開いた胸元も地上の真夏であれば涼しく感じるかもしれないが生憎と魔界は薄暗く温もりなどないものだった、機能性としては全く合っていないと思いつつカーテンを閉めていた際であった
「きゃっ!…もう上がられたのですか?」
「こちらの様子にも気付かぬとはそれほど気になることでもあるのか」
「考え事というより、この制服の利便性の悪さを考えていただけです」
「まぁそうだな、確かに良くは無い…」
「でしょ…ぁ、なっなにして」
利便性どころか目にも悪いという悪魔将軍はカーテンを閉めている最中であるティアの腹を撫で編み上がったコルセットにより強調したような胸を鷲掴んだ、突然の行動に目を丸くして驚く彼女のことを気にせずに悪魔将軍は布ごと胸を掴んでは何度も形を変えて彼女の耳元に顔を寄せた
「主人を惑わす危険な使用人だ」
そういった彼は右手でティアの体の縁を撫でるように這わせて、腰からさらに下に伸びた手は臀部を撫で、そしてさらに下のむき出しの白い太ももを撫で、質のいい皮でできたガーターベルトをわざとらしく音を立てて撫でた。
甘い痺れが全身を支配しては彼の動きに翻弄されるティアは逃れようと身動ぎしても体格差は決定的なものであり、ティア自身の抵抗もまた強くはなかった。
散々彼に躾られたその身体は指先ひとつで甘い電気信号を受信しては震え、思わずカーテンを掴む手を強めてしまう
「お前が僅かに背伸びをしたり、しゃがむ度に見えそうで危ういというのにあやつらが来るというこの日に限ってこんなものを身につけて」
意地悪に叱りつけるようにそういった彼の手が短いスカートの中に忍び込み頼りないパニエの下に潜む意味の成さない紐に近い下着を引っ張った「…ッ♡」声にもならない声が僅かに漏れるティアは主人である悪魔将軍に対しまるで文句を言いたげに見つめるも彼は楽しそうに彼女のスカートを捲りみつめた
「普段とは違う厭らしいものだな」
「〜っ、あ、あんな風に入ってたら着ろと言ってるようなものじゃないですか」
「ほぉ?ということは上もか」
全くこの娘は従順であることは大変愛らしいものだが些か素直すぎる面もあると悪魔将軍は思いつつも、コルセットで締め付けられ強調された大きく開いた胸元のブラウスをずり下げてやればそこには普段彼女が着るようなものではないレースの黒い頼りげのないブラジャーが現れた
「…みな、いで」
か弱く呟いた彼女は背後から眺めても羞恥に塗れ沸騰し溶けてしまいそうだった、しかしながら悪魔将軍は普段自分の隣に立つ故に厳格で品のある格好をした使用人が命令とはいえ俗物なものに身をつつみ、まるで安い娼婦のような格好をした姿に酷く興奮した
「ティア、かわいがってやる前にわかるな」
片手で彼女の胸を撫でもう片手で熱を帯びた尻たぶを掴んでやれば今にも雄を求めるような雌の眼で主人を見つめては微かに首を縦に振った。
窓際から離れることもなくその場で行為を進めるかの如く動かぬ主人に対しティアは流石に主人を立たせ続ける訳にも行かないと椅子の用意でもと思うもののその眼差しは今直ぐに続きをしろというようであった
今日の悪魔将軍は随分と趣向が違うのだと感じながらもティアもまた興奮していた
「失礼します」
と挨拶を告げて彼の整った腹筋を指で撫でそれを追うように唇でひとつひとの筋肉にキスを落とし、そしてレスリングパンツの上から中心部を撫でた、固く重たい熱がそこにあることを感じては思わずゴクリと唾を飲み布の上から何度もそこを撫でた。
腰を落とさずにまるでなんの刺激も受けていないような態度の彼にティアはいつも通りだと感じつつも出来れば座ってくれた方がまだ行為がしやすいのに。と内心思いながら彼の膨らみ始めた男根にうっとりと顔を寄せる
「下ろしても?」
「構わん」
「…ぁ」
毎度の事ながら優れた体格を持つこの御方は身体の隅から隅まで全てが創りモノの如く完璧なのかと感じてしまう、男の経験が豊富では無いものの悪魔将軍のソレが超人というものを抜きにしても酷く優れているものだというのは目の前に差し出される度に痛感した。
仁王立ちする悪魔将軍の男根は身長や腰の高さも含めて同じく立ったままのティアの口元まで有り、その迫力からも溜まった唾を飲み込んだ
ティアの小さな手が悪魔将軍の男根を傷つけぬ様に包み込みゆっくりと上下すればそれは次第に悦ぶ様に先端から透明な蜜を溢れさせた、次第にそれが溜まればティアは何も告げずにその蜜を舌先で掬うように舐めとった。
口の中に広がるほろ苦く塩っぱい雄臭い香りにいっその事溺れてしまいそうだと感じながらも彼女はその行為をより激しく大胆にした
「…ティア」
重たい深い悪魔将軍の声が部屋に響く、その声は普段とは違う艶のあるものであり確実に彼女から与えられる快楽を得ていた
窓の縁に腰掛けてやれば彼女も釣られて腰を曲げて彼のものを喉奥にまで押し込んだ、それでも半分近く飲み込めずにいる根元を手で扱きあげる度にマスクの奥で聴こえるアツイ吐息が強まった
「あっ…♡なに、するんですか」
「気にするな、続けていろ」
「続けろっ…っ♡たって」
しかしながらその欲を誘う光景の中耐えられなくなったのは悪魔将軍でもあった、彼は小さく揺れる彼女の臀部に手を這わせては大きなその手で撫でた後勢いよく下着を掴み上下に動かした
布とはいえ強く刺激されたそこは既に雌として主人の為に準備をしており潤滑剤のような愛液が下着の滑りを良くする
「ンッ♡ぅ"っ…♡」
しかしながらティアは従順であり主人から与えられた使命を尽くさんとばかりに必死に口淫を続けるも腰はまるで子鹿のように震え悪魔将軍が下着を掴むのをやめれば今すぐに地面に座り込んでしまいそうな程であった。
紐のようなTバック式の下着がくい込んでは女の弱い箇所を苛める度にティアは泣いてしまいそうであったがふと視線だけを彼に向ければ悪魔将軍もまた酷く興奮した眼差しを彼女に向けた
「もう良い」
静かなその指示に顎が痛んでいたティアはゆっくりと外しては次はどうするべきなのかとみつめれば「立って私にみせるんだ」と指示をした、その意味を知るティアは普段のようにしっかりと二本足でその場に立ち、そして目の前で鋭い眼差しを向ける主人から目を逸らしゆっくりと身近なスカートを捲りあげた
「本当にお前は私を乱す女だな、こんなものを付けて」
「あっ…♡」
「よく似合っているではないか、先程も気持ちよかったらしいな」
太く長く大きな指先がティアの足の間、下着を撫でた、彼が興奮するのも無理はない
ティアほど従順かつ真面目で深い忠誠を誓う使用人などいない、その反面またこのような寵愛を受けることも彼の人生の中で初めての存在だ、それ程まで信頼のおける真面目な女が主人の命令とはいえ娼婦同然の格好をしているのだ
細い布のTバックの前側についた美しいパールたちは確かに彼女の愛液を纏いてらてらと光っていた。ティアはそれに気付いておりますます羞恥に顔を染めあげ今すぐ消えてしまいたい程だった
「どうだ?コレは気持ちいいか?」
「っ…♡は…ぃ♡クリ、トリスに…あたって♡と…っても♡♡」
「ふっ、素直な娘だ、どうする?舐めるか指で奥を遊んでやるか…それとも」
彼女の下着を玩ぶように引っ張っては快楽を与える悪魔将軍は腰掛けたまま彼女を見つめた、欲を含んだその使用人の言葉に今ならなんでも答えてやるというようにいえば彼女はスカートを掴んだまま僅かに顔を逸らし呟いた
「…愛して、ください」
消え入りそうなか細い声に潤んだ女の眼差しは彼をその気にさせるには充分であり、悪魔将軍は窓際に腰掛けたまままるで子を受け止めるかのように腕を広げれば彼女は誘われるがままその腕の中に飛び混んだ
銀色のマスクを外した彼は腕の中にきた恋人の唇を奪い甘い口内を貪った、小さな尻たぶを掴み粘土のようにこねくり回しては耐えきれない声と吐息が漏れだした
「ごーるど、まん♡」
完全に主人ではなく恋人を見る熱い眼差しの彼女に悪魔将軍は何も答えることはなく抱き上げてやり目を見つめた、外の月明かりを飲み込む彼女の瞳はまるで宙のように美しいと感じては自然と互いの身体を繋げあった
「ティア」
「はぁっ、ぁ♡ごー、るどまっ、ん♡♡」
細い腕が太い首に回されては自分の名を呼ぶ、その事に悪魔将軍はその時間だけは彼女の恋人として歓びを感じられ彼女の後頭部に手を置いて抱きしめた、まるで慈しむ様に
「ッあっ♡はぁ…お、っきぃ…♡♡」
自分の奥に入り込んだ杭のような男根は普段よりもさらに質量を増しているように感じられたティアは思わず呟いたもののそれは本人も気付いていた
たかだか纏った衣類ごときにかと自分を思いながらもその目の前の魅力には抗うことは出来なかった、また普段であればベッドの上で優しく愛し合う行為が窓際で衣類もそのままにしているということもより一層彼を興奮させる材料であった
その事から悪魔将軍自身も所詮男は男なのかと自身を嘲笑する他ないだろうが目の前の恋人も同じく興奮をしていることに歓びを感じざるを得ない
「ティア、お前も随分と興奮しているらしいな」
「ハッぁ♡あ"ッ、だめ♡奥っ…ぅう♡」
「私のモノを搾り取らんと言わんばかりだ、全く困った女だ」
そういえばふと顔を上げたティアの表情は今にも泣きそうな情けない欲に呑まれたモノであり悪魔将軍の口角がゆるりと片側だけあがってしまう。
まるで申し訳ないと言いたげな彼女にどこまでも自分の価値を理解していないもののその愚かな愛らしさに彼は堪らずに彼女の臀部を掴み広げさらに奥へと沈めては打ち付ける
「愛い奴めっ!!」
「ああ♡♡」
堪らずに溢れた感情から行動を起こしてやれば彼女は全身を震わせてより強く締め付けるため先に絶頂を迎えたのかと悪魔将軍は満足そうに感じ、頭を下げる彼女の顎を掴み見上げさせた
「ひ、ぁ♡ごしゅ、じんさま…ぁ♡♡」
主人を差し置き自分だけが楽しむことへの罪悪感、そして恋人へ向けた熱い欲望の眼差し、さらには素直に好きだと告げる彼女の肉体にいよいよ悪魔将軍は耐えきれずに一度引き抜いては彼女を窓際に座らせて足を大きく開いてやり勢いよく挿入した
静かな部屋の中で広がる肉のぶつかり合う、男と女の欲望の音に二人の興奮は最高潮へと向かった。
「ご、るどま…ん♡♡すきっ…ぁあ、イッ、く♡♡」
「あぁ、私もだっ受け止めろ」
大きく声を上げるティアの足を掴み根元まで挿入し、まるで孕ませるが如く逃がさぬように欲を吐き出す悪魔将軍の熱を受け止めるティアはうっとりと目の前の恋人を眺めたあと手を伸ばし彼の唇に優しく一度だけ口付けた
プレイも、主従も、関係はなく恋人として甘えるように。
「結局その服もう着れないじゃありませんか」
ベッドの中でそういった彼女はくしゃくしゃのドロドロになった布切れたちを見てそうした本人に向けて文句を吐いた、当の本人は同じく隣で横になり彼女の頭を優しく撫でてやりながらも「また着たかったのか」とからかう様な返事をして見せた
その言葉に彼女は顔を赤く染めてはか弱い力で主人であるはずの恋人の胸元を叩いたあとに大人しくなり彼の胸の中に顔を寄せた
「…こういうのも悪くないと、思いました」
普段の行為も沢山愛し愛されたが今晩の彼はいつもとは違う情熱さを感じられた、それ故にティアはごく稀であればこうした行為も悪くは無いと感じたもののそれを聞いた彼は胸元の彼女を見ては驚いた様子をみせた
しかしそれに気付かずに彼女は照れ隠しをするように腕を彼の背中に向けて回しては頬を擦り寄せる。
「なんですか…これ…」
後日朝一番に部屋に来いとの命令を受けた彼女は部屋に入ると同時に広いベッドを埋め尽くす数々の布の数に驚きつつ、それが主人の新しいリングコスチュームでないことはサイズから察した、どちらかと言わばティアに向けたサイズ感とデザインに白い目を向ければ悪魔将軍はいった
「アシュラマンのところの使用人達から流行りの物を聞いてな」
どうしてこういうものにはすぐに興味が湧くんだかとティアは思わず手で顔を覆いながら
「仕事では着ませんからね」
そういって箒を片手に部屋を後にした、朝から仕事は山積みなのだから主人の遊び相手はもう勘弁だと言いたげに。
そして部屋に残された悪魔将軍は彼女の最後の言葉を聞いては思わず不敵な笑みがこぼれる
「仕事"では"か、本当に愛い女だ」
また数時間後部屋の片付けをする彼女が今晩どの服を選ぶのかと楽しみにした悪魔将軍は機嫌よく窓際を見た、たまにはこういうことも悪くは無いと