Memo
2017/08/14 14:44
バッドカンパニーと形兆
夢主と形兆のために色々するバッドカンパニーたち
「そう、形兆が?そう…うん、ふふっ優しいね、私も思うよ」
コソコソと話しているのを耳に挟みながらも汚くなった部屋を片付けていった
隣の部屋で何を話しているのか、誰と話しているのかはわからないがほっておいた
「形兆が、ラブレター?」
「っっ!!」
「……ぁ、形兆」
「それをどこで!」
「バッドカンパニーたちがくれたの、ゴミ箱にあったって」
そう言われて目の前のテーブルの上を見れば並んだ大量の自分の兵士達
全員どことなくやりきったと言いたげな顔で見上げるその様に呆れてため息をつく
「……はぁ、取り敢えずそれは俺のものだ返せ」
「だめ、私の名前書いてたから」
「やめろ、それはゴミだ」
「ゴミなら尚更いいでしょ」
「返せ」「やだ」「返せ」「いや」
ずっと終わらない攻防についに先程まで沸かしていたお茶が出来たのかうるさく鳴いた
「…今だけだぞ」
「うん」
仕方なしに渡してみればあまりにも嬉しく笑うものだからつられて笑う
かといえ自分のスタンドながらどうにかならないか?と思いながら火を止めるのだった。
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