「今日からてめぇは俺のもんだ」


情事後の気だるい体をベッドから起こすと後ろからリヴァイが声を放つ。シャワーを浴びたらしく真っ白なタオルで頭をがしがしと拭きながらゆっくりナマエに近付くとベッドに腰を掛け唇を押し付けるようにキスをした。


「……付き合うってことですか?」

「あぁ」

「私が兵長のものなら、兵長も私のもの?」

「そうだ」

「……」

「…不服か」

「いえ、そうじゃないんですが…」


ナマエはしばし考えを巡らせると外していた視線をリヴァイに向ける。


「私、で…良いんですか?」

「…何がだ」

「その…だって、兵長なら…選び放題ですよね。何で私なんか、」

「別におかしいことじゃねぇだろ。その選び放題の中から、俺はお前を選んだんだ」

「………私のこと、好きですか?」

「好きでもねぇ女を抱くほど暇じゃねぇよ」

「ちゃんと、言ってください」

「……好きだ。今後お前以外を抱く気はねぇ」

「っ…は、はい」

「はいじゃねぇよ。俺にだけ言わせんな」

「あ、…す、好き…です。今後、兵長以外には抱かれません」

「はっ…悪くねぇ」


リヴァイは口の端を小さく持ち上げるとナマエの頭に手を回し引き寄せる。反射的に閉じられたナマエの瞼をひと舐めして、かっと見開かれたそれに内心苦笑しながらようやく唇に噛み付いた。