5230

2020/05/04

news

文庫本販売

 御三家の桜姫を遂に製本しました!

 製本をしますと幾度となくtwitterで発信し、はや何年……という状態でしたが、ようやく形にすることができました。
 製本自体は業者さんに発注しましたので、紙質や外装はごく普通の”本”に近い仕様となっています。しかし、内容に関しては、ストーリーの稚拙もさることながら、早速誤字も発見しました……。残念です。機会があればアップデートして再度販売したいです。

 また、オンデマンドということで通常の文庫本よりかなりお高くなってしまっています。この点は発注時にツイートしましたように原価近い値段での販売となっておりますのでご了承ください(近い、というのは、梱包代は自分でも厳密に把握していないためです。多分赤なので悪いことはしておりません。)。

 売れ残ると私のお財布が打撃を受けますので、今回はかなり少ない部数、特に最も単価の低くなる部数での発注とさせていただきました。確実・多数のご要望があれば再度発注したいと考えておりますが、発注数によって値段が上下すると思われますので、後日販売価格が変更されることも、どうぞご了承ください。

 では、私の趣味ではありますが、お手にとっていただけますと幸いです!

*販売に関するいろいろ、追記にございます
 年賀状では、従来抽選販売という形をとってきましたが、この度はアクセス先着順ということにさせていただきます。

 年賀状は私が費用負担しておりましたが、今回はそれなりにお金のかかってくる物の、特に販売ですので少し事情が異なると考えました。抽選というものは、必ずしも私の恣意を排したことが証明できないからです。特にTwitterで日々更新情報を流したり、くだらないネタをぼやいてみたりとしていると、お付き合いの濃淡は当然ありますからね。むしろよくお話したり、感想をくださったり、という方には積極的に手に取る機会を提供したかったのですが、フォロワーさんにランク付けするようなこともしたくありませんでしたので、ご了承ください。

 次に、この度はBOOTHというものを利用しての販売とすることにしました。理由は主に販売者購入者双方の個人情報保護ということにあります。

 BOOTHをご利用したことのある方は読み飛ばしていただいて構わないのですが、BOOTHでは匿名発送というものが利用でき、これによって私だけではなく購入者も氏名・住所を明かさずに購入・支払いができます。

 配送と代金の支払いに関して、私なりに色々と調べてみたのですが、配送料を安価に抑えようとすると、どうしても私と購入者と双方の氏名・住所が必要となり、偽名やペンネームを用いることができません。中には気にしない方もいるのかもしれませんが、気にする方のほうが多いのではないでしょうか(気にしない方は、私含め、見知らぬネットの人に名前と住所を教えるのは控えましょう! 私は自称怪しくない人ですが。)。

 更に、気にする方にはBOOTHを利用してもらいつつ、気にしない方には一番安価な配送方法を用い、私の口座に直接振り込んでいただく、という手法も考えましたが、こうすると両者の料金に差が生じてしまいます。私としては欲しい方にはできるだけ平等に手にとっていただきたいので、これは望ましくなかったのです。

 ということで、BOOTHを利用しての販売とさせていただきました。文庫本代とは別途配送料がかかってしまいますが、個人情報保護分の手数料と考えて理解していただけますと幸いです。

 最後に、このご時世での販売に関して、不要不急の経済活動(に近い?)として見合わせるべきかとも思いましたが、当初の緊急事態宣言終了時点(ゴールデンウィーク明け)からの販売とすることにしました。通常の保管方法によって本の状態にどのような変化が生じるか、私自身にもどのような事情の変化が生じるか判然としなかったためです。

 社会情勢・政治に関する発言は基本的に控えておりますので、この点に関するコメントや質問にはお答えできません。よろしくお願いします。