中医以前
対策が必要な理由
1982年の丸元淑生のシステム料理学に、つぎのような記述がある。
「「鉛にかぎらず水銀やカドミウムなどの有害金属は、現代人が環境や食事によって千年前の人類の千倍近くも体内に蓄積しているものである。むろんそれは、さまざまな障害をもたらすに足る量で、体外に排泄するためには、いくつかの解毒栄養素が充分にとられていなくてはならない。」
著者は、調理によってこの問題にとりくまれていた。
調理の力量は個人差が多く、その後の「20年」の努力を割愛せざるを得ない(別に検討する)。この記述への対策が出たのは2005年であった。
大森隆史先生の「有害重金属が心とからだをむしばむ」の「はじめに」から抜粋する。
「有害物質のひとつである有害ミネラルに着目して、毛髪ミネラル検査を行い、水銀、鉛、カドミウムなどの有害重金属やヒ素の蓄積量の多さを知ったとき、驚きを隠せませんでした。そして全年齢にわたって何らかの有害ミネラルが体内に蓄積しそれがいずれ健康障害を引き起こすおそれがあることもわかってきました。」
丸元淑生の指摘が定量的に確認されたことを知った瞬間であった。