201
食事を終えて部屋に向かう。
夜、いっぱいしたい…。そう言った光の言葉を思い出しながら、階段を一段一段のぼる。途中、光が腕を絡ませてきて、さらに期待に胸が膨らんだ。ああ、やっと…。1年ぶりの…。
部屋に入るとドアを後ろ手に閉め、光と向かい合う。屈んでチュッと軽くキスすると、ぽっと光の頬が赤らんで、俺の首に腕を回して抱き着き、キスをねだってくる。深いキスをしながらベッドに行き、二人で寝転がる。もうここまでくれば、言葉はなくともやることはひとつしかない。1年ぶりのセックス…。ああもう、さっき出したばっかだけど…待ちきれない。
シャツを脱ぎ捨て、光のワンピースも脱がせ、もどかしい手つきで下着も外す。早く抱きたい…。その一心で彼女の身体を舐める。すぐにでも挿れたいけど…彼女の方はそうもいかない。無理やりになんて絶対したくない。感じている彼女を見ながらでないと意味がない。
「んっ…、ん…、あ…っ」
敏感な胸の蕾を舐めながら秘部を撫でる。ピクッ、と時々体が跳ねるのは胸の刺激のせいだ。光の感じるところ…。じわりと蜜が出て、俺の指先を濡らし始める。蜜を塗り広げるように花弁をなぞりながら、ゆっくりとその入り口を探し当て、指を2本滑り込ませようとして――その窮屈さに驚く。え…こんなに狭かったっけ。前にしたときは、これだけ濡れてれば2本挿ったんだけどな…。もしかして…ずっとしてなかったから?これじゃほとんど処女と同じ…
「どうしたの…?」
「ん?あ、いや…」
安心させるようにはにかんで、指を一本挿入する。光はくぐもったと息を漏らし、足を閉じそうになる。…痛いのか?これは…スムーズにはいかなそうだな。
「…痛くない?大丈夫?」
「ん…大丈夫…」
光の表情を確かめながら指をゆっくりと出し入れする。時々眉を寄せるのは、やっぱり…痛いのかもしれない。とにかく中をほぐすことに集中して、無理に奥に進むのではなく、入口付近で細かく指を動かしてみる。くちゅくちゅ、と蜜が音を立て、俺はその音と光の吐息、そしてなにより目の前の光景に、腹の底がむずむずとかゆくなる。やっぱ、さっき1回だけでもしてもらっておいて正解だった…。じゃなきゃ今、こんなに我慢できてないだろうな…。
「んっ…。んん…。」
くちゅくちゅくちゅ。
「はっ…。あ…。あ…。」
くちゅくちゅくちゅ。
「あっ…。あっ、だめ…」
びくん、と光の腰が跳ね、俺はその動きに合わせて指の腹で中を撫でる。その余韻を最後まで引き延ばすように。光はきゅうっと俺の指を締め、息を荒げて余韻に浸る。俺は指を引き抜き、今度は二本揃えて、ゆっくりと挿入する。焦るな…。光に気持ちよくなってもらうんだ。光がよがっているのを…俺も見たい。
「ん…っ」
「…痛くない?」
「ん…、ふふっ」
え…何で笑うんだ?
「…何笑ってんの?」
「だって…。ふふふ。一也さん、私のことばっかり…。」
「え?」
「さっきから、痛くない?って、そればっかりだから」
「…久しぶりだから、お前は痛いかもしれないだろ。」
「ふふ…」
まだ何か言いたそうな光の、柔らかな微笑みを見つめる。
「友達の、彼氏との、その…そういう話を聞いてるとね」
「…うん?」
「時々デートしても、エッチだけして帰っちゃったり」
「……。」
「エッチも、全然気持ち良くないんだって。」
「……。」
「彼氏がしたいようにして…終わったらさっさと帰っちゃうんだって。」
「……。」
「一也さんは、そんなこと…なかったなぁって思って」
「そんな最低男と一緒にするなよ。」
「一緒になんて…」
「つーか、俺も…したいようにしてるだけだよ。」
「……。」
「お前のこと、めちゃくちゃ大事にしたいし、甘やかしたいし、よがらせたい。」
「よがらせ…?」
「感じてるとこが見たいってこと。」
胸の蕾を舐めると、光は甘い吐息を漏らす。
「やっぱ敏感だなー、ココ。」
「や…恥ずかしい」
「可愛いよ。…もっと見たい。」
「あ…っ」
蕾を口に含み、舌でころころと転がす。光は目を閉じ、快楽に飲まれるように足をくねらせ、俺の指を締め付ける。そのうねる中で、指を細かく動かして、丹念に周りをほぐしていく。くちゅくちゅと蜜が音を立て、また俺の熱を煽る。ああ、早く挿れたい…。はちきれそうだ。
「一也さんの…話、するとね」
「…え?」
「友達、みんな…羨ましがるの」
「そ…そう。」
「すごい優しいねって…」
「別に…普通だと思うけど」
…優しいのはお前にだけだし。
「ううん…優しいよ」
「……。」
「…大好き」
え……。
「…ちょっ…と、待って」
「…一也さん?」
「今の…ヤバイ」
「…え?」
「あーもう…我慢しながらほぐしてんだから…あんま煽らないで」
「……。」
光はちょっと考えるように目を瞬き、やっと意味が分かったように小さく笑った。
「そんなに我慢してるの?」
「そーだよ。もうマジやばいから…ちょっと集中させて。」
「ふふ…あはは」
「笑うなって…」
「もう…いいよ、いれて」
「え…」
その女神の救いのような言葉に一瞬理性が傾いたが、慌てて持ち直す。
「だ…だめだろ、まだ…痛いと思う」
「痛くてもいいのに…」
「絶対ダメ」
「……。」
「おい、またちょっと笑ってるだろ」
「あは…バレた」
まったく、本人に自覚がなさ過ぎて困る。自分がどんだけ特別な存在か…。
「あっ…。」
「ここもいいんだよな。」
「そこ、…っあ…、いや…」
中の、入口の上の方の…このあたり。光の感じるところ。きゅうきゅう俺の指を締め付け、快楽が伝わってくる。
「あ…、あ…っ、あぁ…っ」
声を漏らしてよがる光を見つめ、よしよしと思う。多分、もう一回くらいイけば、だいぶ中もほぐれると思うし…。
「あっ…あぁ、んんっ…」
「…イきそう?」
「やっ…だめぇ…」
「今夜はいっぱいするんだろ?」
「んっ…やぁぁ…」
羞恥に顔を赤くして、光はびくりと腰を跳ね、俺の指を急っと締め付けた。…イったのか。あぁ、もうほんと、可愛い。めちゃくちゃにしたい…けど、いや、やっぱり大事に大事に、可愛がりたい。
さて…、ここまでほぐれれば、多分もう挿れても大丈夫だけど…。念には念をだ。光の足を広げさせ、俺はそこに顔を近づける。
「あっ…、やっ…、それ…だめ…っ」
制止を無視して秘部に舌を這わせる。いつも恥ずかしがってあまり舐めさせてくれないけど…たまには少し強引にしてもいいだろう。
「そこっ…や、やめて…」
「…なんで?」
「恥ずかしい…から…嫌…」
「綺麗だよ。」
「やっ…だめ…っ、あっ…」
小さな突起を舌で転がし、光の声を聴きながら花弁を指で押し広げ、舌でなぞっていく。
「ふ…。んん…っ」
クリトリスをコロコロと舐めると腰がぴくぴくと跳ね、花弁の間を舌でなぞるとぞくぞくと腰が浮く。だいぶ感じて来てるな…。可愛い。
もう少し指で花弁を広げ、一度舐めるのをやめてそこを見つめる。桃色に色づいて蜜に塗れたそこは、ひくひくと小さな入り口を震わせて甘い香りを漂わせている。ああ…早くここに挿れたい。
「だ…だめ、そんなに見ないで…」
「だめ。見たい」
「だ…だめだってばぁ…」
弱弱しい拒否をはねのけ、どんどん蜜が溢れる花弁を見つめる。
「どんどん濡れてきた…。」
「や…やだ…」
「ひくひくしてる。…もう挿れたい?」
「……。」
光は恥ずかしそうに、本当に恥ずかしそうに…こくり、と小さく頷いた。…ヤバイ。俺、どうにかなりそう。
「でも…もう少し待って。」
「え…?あ…っ」
花弁の間を舌でなぞり、その狭い隙間に舌を押し込む。ぬる、と滑り込んだそこはとても窮屈で、舌を動かして丹念にほぐしていくと、だんだんと溢れる蜜と中の壁とが絡み合い、溶けるようにほぐれていく。
「あ、あ…。はいって…る…」
うっとりと、ぞくぞくと腰を震わせて呟く光。…めちゃくちゃエロい。もう俺も限界だな…痛ぇし。もう大丈夫かな…これだけほぐれてれば、たぶん…大丈夫だよな。
俺は口を離し、起き上がる。
「光、こっち…」
「……?」
光を起こして抱き寄せ、後ろから覆いかぶさるように押し倒す。光は四つん這いになって不思議そうに俺を振り向く。その曝け出されている花弁の間に俺のモノをあてがうと、光は息を飲んだ。
「ごめん…ゴムないんだけど」
「うん…大丈夫」
光は腰を浮かし、花弁をヒクつかせる。それに吸い寄せられるように、俺はついつい腰が沈み、そそり立つそれがゆっくりと花弁の間を押し広げて挿入っていく。
「いれて…」
「…っく」
うわ…きつい。なんだこれ…絡みついて…。
「あ…っ、あぁ…っ」
光もいつもより感じてるみたいだし…久しぶりだから…か?ヤバイ…気持ち良すぎて、あんまもたないかも…。
後ろからだから、いつもより深く入ってるし…。ヤバイなこれ…。だけど…
「あ…、あっ、ん…っ…か、一也さ…」
へたり込むように突っ伏してよがる光の背中を眺める。これはこれでたまらないけど、やっぱり…
「…えっ…、あ、いや…っ」
挿入したまま、光の腰を持ち、片足を挙げさせて俺の肩にかけ、横向きに寝そべらせた格好のまま挿入を続ける。バックからやってみたかったけど…光の顔が見えないと、どうも今一つだ。つーかこの体位…繋がってるとこも、光の顔も、胸も…全部見えてやばいな。片足を上げてるから丸見えだ。溢れる蜜と、花弁の間を擦る肉棒…。俺、マジでもう…光以外の女に勃たないかも…。ま、いいけどな。
「あっ…だめぇ、ふかい…よぉ…っ」
「…っ、だからさ…そういうの…」
「ああ…っ、あっ、あっ…」
「煽ってんの…わかってる?…っ」
「あっ…あぁっ…」
よがる光の中を擦りながら、だんだんと腰が勝手に早くなっていく。くそ…ずっと我慢してたし、気持ち良すぎて、もう…。
「…っ、ごめ…、出そう…」
「んっ…、…だめ」
え?
「いや…駄目って言われても…」
困るんですけど…。もうはち切れそうなモノを引き抜こうとすると、光はぶんぶん首を横に振って俺の手を掴んだ。
「抜いちゃダメ…」
「…え?でも、ゴム…」
「いいの…」
お…おいおい、そんなこと…そんな風に言われたら…。
「中で…」
「……っ」
どくん、と下腹部が脈打って、快楽がこみあげ、熱を吐き出した。光の中に挿入ったまま…。
「…よかったのか?」
「うん…」
光はお腹を…新しい傷があるお腹を撫でた。
「…あったかい」
「……。」
だからもう、ほんと、なんでそういう煽るようなセリフばっかり…。
また勃ちそう…、と思いながらソレを引き抜こうとすると、光がまた俺の手を掴んだ。
「あ…、だめ」
「え…何が?」
「抜いちゃダメ」
え…?
「このままがいい…」
「……。」
むくむくむく。下腹部に熱が集まってきた。いや、こんなこと言われたらしょうがねーって…。
「ん…っ、おっきくなった…」
「お前な…わざと?わざとなの?」
「え…?」
「…エロ過ぎる。」
「…なにそれ…」
「こっちのセリフ。どこで覚えてくんの、そういう言葉…」
「そんなの…」
光はもじもじと切なげに下腹部をよじる。
「一也さんと…繋がってたい…から」
「……。」
「そう、思っただけだもん…」
うわーー、あーーー、もう…!
「…ひゃ…っ」
「もう無理。もう我慢できない。」
「えっ…、な、なに…?」
「今夜、最低でもあと3回やるから」
「え…っ、あ…っ!」
腰を動かし始めると、光はまた喘ぎ声を零す。こんな綺麗で、可愛くて、最高の女の子が…こんなに俺のことが好きで…。キスしたり、セックスしたいと思ってる…なんて。そんなの、最高すぎるだろ。
「光…、可愛い」
「や…っ、あ…あっ」
「好きだよ…光。ほんとに、愛してる」
「あ…っ、あん…っ、わた…わたしも…、すき…。」
「…もっと好きになって。俺なしじゃ、いられないくらい…」
奥を突かれながら、よがりながら、光は言葉を零す。
「…もう…、なってる…っ」
「……っ」
ああ…もう、ヤバイ。俺のほうこそ…光なしじゃ生きていけない。
律動を速め、どうしようもないくらいの快楽に息を吐き出し、顔を顰める。久しぶりだからか…気持ち良すぎ。そりゃ、こっそり自分で処理はしてたけどさ…やっぱ自分でするのとは大違いだわ…。刺激的にも、光景的にも…気持ち的にも。
光も余裕のない表情で息を荒げ、ときどき甘い声を零す。それがまた俺の腹の底の熱を煽る。
「光…。」
はぁはぁと熱い息を零す光の唇を食み、囁く。
「…気持ちいい?」
「ん…っ、…気持ち、い…」
そう切なげに呟く彼女が、可愛くて可愛くて…。もっと良くしたくなる。
「あ…、あ…っ、もう…っ」
光の声を聴きながら、俺も限界を感じる。そろそろ、イきそう…
それが伝わったのか、光はまた手を伸ばして俺の手を掴む。また中に…そう言われている気がして、俺は快楽のまま、奥へ奥へと打ち付ける。
「あぁ…っ」
きゅううっ、と中が締め付け、ほとんど同時に達して、俺はまた、光の中に熱を出した。ゆっくりと動かしながらすべて吐き出すと、繋がった部分に白濁した蜜が滲み、ぐちゅぐちゅと音を立てる。
「まだ…抜いちゃ、やだ」
上目づかいでそうねだる光。ほんと…俺をどうにかする気か?めちゃくちゃにしたくなる…。その衝動を押さえ、彼女の愛らしい赤い唇に自分の唇を重ねる。甘い…。深いキスをして、大きな胸を揉み、つぼみを転がす。
「ん…。んっ…」
気持ちよさそうな吐息交じりの声がこぼれる。俺はまた、腹の底から熱がこみあげてくる。ゆっくりと腰を動かし始めながら、片方の蕾を舐め、もう片方は手で愛撫し、よがる光を目に焼き付ける。可愛い…。ほんと、胸が苦しいくらい可愛くて仕方がない。好きだ、なんて言葉じゃ、もう足りない。全然足りない。
「あっ…か、ずやさ…」
「ん…?」
「…好き…」
絞り出すように言って、切なげに俺の手に触れる光。快楽に喘ぎながら…なおも俺を求めて手を伸ばす。ああ…可愛いなぁ。ほんと…おかしくなりそう。
「はっはっは…普段もそんくらい、素直になってくれればいいのにな」
「…そしたら」
「ん?」
「ずっと…離れないけど、いいの?」
「はは…、大歓迎。」
「……。」
光はちょっと困ったように…だけどからかうようにはにかんだ。
「じゃあ…そうする」
「おー…楽しみ…だな…っ」
「あ…っ」
また同時に快楽に喘ぎ、絶頂に抱きしめ合った。ああ…出てる。また、中に…。中がキュンキュン締まって、まるで搾り取られるみたいに震えて…。やばい、ほんと…気持ちいい。だけどもう、さすがに…疲れたな。光も疲れ切ってぐったりと横たわっている。汗で額に張り付く金色の髪を撫でてどかし、頬を撫でる。光は肩で息をしながら、うっすらと潤む目で俺を見上げる。
「光…大丈夫か?」
ふっと、その頬がはにかんだ。
「ふふ…」
「…光?」
「また…私の心配?」
からかうように、だけど嬉しそうに言う光の頬を撫でて、俺も口元に笑みを浮かべる。
「そうだよ。…大事だから。」
「……。」
光ははにかんで、俺に手を伸ばして抱き着き、またキスをねだった。
夜、いっぱいしたい…。そう言った光の言葉を思い出しながら、階段を一段一段のぼる。途中、光が腕を絡ませてきて、さらに期待に胸が膨らんだ。ああ、やっと…。1年ぶりの…。
部屋に入るとドアを後ろ手に閉め、光と向かい合う。屈んでチュッと軽くキスすると、ぽっと光の頬が赤らんで、俺の首に腕を回して抱き着き、キスをねだってくる。深いキスをしながらベッドに行き、二人で寝転がる。もうここまでくれば、言葉はなくともやることはひとつしかない。1年ぶりのセックス…。ああもう、さっき出したばっかだけど…待ちきれない。
シャツを脱ぎ捨て、光のワンピースも脱がせ、もどかしい手つきで下着も外す。早く抱きたい…。その一心で彼女の身体を舐める。すぐにでも挿れたいけど…彼女の方はそうもいかない。無理やりになんて絶対したくない。感じている彼女を見ながらでないと意味がない。
「んっ…、ん…、あ…っ」
敏感な胸の蕾を舐めながら秘部を撫でる。ピクッ、と時々体が跳ねるのは胸の刺激のせいだ。光の感じるところ…。じわりと蜜が出て、俺の指先を濡らし始める。蜜を塗り広げるように花弁をなぞりながら、ゆっくりとその入り口を探し当て、指を2本滑り込ませようとして――その窮屈さに驚く。え…こんなに狭かったっけ。前にしたときは、これだけ濡れてれば2本挿ったんだけどな…。もしかして…ずっとしてなかったから?これじゃほとんど処女と同じ…
「どうしたの…?」
「ん?あ、いや…」
安心させるようにはにかんで、指を一本挿入する。光はくぐもったと息を漏らし、足を閉じそうになる。…痛いのか?これは…スムーズにはいかなそうだな。
「…痛くない?大丈夫?」
「ん…大丈夫…」
光の表情を確かめながら指をゆっくりと出し入れする。時々眉を寄せるのは、やっぱり…痛いのかもしれない。とにかく中をほぐすことに集中して、無理に奥に進むのではなく、入口付近で細かく指を動かしてみる。くちゅくちゅ、と蜜が音を立て、俺はその音と光の吐息、そしてなにより目の前の光景に、腹の底がむずむずとかゆくなる。やっぱ、さっき1回だけでもしてもらっておいて正解だった…。じゃなきゃ今、こんなに我慢できてないだろうな…。
「んっ…。んん…。」
くちゅくちゅくちゅ。
「はっ…。あ…。あ…。」
くちゅくちゅくちゅ。
「あっ…。あっ、だめ…」
びくん、と光の腰が跳ね、俺はその動きに合わせて指の腹で中を撫でる。その余韻を最後まで引き延ばすように。光はきゅうっと俺の指を締め、息を荒げて余韻に浸る。俺は指を引き抜き、今度は二本揃えて、ゆっくりと挿入する。焦るな…。光に気持ちよくなってもらうんだ。光がよがっているのを…俺も見たい。
「ん…っ」
「…痛くない?」
「ん…、ふふっ」
え…何で笑うんだ?
「…何笑ってんの?」
「だって…。ふふふ。一也さん、私のことばっかり…。」
「え?」
「さっきから、痛くない?って、そればっかりだから」
「…久しぶりだから、お前は痛いかもしれないだろ。」
「ふふ…」
まだ何か言いたそうな光の、柔らかな微笑みを見つめる。
「友達の、彼氏との、その…そういう話を聞いてるとね」
「…うん?」
「時々デートしても、エッチだけして帰っちゃったり」
「……。」
「エッチも、全然気持ち良くないんだって。」
「……。」
「彼氏がしたいようにして…終わったらさっさと帰っちゃうんだって。」
「……。」
「一也さんは、そんなこと…なかったなぁって思って」
「そんな最低男と一緒にするなよ。」
「一緒になんて…」
「つーか、俺も…したいようにしてるだけだよ。」
「……。」
「お前のこと、めちゃくちゃ大事にしたいし、甘やかしたいし、よがらせたい。」
「よがらせ…?」
「感じてるとこが見たいってこと。」
胸の蕾を舐めると、光は甘い吐息を漏らす。
「やっぱ敏感だなー、ココ。」
「や…恥ずかしい」
「可愛いよ。…もっと見たい。」
「あ…っ」
蕾を口に含み、舌でころころと転がす。光は目を閉じ、快楽に飲まれるように足をくねらせ、俺の指を締め付ける。そのうねる中で、指を細かく動かして、丹念に周りをほぐしていく。くちゅくちゅと蜜が音を立て、また俺の熱を煽る。ああ、早く挿れたい…。はちきれそうだ。
「一也さんの…話、するとね」
「…え?」
「友達、みんな…羨ましがるの」
「そ…そう。」
「すごい優しいねって…」
「別に…普通だと思うけど」
…優しいのはお前にだけだし。
「ううん…優しいよ」
「……。」
「…大好き」
え……。
「…ちょっ…と、待って」
「…一也さん?」
「今の…ヤバイ」
「…え?」
「あーもう…我慢しながらほぐしてんだから…あんま煽らないで」
「……。」
光はちょっと考えるように目を瞬き、やっと意味が分かったように小さく笑った。
「そんなに我慢してるの?」
「そーだよ。もうマジやばいから…ちょっと集中させて。」
「ふふ…あはは」
「笑うなって…」
「もう…いいよ、いれて」
「え…」
その女神の救いのような言葉に一瞬理性が傾いたが、慌てて持ち直す。
「だ…だめだろ、まだ…痛いと思う」
「痛くてもいいのに…」
「絶対ダメ」
「……。」
「おい、またちょっと笑ってるだろ」
「あは…バレた」
まったく、本人に自覚がなさ過ぎて困る。自分がどんだけ特別な存在か…。
「あっ…。」
「ここもいいんだよな。」
「そこ、…っあ…、いや…」
中の、入口の上の方の…このあたり。光の感じるところ。きゅうきゅう俺の指を締め付け、快楽が伝わってくる。
「あ…、あ…っ、あぁ…っ」
声を漏らしてよがる光を見つめ、よしよしと思う。多分、もう一回くらいイけば、だいぶ中もほぐれると思うし…。
「あっ…あぁ、んんっ…」
「…イきそう?」
「やっ…だめぇ…」
「今夜はいっぱいするんだろ?」
「んっ…やぁぁ…」
羞恥に顔を赤くして、光はびくりと腰を跳ね、俺の指を急っと締め付けた。…イったのか。あぁ、もうほんと、可愛い。めちゃくちゃにしたい…けど、いや、やっぱり大事に大事に、可愛がりたい。
さて…、ここまでほぐれれば、多分もう挿れても大丈夫だけど…。念には念をだ。光の足を広げさせ、俺はそこに顔を近づける。
「あっ…、やっ…、それ…だめ…っ」
制止を無視して秘部に舌を這わせる。いつも恥ずかしがってあまり舐めさせてくれないけど…たまには少し強引にしてもいいだろう。
「そこっ…や、やめて…」
「…なんで?」
「恥ずかしい…から…嫌…」
「綺麗だよ。」
「やっ…だめ…っ、あっ…」
小さな突起を舌で転がし、光の声を聴きながら花弁を指で押し広げ、舌でなぞっていく。
「ふ…。んん…っ」
クリトリスをコロコロと舐めると腰がぴくぴくと跳ね、花弁の間を舌でなぞるとぞくぞくと腰が浮く。だいぶ感じて来てるな…。可愛い。
もう少し指で花弁を広げ、一度舐めるのをやめてそこを見つめる。桃色に色づいて蜜に塗れたそこは、ひくひくと小さな入り口を震わせて甘い香りを漂わせている。ああ…早くここに挿れたい。
「だ…だめ、そんなに見ないで…」
「だめ。見たい」
「だ…だめだってばぁ…」
弱弱しい拒否をはねのけ、どんどん蜜が溢れる花弁を見つめる。
「どんどん濡れてきた…。」
「や…やだ…」
「ひくひくしてる。…もう挿れたい?」
「……。」
光は恥ずかしそうに、本当に恥ずかしそうに…こくり、と小さく頷いた。…ヤバイ。俺、どうにかなりそう。
「でも…もう少し待って。」
「え…?あ…っ」
花弁の間を舌でなぞり、その狭い隙間に舌を押し込む。ぬる、と滑り込んだそこはとても窮屈で、舌を動かして丹念にほぐしていくと、だんだんと溢れる蜜と中の壁とが絡み合い、溶けるようにほぐれていく。
「あ、あ…。はいって…る…」
うっとりと、ぞくぞくと腰を震わせて呟く光。…めちゃくちゃエロい。もう俺も限界だな…痛ぇし。もう大丈夫かな…これだけほぐれてれば、たぶん…大丈夫だよな。
俺は口を離し、起き上がる。
「光、こっち…」
「……?」
光を起こして抱き寄せ、後ろから覆いかぶさるように押し倒す。光は四つん這いになって不思議そうに俺を振り向く。その曝け出されている花弁の間に俺のモノをあてがうと、光は息を飲んだ。
「ごめん…ゴムないんだけど」
「うん…大丈夫」
光は腰を浮かし、花弁をヒクつかせる。それに吸い寄せられるように、俺はついつい腰が沈み、そそり立つそれがゆっくりと花弁の間を押し広げて挿入っていく。
「いれて…」
「…っく」
うわ…きつい。なんだこれ…絡みついて…。
「あ…っ、あぁ…っ」
光もいつもより感じてるみたいだし…久しぶりだから…か?ヤバイ…気持ち良すぎて、あんまもたないかも…。
後ろからだから、いつもより深く入ってるし…。ヤバイなこれ…。だけど…
「あ…、あっ、ん…っ…か、一也さ…」
へたり込むように突っ伏してよがる光の背中を眺める。これはこれでたまらないけど、やっぱり…
「…えっ…、あ、いや…っ」
挿入したまま、光の腰を持ち、片足を挙げさせて俺の肩にかけ、横向きに寝そべらせた格好のまま挿入を続ける。バックからやってみたかったけど…光の顔が見えないと、どうも今一つだ。つーかこの体位…繋がってるとこも、光の顔も、胸も…全部見えてやばいな。片足を上げてるから丸見えだ。溢れる蜜と、花弁の間を擦る肉棒…。俺、マジでもう…光以外の女に勃たないかも…。ま、いいけどな。
「あっ…だめぇ、ふかい…よぉ…っ」
「…っ、だからさ…そういうの…」
「ああ…っ、あっ、あっ…」
「煽ってんの…わかってる?…っ」
「あっ…あぁっ…」
よがる光の中を擦りながら、だんだんと腰が勝手に早くなっていく。くそ…ずっと我慢してたし、気持ち良すぎて、もう…。
「…っ、ごめ…、出そう…」
「んっ…、…だめ」
え?
「いや…駄目って言われても…」
困るんですけど…。もうはち切れそうなモノを引き抜こうとすると、光はぶんぶん首を横に振って俺の手を掴んだ。
「抜いちゃダメ…」
「…え?でも、ゴム…」
「いいの…」
お…おいおい、そんなこと…そんな風に言われたら…。
「中で…」
「……っ」
どくん、と下腹部が脈打って、快楽がこみあげ、熱を吐き出した。光の中に挿入ったまま…。
「…よかったのか?」
「うん…」
光はお腹を…新しい傷があるお腹を撫でた。
「…あったかい」
「……。」
だからもう、ほんと、なんでそういう煽るようなセリフばっかり…。
また勃ちそう…、と思いながらソレを引き抜こうとすると、光がまた俺の手を掴んだ。
「あ…、だめ」
「え…何が?」
「抜いちゃダメ」
え…?
「このままがいい…」
「……。」
むくむくむく。下腹部に熱が集まってきた。いや、こんなこと言われたらしょうがねーって…。
「ん…っ、おっきくなった…」
「お前な…わざと?わざとなの?」
「え…?」
「…エロ過ぎる。」
「…なにそれ…」
「こっちのセリフ。どこで覚えてくんの、そういう言葉…」
「そんなの…」
光はもじもじと切なげに下腹部をよじる。
「一也さんと…繋がってたい…から」
「……。」
「そう、思っただけだもん…」
うわーー、あーーー、もう…!
「…ひゃ…っ」
「もう無理。もう我慢できない。」
「えっ…、な、なに…?」
「今夜、最低でもあと3回やるから」
「え…っ、あ…っ!」
腰を動かし始めると、光はまた喘ぎ声を零す。こんな綺麗で、可愛くて、最高の女の子が…こんなに俺のことが好きで…。キスしたり、セックスしたいと思ってる…なんて。そんなの、最高すぎるだろ。
「光…、可愛い」
「や…っ、あ…あっ」
「好きだよ…光。ほんとに、愛してる」
「あ…っ、あん…っ、わた…わたしも…、すき…。」
「…もっと好きになって。俺なしじゃ、いられないくらい…」
奥を突かれながら、よがりながら、光は言葉を零す。
「…もう…、なってる…っ」
「……っ」
ああ…もう、ヤバイ。俺のほうこそ…光なしじゃ生きていけない。
律動を速め、どうしようもないくらいの快楽に息を吐き出し、顔を顰める。久しぶりだからか…気持ち良すぎ。そりゃ、こっそり自分で処理はしてたけどさ…やっぱ自分でするのとは大違いだわ…。刺激的にも、光景的にも…気持ち的にも。
光も余裕のない表情で息を荒げ、ときどき甘い声を零す。それがまた俺の腹の底の熱を煽る。
「光…。」
はぁはぁと熱い息を零す光の唇を食み、囁く。
「…気持ちいい?」
「ん…っ、…気持ち、い…」
そう切なげに呟く彼女が、可愛くて可愛くて…。もっと良くしたくなる。
「あ…、あ…っ、もう…っ」
光の声を聴きながら、俺も限界を感じる。そろそろ、イきそう…
それが伝わったのか、光はまた手を伸ばして俺の手を掴む。また中に…そう言われている気がして、俺は快楽のまま、奥へ奥へと打ち付ける。
「あぁ…っ」
きゅううっ、と中が締め付け、ほとんど同時に達して、俺はまた、光の中に熱を出した。ゆっくりと動かしながらすべて吐き出すと、繋がった部分に白濁した蜜が滲み、ぐちゅぐちゅと音を立てる。
「まだ…抜いちゃ、やだ」
上目づかいでそうねだる光。ほんと…俺をどうにかする気か?めちゃくちゃにしたくなる…。その衝動を押さえ、彼女の愛らしい赤い唇に自分の唇を重ねる。甘い…。深いキスをして、大きな胸を揉み、つぼみを転がす。
「ん…。んっ…」
気持ちよさそうな吐息交じりの声がこぼれる。俺はまた、腹の底から熱がこみあげてくる。ゆっくりと腰を動かし始めながら、片方の蕾を舐め、もう片方は手で愛撫し、よがる光を目に焼き付ける。可愛い…。ほんと、胸が苦しいくらい可愛くて仕方がない。好きだ、なんて言葉じゃ、もう足りない。全然足りない。
「あっ…か、ずやさ…」
「ん…?」
「…好き…」
絞り出すように言って、切なげに俺の手に触れる光。快楽に喘ぎながら…なおも俺を求めて手を伸ばす。ああ…可愛いなぁ。ほんと…おかしくなりそう。
「はっはっは…普段もそんくらい、素直になってくれればいいのにな」
「…そしたら」
「ん?」
「ずっと…離れないけど、いいの?」
「はは…、大歓迎。」
「……。」
光はちょっと困ったように…だけどからかうようにはにかんだ。
「じゃあ…そうする」
「おー…楽しみ…だな…っ」
「あ…っ」
また同時に快楽に喘ぎ、絶頂に抱きしめ合った。ああ…出てる。また、中に…。中がキュンキュン締まって、まるで搾り取られるみたいに震えて…。やばい、ほんと…気持ちいい。だけどもう、さすがに…疲れたな。光も疲れ切ってぐったりと横たわっている。汗で額に張り付く金色の髪を撫でてどかし、頬を撫でる。光は肩で息をしながら、うっすらと潤む目で俺を見上げる。
「光…大丈夫か?」
ふっと、その頬がはにかんだ。
「ふふ…」
「…光?」
「また…私の心配?」
からかうように、だけど嬉しそうに言う光の頬を撫でて、俺も口元に笑みを浮かべる。
「そうだよ。…大事だから。」
「……。」
光ははにかんで、俺に手を伸ばして抱き着き、またキスをねだった。