317
夜が更けた城は、底なしに静かだ。
煩いほどの静寂なのに、耳を澄ますのが怖くて…俺は布団を被った。
今日、光は俺の部屋に来なかった…。ってことは…一也の方に行ってんのかな。…なんてことを考えるのが、嫌になる…。
仕方がないことなのに。まして光は、アイツを一番愛してる。わかってたことだ。それでもいいと俺が縋ったんだから。でも、いま、アイツらがヤッてるかもなんて…考えたくない。明日は光が来てくれるかとか、明日も来てくれなかったらとか…頭の中がぐちゃぐちゃになる。
そんな悪夢みたいな静寂を破ったのは、かすかな着信音だった。
それは一也からのラインで、簡潔な文章だった。
『起きてるか?』
…なんだこれ。
でも…こんなこと送って来るってことは、アイツの部屋にも光は来てねーのかな…。
『起こされた』
『じゃあリビングで飲まねぇ?』
文末には酒マーク。俺は少し考え、スマホをポケットに突っ込んで部屋を出た。
「よっ。」
御幸はソファに腰掛けて、はちみつ酒を飲んでいた。この国の特産品だ。
「美味いのか?それ…。ビールねぇの?」
「あるけど、これも結構いけるぜ。」
「え〜…」
気が進まないながらも一杯貰うと、それはほんのり甘くて飲みやすく、なかなか悪くなかった。
「美味いだろ?」
「まぁまぁだな」
「何気取ってんだよ。ビールと発泡酒の区別もつかねーくせに」
「うるせえ」
それから御幸と飲んでいると、部屋のドアが静かに開いて、薄暗い部屋にオレンジ色の明かりが入ってきた。
「あ…ふたりとも、いたの?」
そこにはランタンを持った光がいて、光はランタンを傍のチェストに置くと、部屋に入ってきた。
「光、どした?」
「眠れなくて…」
「はちみつ酒飲む?」
「ううん。ホットミルク淹れてくる…」
光は微笑んで一也に首を振り、キッチンに入って行き、少しすると戻ってきて、一緒にソファに座った。
「二人も眠れなかったの?」
「俺はこいつに起こされて。」
「はっはっは。起きてたくせに…」
光は俺たちを見て静かに微笑み、頷いた。
「ここ…静かだもんね。静かすぎるほど…」
本当にそうだ。時々鳥の声がする以外、静まり返っている。間違っても車の走行音や人の話し声など聴こえないし、サイレンやクラクションなどもってのほかだ。
「ここは街から離れてるし、湖にほとんど囲まれてるからな。」
「うん…。」
光は一也の言葉に頷いて、マグカップを置いた。
「光…。」
一也がその光の手を取り、抱き寄せた。
「おい…俺の前でいちゃつくな」
「いいじゃん。な、光…」
「ちょ…ちょっと…」
キスを迫る一也をやんわりと押し返し、光は身を引いた。
「一也さん、酔ってる?」
「酔ってない酔ってない。」
「酔ってる奴はそー言うんだよ。」
一也の手が光の胸に伸び、光はその手を掴んだ。
「も〜、酔ってるじゃん…やめて。」
「だから、酔ってねーって。いいじゃん、しようよ」
「何考えてるの…こんなところで…」
「そーだよ俺もいるんだぞ」
出て行かねぇぞ、とふんぞり返って一也を睨むと、一也はにやりと笑った。
「わかってるよ。お前に教えてやろうと思ってさ…」
「は?」
「どーせお前、光を満足させてねーんだろ。だから噛まれるんだよ」
「え?…ちょっと、何言って…」
「いーからいーから」
一也は光の手を掴み、もう片方の手で光の胸を揉み始めた。
「きゃ…!な、なにして…」
「おい…いいかげんにしろよお前!」
「何で?もう俺もお前も光と寝てるんだから…何も問題ないだろ。」
「……。」
「それに…お前とするときも、光に気持ちよくなってもらいたいし…」
息を飲んだ光の服を、一也は脱がし始めた。はだけた胸元に手を入れ、桜色の蕾を指で撫で始めると、光はまだ少し抵抗しながらも目をとろんとさせた。
「光はここが弱いんだよな…?」
「やっ…。……。」
ピクピク反応しながら唇を噛み、光は甘い吐息を漏らす。お…俺の時と全然違う…。
「光は焦らされんのが好きだから…最初はゆっくり、軽く触れる程度で…ほら、やってみ」
「えっ…あ…あぁ…」
やってみ…って。いいのかよ…?何だこの状況…。
混乱しながら光の胸に触れると、光はピクンと反応した。
「あ〜違うって。もっと優しく」
「……。」
うぜえ…。けど、一也の言う通り少しゆっくり、触れるか触れないかという程度で蕾を撫で始めると、光はゾクゾクと体を震わせて目を瞑った。め…めちゃくちゃ感じてる…。
「そうそう…もっと。最初は5分くらい、ソコだけ責めて…」
「あっ…」
「…そしたら」
一也は身をかがめて片方のつぼみを舐めた。光は甘い声を漏らし、もじもじと腰をくねらせる。俺も負けじともう片方のつぼみを口に含んだ。光の息が荒く、甘く、乱れていく…。
一也が光の足を開かせると、下着はぐっしょりと濡れ、秘部に張り付いていた。
「ほら、もうこんなになってる…」
「…や…。」
恥ずかしそうに足を閉じる光の下着を脱がすと、一也は難なくまた足を開かせた。
「…あっ…!」
一也がソコに顔を埋めて舐め始めると、光が明らかに悶えて声をこぼした。こんなに感じてる光、見たことない…。やっぱり…光の感じるトコ、こいつは全部知ってるんだ…。
「あ、あ…っ。いや…ぁ」
「まず全体的に焦らして…、で、クリトリスを小刻みに。洋一、ほら」
ほら…って。
俺に場所を譲り、一也は光の胸の愛撫を再開した。俺が足を開かせようとすると、光は僅かに足を閉じようとし、だけどおずおずと開いた。一也が言った通り、まず全体を焦らすようにゆっくりと舐め、それからクリトリスを小刻みに舐めた。
「っ…。ん…っ」
光が堪えきれず甘い声を漏らすのを聞き、舐めながら光の様子をちらりと伺う。光は顔を真っ赤にして、胸の蕾を一也に指で弄ばれながらよがっていた。
「そーそー…そのまま続けて…」
一也の指示に従うのは癪だが、その通りにすると光が見たこともないほど乱れるのがわかり、俺はその通りにした。
「…そろそろイきそう?」
「あ…、ぁ…っ」
一也が光の耳元で囁くと、光は顔を背けるようにしてクッションに埋めた。
「あ…っだ、だめ…」
「洋一、そろそろだけど…イッてもそのまま続けて」
え、イクって…こんなに簡単に?だって俺としたときは、一度も…。
半信半疑で舐め続けていると、まもなくして、光の腰がびくりとはねた。
「あっ…!…っ」
ほ…ほんとにイッた。初めて見た…。一也はいつも、こんなに簡単にイカせてんのか?なんか悔しい…。
「よし…段々ゆっくり…ちょっと吸うようにして」
ちゅ、とクリトリスを吸い上げると、光はまた軽くイッたようにびくりと跳ねた。こ、こいつ…光のイイトコ、知り尽くしてる…。
「で…ナカのいいとこは…ここ」
「…っ」
一也が指を一本花弁に差し込んで止めると、ふるふるっ…、と光が吐息を飲み込み震えた。
「指をこのくらい入れて、お腹側のざらざらしたとこ…ここ弄ってるとすぐイッちゃうもんな、光…」
「……。」
光は真っ赤な顔で息を荒げ、一也にくちゅくちゅと花弁の中を弄られて悶えている。
「ほら、お前も」
一也は指を抜き、俺に促した。言われた通りのあたりを指で撫でると、あっ、と光が可愛い声を漏らした。
「そこ…そのまま小刻みに押すように弄ってて」
「あぁ…」
「やっ…。…ん、う…」
「同時に胸弄ると…ほら、すぐイッちゃうだろ」
「っあ…!や…っ」
びくん、と光が跳ね、ぎゅっと一也にしがみついた。さっきからイキまくり…すげえ、悔しいけど…こんな光の姿をしれて、すげえ嬉しい…。
…つーか…やっぱ俺としてたときよがってたのは、若干演技入ってたんだな…。…若干。…俺、弄ばれてたんだろうか。
「そしたらそろそろ、指2本に増やして…根元まで入れてよく解して。ゆっくりな」
「は…。…っ、あ…。」
「濡れて解れてきたら…またお腹側を押すように、小刻みに動かして」
「か、一也さ…っ」
指を入れてるのは俺なのに、光は胸を弄っている一也の腕にしがみつき、その名前を呼んだ。
「なに?…もう挿れてほしい?」
「……。」
こくん…、と恥ずかしそうに頷いた光を、一也は嬉しそうな…それでいて少し切なげな目で見つめ返した。
「俺も挿れたいけど…。まずは洋一からな」
「……。」
はあ、はあ…、と胸で息をしながら、光が俺を振り向いて見つめた。
「…ゴム取ってくる。」
え、と一瞬目を丸くした一也は、抱き着いてきた光を見て…目元を赤くした。多分、気付いたか…想像がついたのかもしれない。光の気持ちに…。最初は俺じゃなく…一也の子を産みたいって…。
部屋からゴムを取って戻ってくると、二人はキスをしていた。ちゅうちゅう音を立てて、息を乱して、すげえ濃厚なやつ。一也が光を食べてしまいそうなほど、荒々しく…。
一也が俺に気付いてキスをやめると、光はまだ少し物欲しそうに一也を見つめた。
「光…ほら。」
一也が光を寝かせ、俺はその足の間に体を潜り込ませる。恥ずかしそうに俺の手に従って足を開いた光の、その花弁に、ゴムを付けた肉棒を近づけた。
「まずは先っぽで、軽く擦って焦らして…」
ぬる、ぬる、と硬い肉棒を柔らかな花弁にこすりつける。光はそのたびに花弁をヒクつかせ、甘い吐息を零した。そのうちもじもじと腰をくねらせ始め、物欲しそうな目で俺を見つめた。
「そろそろ、ゆっくり…焦らすようにゆっくり、奥まで挿れて」
つぷ…、と先っぽが花弁の間を割り、ゆっくりと滑り込んでいく。
「あ…、ぁ…。」
光はうっとりと体を震わせ、強請るように腰を浮かせる。
「光…。」
一也が光にキスをし、光もそれに応えて、一也のズボンの膨らみを撫で始めると、一也はズボンを脱いで下着姿になった。光は下着をずらして一也の肉棒を取り出し、手で撫で始める。
「奥まで挿れたら…まだ動かさずに、じっとして…」
く…。き、キツい…。すぐにでも動かしたいのに。もどかしい…。
「まだだぞ…」
一也は光に肉棒を舐められながら言う。もう光を焦らしているのか俺を焦らしているのかわからない。
すると光がもう我慢できないと言うように腰を少しくねらせた。
「よし…そろそろ、動かしていいけど…小刻みに奥を軽く突くように、小さく動かして」
あんまり大きく腰振るなよ、と一也が言って、俺はその通りにしてみた。少し揺らす程度に…光の奥をトントンと突き始めると、中がぎゅっと締まった。
「あ…。あっ…」
…すげぇ…これで、気持ちいいんだ…。知らなかった…。AVじゃこんなふうにしてないし…。
「あ、あっ、いや…ぁ」
「そうそう、そのまま…続けて。そろそろ…」
「っ、あっ…」
びく、びくん、と光の腰が跳ね、中がきゅんきゅん締まった。うわ、なんだこれ、出そう…っつーか、先走りとまんねえ…。
「ほら、イッてもそのまま続けないと、気持ちよくねーから」
「あ、そーか…」
「……っ、は、あ…」
腰をゆるゆると動かし、光の震えが収まってから、また奥を小さく突き始めた。
「ソコ続けてもいいけど…次はここ。このへん」
この辺、と一也は光の下腹部のあたりをトンと指先で触れた。
「先っぽで擦ってみて。優しくな」
「この辺か…?」
少し肉棒を引き抜き、先っぽでその中の壁をぬるぬると擦ると、また光はびくんと足を閉じた。
「あっ…そこ…。」
「ほら、イイって」
「…可愛い」
つい声に出して呟くと、一也がにやにや笑って俺を見た。
「は、あぁ…っ、あん…ん…」
光がこんなによがって、喘いでるなんて…。やばいくらい興奮する…!!
「いいよ光、イッて…」
「あ…っ」
一也が光の胸の蕾を撫でて耳元で囁くと、光は息継ぎをするようにはっと息を飲んで、腰をよがらせた。
びくびくと余韻のままに震える光の動きに合わせ、俺は腰の動きを緩め、そのまままた奥へと挿入する。ゾクゾクと悶える光の奥をトントンと突いて、堰き止めていた自分の熱がもう限界であることを感じ始めていた。
「…っ」
「光、洋一が…。」
腰の動きを速めた俺に気付き、一也が声をかけると、光は喘ぎながら俺の方へ手を伸ばした。俺が身をかがめると、光は俺に抱き着いて来て、俺を求めるように抱きしめた。その光も震えていて、また絶頂が近いことを感じ取った。
「あ、あ…っ」
「っ…、うわ…!?」
ほとんど同時に達し、光が俺を強く抱きしめたのと同時に、光の中が今までにないほどうねった。まるで飲み込まれてしまいそうなほどきゅー…っと締め付けられて、俺は人生で初めての、そして人生で最高の快楽の滝を駆け上った…。
もう腰が砕けて…いや、溶けてしまいそうなくらいに気持ちよくて、それを見通しているかのように御幸はにやにやと俺を見ていて、俺はやっと落ち着いてから肉棒をゆっくりと抜き取った。
「スゲェだろ?」
「……。」
なんか悔しい。でも、そうか、光がちゃんと気持ちよくなると、こんな…。最高のセックスができるのか…。
「ヤバい…」
「わかる。」
「……?」
光は胸を上下させて息を荒くしながら、赤い顔でポーっと、不思議そうに俺たちを見つめている。
「じゃ、次は俺が…」
一也が光の手を引くと、光は起き上がって、一也に促されるまま一也の上に跨った。
「あ、…。」
光の花弁に一也の肉棒の先が触れ、光が慎重に腰を落としていくにしたがって、それをゆっくりと飲みこんでいく。
「っ…。…ん…」
光は少し震えながら腰を落としていき、すべて飲み込んだところでブルッ、と体を竦ませた。
「もうイッたの?」
「……。」
一也の微笑に光は顔を赤くして一也に抱き着き、顔を隠した。い、入れただけで…!?そんなことあるのか…
二人を見ていると悔しくて…だけど光へのいとおしさがそれにせめぎ合って、頭がおかしくなりそうだ。
「洋一、後ろ回って、ココ責めてあげて」
ここ、と一也が光の乳首を親指で優しく撫でると、光は甘い声をこぼした。
俺は光の後ろに周り、手を前に回して光の乳首をクリクリ責め始めた。
「んっ、ふ、あ……」
「すげー、中がキュンキュン締まる……」
一也が顔を緩めて腰を震わせた。それだけ俺の愛撫で、光が感じていると言うこと…。
「いてて…ちょっと締め付けすぎ」
「だ、だって…。あっ」
「……。」
なんか…悶々とする。興奮と劣情と、言い表せないモヤモヤ…。だけど総じて、悪い気分では…ない。
「ほら光、おいで」
一也が手を広げ、光はその胸に抱きついて、俺の手から離れた。一也は光の腰を少し持ち上げて、ゆっくりと肉棒を動かした。
「んん……あ……。」
光が震え、悩ましげな声が溢れる。
じっくりとじらした後、一也は一度光から抜き、向きを変えて光に俺の方を向かせた。光を後ろから抱き寄せて、一也は光の太腿を開かせ、自分の足で抑える。繋がっている二人のソコが俺に丸見えになって、光はあわてた。
「や、やだ…!」
「隠さないで、見せてやれよ。洋一も興奮してるぜ…ほら」
にやりと一也が言う通り、俺の半身ははち切れそうなほど膨れ上がっていて、一也のを奥まで加えこんでヒクヒクしている光のソコから目を離せずにいた。
「光も興奮してるじゃん…すげー締め付けてる」
「や、やだぁ…」
「ほらもっとちゃんと、足開いて…」
「あ、あっ…あっ…」
ゆっくりと一也が腰を動かし、光の花弁がじゅくじゅく音を立てる。
煩いほどの静寂なのに、耳を澄ますのが怖くて…俺は布団を被った。
今日、光は俺の部屋に来なかった…。ってことは…一也の方に行ってんのかな。…なんてことを考えるのが、嫌になる…。
仕方がないことなのに。まして光は、アイツを一番愛してる。わかってたことだ。それでもいいと俺が縋ったんだから。でも、いま、アイツらがヤッてるかもなんて…考えたくない。明日は光が来てくれるかとか、明日も来てくれなかったらとか…頭の中がぐちゃぐちゃになる。
そんな悪夢みたいな静寂を破ったのは、かすかな着信音だった。
それは一也からのラインで、簡潔な文章だった。
『起きてるか?』
…なんだこれ。
でも…こんなこと送って来るってことは、アイツの部屋にも光は来てねーのかな…。
『起こされた』
『じゃあリビングで飲まねぇ?』
文末には酒マーク。俺は少し考え、スマホをポケットに突っ込んで部屋を出た。
「よっ。」
御幸はソファに腰掛けて、はちみつ酒を飲んでいた。この国の特産品だ。
「美味いのか?それ…。ビールねぇの?」
「あるけど、これも結構いけるぜ。」
「え〜…」
気が進まないながらも一杯貰うと、それはほんのり甘くて飲みやすく、なかなか悪くなかった。
「美味いだろ?」
「まぁまぁだな」
「何気取ってんだよ。ビールと発泡酒の区別もつかねーくせに」
「うるせえ」
それから御幸と飲んでいると、部屋のドアが静かに開いて、薄暗い部屋にオレンジ色の明かりが入ってきた。
「あ…ふたりとも、いたの?」
そこにはランタンを持った光がいて、光はランタンを傍のチェストに置くと、部屋に入ってきた。
「光、どした?」
「眠れなくて…」
「はちみつ酒飲む?」
「ううん。ホットミルク淹れてくる…」
光は微笑んで一也に首を振り、キッチンに入って行き、少しすると戻ってきて、一緒にソファに座った。
「二人も眠れなかったの?」
「俺はこいつに起こされて。」
「はっはっは。起きてたくせに…」
光は俺たちを見て静かに微笑み、頷いた。
「ここ…静かだもんね。静かすぎるほど…」
本当にそうだ。時々鳥の声がする以外、静まり返っている。間違っても車の走行音や人の話し声など聴こえないし、サイレンやクラクションなどもってのほかだ。
「ここは街から離れてるし、湖にほとんど囲まれてるからな。」
「うん…。」
光は一也の言葉に頷いて、マグカップを置いた。
「光…。」
一也がその光の手を取り、抱き寄せた。
「おい…俺の前でいちゃつくな」
「いいじゃん。な、光…」
「ちょ…ちょっと…」
キスを迫る一也をやんわりと押し返し、光は身を引いた。
「一也さん、酔ってる?」
「酔ってない酔ってない。」
「酔ってる奴はそー言うんだよ。」
一也の手が光の胸に伸び、光はその手を掴んだ。
「も〜、酔ってるじゃん…やめて。」
「だから、酔ってねーって。いいじゃん、しようよ」
「何考えてるの…こんなところで…」
「そーだよ俺もいるんだぞ」
出て行かねぇぞ、とふんぞり返って一也を睨むと、一也はにやりと笑った。
「わかってるよ。お前に教えてやろうと思ってさ…」
「は?」
「どーせお前、光を満足させてねーんだろ。だから噛まれるんだよ」
「え?…ちょっと、何言って…」
「いーからいーから」
一也は光の手を掴み、もう片方の手で光の胸を揉み始めた。
「きゃ…!な、なにして…」
「おい…いいかげんにしろよお前!」
「何で?もう俺もお前も光と寝てるんだから…何も問題ないだろ。」
「……。」
「それに…お前とするときも、光に気持ちよくなってもらいたいし…」
息を飲んだ光の服を、一也は脱がし始めた。はだけた胸元に手を入れ、桜色の蕾を指で撫で始めると、光はまだ少し抵抗しながらも目をとろんとさせた。
「光はここが弱いんだよな…?」
「やっ…。……。」
ピクピク反応しながら唇を噛み、光は甘い吐息を漏らす。お…俺の時と全然違う…。
「光は焦らされんのが好きだから…最初はゆっくり、軽く触れる程度で…ほら、やってみ」
「えっ…あ…あぁ…」
やってみ…って。いいのかよ…?何だこの状況…。
混乱しながら光の胸に触れると、光はピクンと反応した。
「あ〜違うって。もっと優しく」
「……。」
うぜえ…。けど、一也の言う通り少しゆっくり、触れるか触れないかという程度で蕾を撫で始めると、光はゾクゾクと体を震わせて目を瞑った。め…めちゃくちゃ感じてる…。
「そうそう…もっと。最初は5分くらい、ソコだけ責めて…」
「あっ…」
「…そしたら」
一也は身をかがめて片方のつぼみを舐めた。光は甘い声を漏らし、もじもじと腰をくねらせる。俺も負けじともう片方のつぼみを口に含んだ。光の息が荒く、甘く、乱れていく…。
一也が光の足を開かせると、下着はぐっしょりと濡れ、秘部に張り付いていた。
「ほら、もうこんなになってる…」
「…や…。」
恥ずかしそうに足を閉じる光の下着を脱がすと、一也は難なくまた足を開かせた。
「…あっ…!」
一也がソコに顔を埋めて舐め始めると、光が明らかに悶えて声をこぼした。こんなに感じてる光、見たことない…。やっぱり…光の感じるトコ、こいつは全部知ってるんだ…。
「あ、あ…っ。いや…ぁ」
「まず全体的に焦らして…、で、クリトリスを小刻みに。洋一、ほら」
ほら…って。
俺に場所を譲り、一也は光の胸の愛撫を再開した。俺が足を開かせようとすると、光は僅かに足を閉じようとし、だけどおずおずと開いた。一也が言った通り、まず全体を焦らすようにゆっくりと舐め、それからクリトリスを小刻みに舐めた。
「っ…。ん…っ」
光が堪えきれず甘い声を漏らすのを聞き、舐めながら光の様子をちらりと伺う。光は顔を真っ赤にして、胸の蕾を一也に指で弄ばれながらよがっていた。
「そーそー…そのまま続けて…」
一也の指示に従うのは癪だが、その通りにすると光が見たこともないほど乱れるのがわかり、俺はその通りにした。
「…そろそろイきそう?」
「あ…、ぁ…っ」
一也が光の耳元で囁くと、光は顔を背けるようにしてクッションに埋めた。
「あ…っだ、だめ…」
「洋一、そろそろだけど…イッてもそのまま続けて」
え、イクって…こんなに簡単に?だって俺としたときは、一度も…。
半信半疑で舐め続けていると、まもなくして、光の腰がびくりとはねた。
「あっ…!…っ」
ほ…ほんとにイッた。初めて見た…。一也はいつも、こんなに簡単にイカせてんのか?なんか悔しい…。
「よし…段々ゆっくり…ちょっと吸うようにして」
ちゅ、とクリトリスを吸い上げると、光はまた軽くイッたようにびくりと跳ねた。こ、こいつ…光のイイトコ、知り尽くしてる…。
「で…ナカのいいとこは…ここ」
「…っ」
一也が指を一本花弁に差し込んで止めると、ふるふるっ…、と光が吐息を飲み込み震えた。
「指をこのくらい入れて、お腹側のざらざらしたとこ…ここ弄ってるとすぐイッちゃうもんな、光…」
「……。」
光は真っ赤な顔で息を荒げ、一也にくちゅくちゅと花弁の中を弄られて悶えている。
「ほら、お前も」
一也は指を抜き、俺に促した。言われた通りのあたりを指で撫でると、あっ、と光が可愛い声を漏らした。
「そこ…そのまま小刻みに押すように弄ってて」
「あぁ…」
「やっ…。…ん、う…」
「同時に胸弄ると…ほら、すぐイッちゃうだろ」
「っあ…!や…っ」
びくん、と光が跳ね、ぎゅっと一也にしがみついた。さっきからイキまくり…すげえ、悔しいけど…こんな光の姿をしれて、すげえ嬉しい…。
…つーか…やっぱ俺としてたときよがってたのは、若干演技入ってたんだな…。…若干。…俺、弄ばれてたんだろうか。
「そしたらそろそろ、指2本に増やして…根元まで入れてよく解して。ゆっくりな」
「は…。…っ、あ…。」
「濡れて解れてきたら…またお腹側を押すように、小刻みに動かして」
「か、一也さ…っ」
指を入れてるのは俺なのに、光は胸を弄っている一也の腕にしがみつき、その名前を呼んだ。
「なに?…もう挿れてほしい?」
「……。」
こくん…、と恥ずかしそうに頷いた光を、一也は嬉しそうな…それでいて少し切なげな目で見つめ返した。
「俺も挿れたいけど…。まずは洋一からな」
「……。」
はあ、はあ…、と胸で息をしながら、光が俺を振り向いて見つめた。
「…ゴム取ってくる。」
え、と一瞬目を丸くした一也は、抱き着いてきた光を見て…目元を赤くした。多分、気付いたか…想像がついたのかもしれない。光の気持ちに…。最初は俺じゃなく…一也の子を産みたいって…。
部屋からゴムを取って戻ってくると、二人はキスをしていた。ちゅうちゅう音を立てて、息を乱して、すげえ濃厚なやつ。一也が光を食べてしまいそうなほど、荒々しく…。
一也が俺に気付いてキスをやめると、光はまだ少し物欲しそうに一也を見つめた。
「光…ほら。」
一也が光を寝かせ、俺はその足の間に体を潜り込ませる。恥ずかしそうに俺の手に従って足を開いた光の、その花弁に、ゴムを付けた肉棒を近づけた。
「まずは先っぽで、軽く擦って焦らして…」
ぬる、ぬる、と硬い肉棒を柔らかな花弁にこすりつける。光はそのたびに花弁をヒクつかせ、甘い吐息を零した。そのうちもじもじと腰をくねらせ始め、物欲しそうな目で俺を見つめた。
「そろそろ、ゆっくり…焦らすようにゆっくり、奥まで挿れて」
つぷ…、と先っぽが花弁の間を割り、ゆっくりと滑り込んでいく。
「あ…、ぁ…。」
光はうっとりと体を震わせ、強請るように腰を浮かせる。
「光…。」
一也が光にキスをし、光もそれに応えて、一也のズボンの膨らみを撫で始めると、一也はズボンを脱いで下着姿になった。光は下着をずらして一也の肉棒を取り出し、手で撫で始める。
「奥まで挿れたら…まだ動かさずに、じっとして…」
く…。き、キツい…。すぐにでも動かしたいのに。もどかしい…。
「まだだぞ…」
一也は光に肉棒を舐められながら言う。もう光を焦らしているのか俺を焦らしているのかわからない。
すると光がもう我慢できないと言うように腰を少しくねらせた。
「よし…そろそろ、動かしていいけど…小刻みに奥を軽く突くように、小さく動かして」
あんまり大きく腰振るなよ、と一也が言って、俺はその通りにしてみた。少し揺らす程度に…光の奥をトントンと突き始めると、中がぎゅっと締まった。
「あ…。あっ…」
…すげぇ…これで、気持ちいいんだ…。知らなかった…。AVじゃこんなふうにしてないし…。
「あ、あっ、いや…ぁ」
「そうそう、そのまま…続けて。そろそろ…」
「っ、あっ…」
びく、びくん、と光の腰が跳ね、中がきゅんきゅん締まった。うわ、なんだこれ、出そう…っつーか、先走りとまんねえ…。
「ほら、イッてもそのまま続けないと、気持ちよくねーから」
「あ、そーか…」
「……っ、は、あ…」
腰をゆるゆると動かし、光の震えが収まってから、また奥を小さく突き始めた。
「ソコ続けてもいいけど…次はここ。このへん」
この辺、と一也は光の下腹部のあたりをトンと指先で触れた。
「先っぽで擦ってみて。優しくな」
「この辺か…?」
少し肉棒を引き抜き、先っぽでその中の壁をぬるぬると擦ると、また光はびくんと足を閉じた。
「あっ…そこ…。」
「ほら、イイって」
「…可愛い」
つい声に出して呟くと、一也がにやにや笑って俺を見た。
「は、あぁ…っ、あん…ん…」
光がこんなによがって、喘いでるなんて…。やばいくらい興奮する…!!
「いいよ光、イッて…」
「あ…っ」
一也が光の胸の蕾を撫でて耳元で囁くと、光は息継ぎをするようにはっと息を飲んで、腰をよがらせた。
びくびくと余韻のままに震える光の動きに合わせ、俺は腰の動きを緩め、そのまままた奥へと挿入する。ゾクゾクと悶える光の奥をトントンと突いて、堰き止めていた自分の熱がもう限界であることを感じ始めていた。
「…っ」
「光、洋一が…。」
腰の動きを速めた俺に気付き、一也が声をかけると、光は喘ぎながら俺の方へ手を伸ばした。俺が身をかがめると、光は俺に抱き着いて来て、俺を求めるように抱きしめた。その光も震えていて、また絶頂が近いことを感じ取った。
「あ、あ…っ」
「っ…、うわ…!?」
ほとんど同時に達し、光が俺を強く抱きしめたのと同時に、光の中が今までにないほどうねった。まるで飲み込まれてしまいそうなほどきゅー…っと締め付けられて、俺は人生で初めての、そして人生で最高の快楽の滝を駆け上った…。
もう腰が砕けて…いや、溶けてしまいそうなくらいに気持ちよくて、それを見通しているかのように御幸はにやにやと俺を見ていて、俺はやっと落ち着いてから肉棒をゆっくりと抜き取った。
「スゲェだろ?」
「……。」
なんか悔しい。でも、そうか、光がちゃんと気持ちよくなると、こんな…。最高のセックスができるのか…。
「ヤバい…」
「わかる。」
「……?」
光は胸を上下させて息を荒くしながら、赤い顔でポーっと、不思議そうに俺たちを見つめている。
「じゃ、次は俺が…」
一也が光の手を引くと、光は起き上がって、一也に促されるまま一也の上に跨った。
「あ、…。」
光の花弁に一也の肉棒の先が触れ、光が慎重に腰を落としていくにしたがって、それをゆっくりと飲みこんでいく。
「っ…。…ん…」
光は少し震えながら腰を落としていき、すべて飲み込んだところでブルッ、と体を竦ませた。
「もうイッたの?」
「……。」
一也の微笑に光は顔を赤くして一也に抱き着き、顔を隠した。い、入れただけで…!?そんなことあるのか…
二人を見ていると悔しくて…だけど光へのいとおしさがそれにせめぎ合って、頭がおかしくなりそうだ。
「洋一、後ろ回って、ココ責めてあげて」
ここ、と一也が光の乳首を親指で優しく撫でると、光は甘い声をこぼした。
俺は光の後ろに周り、手を前に回して光の乳首をクリクリ責め始めた。
「んっ、ふ、あ……」
「すげー、中がキュンキュン締まる……」
一也が顔を緩めて腰を震わせた。それだけ俺の愛撫で、光が感じていると言うこと…。
「いてて…ちょっと締め付けすぎ」
「だ、だって…。あっ」
「……。」
なんか…悶々とする。興奮と劣情と、言い表せないモヤモヤ…。だけど総じて、悪い気分では…ない。
「ほら光、おいで」
一也が手を広げ、光はその胸に抱きついて、俺の手から離れた。一也は光の腰を少し持ち上げて、ゆっくりと肉棒を動かした。
「んん……あ……。」
光が震え、悩ましげな声が溢れる。
じっくりとじらした後、一也は一度光から抜き、向きを変えて光に俺の方を向かせた。光を後ろから抱き寄せて、一也は光の太腿を開かせ、自分の足で抑える。繋がっている二人のソコが俺に丸見えになって、光はあわてた。
「や、やだ…!」
「隠さないで、見せてやれよ。洋一も興奮してるぜ…ほら」
にやりと一也が言う通り、俺の半身ははち切れそうなほど膨れ上がっていて、一也のを奥まで加えこんでヒクヒクしている光のソコから目を離せずにいた。
「光も興奮してるじゃん…すげー締め付けてる」
「や、やだぁ…」
「ほらもっとちゃんと、足開いて…」
「あ、あっ…あっ…」
ゆっくりと一也が腰を動かし、光の花弁がじゅくじゅく音を立てる。