「やっぱ騎乗位だろ」
「俺は立ちバック」

男だらけの寮生活の夜の話題なんてこんなもの。
俺はちょっと笑いながらつぶやいた。

「何が『やっぱ』だ、童貞のくせに…」
「何か言ったか御幸ィ!!」

後頭部に枕が飛んできた。

「つか童貞バカにするってことはお前、玉城さんとヤッたのかよ!?」
「そーだよまさかあの玉城さんを汚したんじゃねーだろうな!?」
「あの玉城さんを!!」

あの玉城さん、ね…。
学校では光は、姫だの天使だのと噂されているし、男ならもれなく幻想を抱いている。まーその気持ちもわかるけど…俺自身知れば知るほど、光が純粋で素直で可愛いってことがわかるし。実際俺が初めての相手だったわけだし…

「無駄だよ、こいつ玉城さんのことになると口硬ぇから」

中田とゲームをしていた倉持が手を振って言った。意外な横やりだったが助かった。光とのことをこいつらに話す気はない。噂になって、光がそう言う目で見られたら嫌だし。

「はっはっは。そーいうコト♡」
「ふざけんな吐け!!」
「うちの学校のマドンナをお前〜〜!」
「はっはっはっは!」
「それくらいにしとけよ、調子に乗るとウゼェし」

倉持の言葉で、麻生たちはぐっと悔しそうに黙った。



***



翌日の昼休み、光といつもの空き教室で会う約束をしていて、俺は早めに昼飯を食って廊下を小走りで歩いていた。すると前の階段を駆け上がってきた光に気づいて、声をかけようとしたけど、なんだか急いでる様子の光が可愛くて、そのまま後を追うことにした。約束の空き教室はすぐそこで、光が俺に会うために急いでると思うとうれしくて、可愛くて。すると光は教室の手前でちょっと立ち止まった。何かと思うと、隣の教室の窓に映った自分を見て、髪を手櫛で整えて、また確認して、それから教室のドアをちょっと開けて、中に入っていったのだった。
…俺と会う前にあんなことを…。可愛い…。
きゅん、と苦しくなる胸。あーもー、ほんとに好き…。

ガララ、とドアを開けると、光は窓辺に立っていて、俺を振り返ると頬を染めてはにかんだ。
俺は教室のドアの鍵を閉め、すぐに光にキスをした。唇を離すと顔を赤くして俯く光。

「き、急に何…?」
「だってお前可愛すぎるんだもん」
「え…?」

ちゅ、とまたキスをして、胸に触れる。少し揉んでから、いい?と耳元で尋ねると、光は小さく頷く。
ブラウスのボタンを外し、いつ見ても、何度見ても魅惑的な膨らみと谷間が現れると、もう俺は腹の底がうずうずしてたまらなくなる。イケナイとはわかってるんだけど…だめだ、我慢できない…

「ひゃ、…っ、んう…」

下着をずらして薄桃色の乳首を撫でると、光はきゅっと反応しながら顔を赤くする。キスをしながら胸の愛撫をし、光が感じているのをたまらない気持ちで見て興奮を高めて、スカートの中に手を入れる。
あー、俺、ほんと悪い先輩…
指先に少し濡れた下着の感触。いつも、下着が濡れるのを光は嫌がる。そりゃそうだ、5,6限目を履き心地の悪い下着を履いて過ごさなきゃならなくなるんだから。だから俺は下着をするりと脱がし、早々に秘部に直接触れた。

「……。」

もの言いたげに、だけど唇を噛んでもじもじしながら俺を見て、光はされるがままになる。俺はズボンのベルトを外し、すっかり固くなった肉棒を出して、光の手をそこへ導いた。

「光、触って…」
「……。」

黙って従う光。光の柔らかな手が、ぎこちなく肉棒を撫でる。まだ恥ずかしさがぬぐえないらしく、あまり直視もしない。お互いの秘部を触り合って、光の中がだんだん解れてきたところで、俺は光に後ろを向かせた。

「?何…?」
「そこ、手ついて」
「…?」

いつも正常位でしかしてないから、光は不思議そうにしながら従って、壁に手をついた。
俺が肉棒にゴムをつけ、スカートを捲って秘部にあてがうと、光はこれからすることがわかったようで、恥ずかしそうに身構えた。

「…、あ…。」

ゆっくりと肉棒が花弁の中に飲み込まれていく。俺は光を後ろから抱きしめるようにして胸に触れ、そのまま動き始めた。

「っ、ん…、はぁ…」

正常位より密着するし、これはこれで悪くない…けど、光の顔がちゃんと見えないのがいまいちだな…。少し迷ったけど、俺は少しして肉棒を抜いた。

「…っあ、あ、…っ…、……?」
「光、今度はこっち」
「え…?」

床に座り、光の手を引いて俺の上に跨らせる。光は、まさか、と言い耐えに真っ赤な顔で膝立ちのまま固まった。

「ほら、腰降ろして、自分で入れてみてよ」
「えっ…、む、無理だよ…」
「だーいじょうぶ、ほら、ゆっくり」
「……。」

光の腰をおとさせ、肉棒の先が花弁の縁に触れると、光はピクンと反応する。そのまま光はゆっくりと腰を下ろして、肉棒が花弁に飲み込まれていくのを、俺はなんだかいつもより興奮しながら見つめた。光が自分で入れてるって言うのか、なんか、すげぇエロい…。

「腰、動かしてみて。」
「や…、やだ…恥ずかしい…」
「ほら、」

ちょっと腰を動かして誘導すると、光はぎこちなく、ほんの少し腰を浮かせた。

「…もっと見せて」
「えっ…!いや…!」

そのまま足を開かせると、もう、繋がっているところが丸見えで。光は咄嗟にスカートを抑えて足を閉じ、そこを隠した。同時に、きゅん、と中が締まって、危うく出そうになってしまう。堪えたところで、中がこんなに締まるなんて、光も興奮してるんじゃないか?なんて考えて、俺はますます気持ちが昂った。そうなるともう光のぎこちない動きでは物足りなくて、俺は起き上がって、光をそのまま押し倒した。

「ごめん、もー我慢できない…」
「……。」

ちょっとスカートを捲ると、また繋がっているところが見えて、恥ずかしそうに足を閉じようとする光の足を抑えると、光はいや、と小さく呟きながらも抵抗はしなくて…。俺はそのまま繋がっているところを見ながら、腰を動かし始めた。

「ん、んっ…」

…やっぱ、顔も見れるしすぐキスもできる正常位が最高かもしれない。そう思いながら、赤い甘そうな唇にキスをする。光とこんなことしてるなんて…光がこんな顔をするなんて…光がどこをどんなふうにされて、どんなふうに感じるかなんて、誰にも教えたくない。

「あっ、あ…っ、」

奥…軽く突くようにすると、気持ちよさそうにするよな…。光が感じるとこ、だんだんわかるようになってきて…ますます堪んねー…

「んんっ…」

あ…光、イッてる…。中がヒクヒク締め付けてきて…俺ももう…
熱がこみあげてきて、その絶頂に達したとき、一番奥まで押し付けて、びく、と震えた。や…ばい。気持ちいい…
ふるふるっ…とふるえて、快感がじわじわ落ち着いてきて、光が俺の方に手を伸ばしてきた。手を差し出すと、光はその手に触れて、引き寄せて、身をかがめた俺に抱き着いた。光にキスをして応えて、ゆっくりと肉棒を引き抜く。

「っ…。」

光の吐息を聞いて、また甘い気分になってしまいそうになるのを我慢する。2回もする時間はない。残念だけど。
昼休みに光と会ってイチャつくときも、今日みたいに最後まですることは少ない。時間が少ないし、そう頻繁には光を誘い辛いし。それに…ゴム、どこで捨てるかな…。いつも困るのはそれだ。大体はティッシュでくるんで、中庭のごみ箱の中に押し込む。俺はポケットからティッシュを出し、ゴムを厳重にくるんで握り固めた。
と、その時、予鈴が鳴った。

「あ、やべ…」
「……。」

光は乱れた制服をなおすと、ドアに駆け寄って俺を振り返った。一緒に空き教室を出て、俺は渡り廊下へ、光は下の階へ行くため、階段前で別れる。

「大丈夫?」
「うん。じゃあね」

じゃあね、と微笑んでちょっと手を振り、階段を駆け下りていく光。さっきまであんな顔で乱れてたくせに…、なんてまたむずむずしそうになって、俺はそれを振り払って教室に急いだ。

 


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