「…ん、」

光が顔をゆがめて声をこぼした。

「ごめん、痛かった?」
「ちょっと…だけ」
「続けて平気?」
「……。」
「…いったん抜く?」

少し緊張した顔の光が、迷った末に、小さくうなずいた。
こういうことをするのは初めてではない。
初めてした時から、何度か触ったり、しようとしたり…したけど、どうにもうまくできなくて。
休み時間などの限られた時間で、空き教室などの休まらない場所で、とか、いろいろ原因はあるだろうけど、まず俺も光も慣れていなくて……いつも最後の肝心な時、俺のが光に上手く入らないのだ。
そういうわけで、光のおばさんがいない日に、一度ちゃんとした場所…ベッドで、ゆっくりじっくり、試してみようと。
はい、と光が頷いた時から、俺は期待とムラムラで夜もあまり眠れなかった。

「…あ、」

肉棒を抜いた代わりに指を一本深く深く挿入し、ゆっくりとほぐすように動かした。

「……、……。」

光の恥ずかしさと艶の滲んだ顔…。ずっと見ていたい。

「ん…、…あ…。」

だんだん指が早くなり、光の腰が浮いてきて――俺は指を引き抜き、ゆっくりと2本挿入しなおした。

「っ…、はぁ…。」

指を飲み込み、光はきゅう、と俺の指を締め付ける。

「あ、あっ…先輩…。」

甘えるように俺に抱き着いて、光はくぐもった声をこぼした。してるとき、すげー甘えてくるの…可愛いんだよな〜…。
次こそ痛くないように念入りに念入りにほぐそうと思って、ギンギンに張り詰める自身を堪えて光の中を弄っていると、光が悩ましげな声で言った。

「せ、先輩…。」
「ん?」
「あの…。…もう、だいじょうぶ…」
「え?…入れて大丈夫ってこと?」

こくん、と小さく恥ずかしそうにうなずく光。

「や、でもまだキツいと思うけど…」
「…大丈夫」
「無理しなくていいよ、もうちょっとほぐれてから…」
「でも、もう…」
「ん?」
「…奥…、してほしい…。」

…え、なにそのエロい発言…。

「奥…どうなってるの?」
「……。…うずうず…する…」

ああもうえろすぎるって…!!

「わかった、じゃあ入れるぞ」
「…はい」

どきどきどき、光の心臓の音が聞こえてきそうだ。
光の足を開かせ、花弁の間に挿入し始める。

「……っ!」

光が顔を顰め、俺は動きを止めた。

「やっぱまだ痛い?」
「……。」

光は赤い顔で黙り込む。

「じゃあもう一回指で……」
「あ、あの、大丈夫」
「いや無理すんなって。俺も嫌だよ、お前が痛いのにすんのは」
「そんなには痛くないです…」
「そんなにはってなんだよ。」
「だって…。…あっ」

少し動いた拍子に、光が甘い声を出した。そしてソレに反応し、俺の肉棒にギュンと熱がいっそう集まった。

「う、」
「…ゴメン」

光が顔を顰め、俺は苦笑した。…光の不意打ちの喘ぎ声で肉棒がさらに膨れ上がったのだ。

「ちょっと…一旦抜く」
「……。」

慎重に肉棒を抜き、すまなさそうな顔の光の頭を撫でた。

「んな顔するなよ。ゆっくりやろうぜ、今日はいっぱいできるんだし♡」
「……。」

光は呆れたように、そして照れ臭そうにはにかんで、布団で胸を隠して起き上がった。
そして、不思議そうな目で遠慮がちに、俺の肉棒をチラッと見た。

「何?」
「う、ううん…」

なんでもない、と恥ずかしそうに目を背ける光。もっと堂々と見てもいいのに。初心だなぁ。
俺は光に愛おしさを覚えつつ、フー…、と静かに息を吐き、肉棒の熱を少し宥めた。

「…先輩?」

その俺をまた光は不思議そうに見た。

「ちょっと落ち着くから、待って」
「…?」
「ちんこが硬くなりすぎた」
「……。」

ぼん、と顔を赤くして、光は固まった。

「な、な、なに、なに言って…」
「いやいや、真面目な話、慣れてない女の子に入れるときはちょっと柔らかいままのちんこのほうが良いらしい」
「…は…。」
「硬いもんより柔らかいもんのほうが痛くないのは当然だろ?」
「……。」
「だからちょっと興奮を収めてんの。少し萎えれば多少小さくもなるし、入りやすくなると思うから」
「……。…どうしてそんなに詳しいんですか?」
「そりゃ調べたから。光が痛い思いしないようにと思って」
「……。」

光は赤い顔で俯いた。

「つーか俺、ちんこデカイ方だから多分ソレも原因なんだよね…」
「え……。」

はっはっは、と苦笑すると、光は目を点にして固まって、ちらっと俺の肉棒を見、咄嗟に顔を背けた。

「よし…」

少し落ち着いて、光を見た。

「じゃもう一回…いい?」
「は…はい」

緊張した顔の光を寝かせ、足を開かせて、花弁の蜜を肉棒に擦り付ける。そしてまたゆっくりと、腰を落としていく…。

「痛かったら言って…、」
「……ん、う…」

…多分ちょっと我慢してるな、これは…。でも…もうちょっとで全部……

「……っし、入った」
「……。」
「痛い?」

光は潤んだ目で俺を見上げ、首を横に振った。

「ほんとに?」
「……。」
「こら。嘘つくな」

えへ、とはにかむ光。もー、ホント我慢されたくないのに。俺だけ気持ちよくなって、光は痛みを我慢してるなんて、辛すぎる。

「じゃあちょっとまだ動かさないから……」
「え、」

光を起き上がらせ、俺に跨って座る格好にし、そのまま正面から抱きすくめてキスをした。光の中で肉棒が、むくむくと熱を孕む。その度に光の中がきゅっと締まった。

 


ALICE+