お風呂上がりであろう豪炎寺が俺の前に座った。
「ん?……どうかしたか?」
今は豪炎寺と2人だけ
広い食堂で俺たちのとこだけ電気が付いていることが妙に緊張感を作る
「前、コーチが話してくれた、サッカーが出来ない人って…彩さんですよね?」
やけに響いた豪炎寺の言葉
その後、静まる食堂
「さあな…仮に彩だとしてどうする?」
「鬼道たちからしたら、良い印象に変わるのではないかと思いました」
「あいつは厳しかったからあまり良い印象ではないと?」
「はい。あのときは皆、戸惑ってましたから」
「そうか…お前たちは甘いな
厳しくする理由を考えるべきだな…
それから、サッカーが出来ない出来るの問題で人を判断するな
お前の考えからすると同情で印象が変わるということだろ?
そんなもの、彩は望んでない」
「そうですね 失礼しました
俺からは話しません」
「一つ聞く何故俺が話した人を彩だと思った?」
「表情です。
それに、この写真」
豪炎寺が俺に見せた写真
それは……
俺と彩が写ってる写真
「こないだ用事があり保健室に行ったときに机の上に置いてありました
今は養護教諭がいませんし、次の担当である彩さんが管理をしているんだと思います
中身は見てませんが、この封筒と一緒に
この人が訪れた時、この手紙を見せて下さいと付箋に書いてありました。
それで、写真と一緒に持ってきました
彩さんと、どのようなお関係なんですか?」
「さあな……手紙のことはありがとな」
何か手がかりがあるかもしれない…
「ん?……表情ってなんだ?」
「コーチ、いつもと表情が違ったんです。
とても大事な人なんだと思いました
その後に、この写真を見つけたので……
それにコーチが初め来た時、彩さんのことを聞いてました。」
「そうか……早く寝ろよ
明日にはライオコット島に行く」
「はい。
(肯定してますよね?……彩さんのことだって)」
早く手紙を読もう…パソコンを終い、部屋に向かう