食堂に入れば、全員に見られる
「君は確か…」
キャプテンである、松風天馬に声を掛けられる
「菊池志乃です」
「そうだったね!…菊池さんは今来たの?」
嫌味…なわけ?
「ええ、そうですが。悪いですか?」
ゴールキーパーが突っ掛かって来た
「私は学校に通いたいので今日来るのは遅いに決まってるじゃないですか
基本的に夜しかいませんよ
それでも選んだのは監督です
文句なら監督にどうぞ、大歓迎です」
と嫌味ったらしく言った
「そんなっ!文句なんてないよ!」
……これが素ならひく。ありえない
こんなまっすぐで、何でも信じそうな人
なんて偽善者なんだろう。
「お前、サッカーの経験は」
静かに棘を含めながら私に聞く、神童拓人
「何故聞きますか?
私、マネージャーのはずですが…」
そう、マネージャーだけでいいのだ。
納得した神童拓人は、誤ってきた