マーヴェリックが小さくなった例の日からしばらく。俺たちはあれから特に変わったこともなく、いつも通りの日常をお互いに過ごしていた。
『今度は君が縮んだりしてね』
『うわ、それは困る』
『でもありえない話じゃないだろ? 小さくなってしまった原因は結局わからなかったんだ。だからいつ君に起こってもおかしくはない』
『それはそうだけど』
『安心するといい。今度は僕がめいっぱい可愛がってあげるよ』
『……あんた、もしかしなくてもこの間のこと根に持ってるな?』
マーヴェリックの言葉に一理あるなと頭の片隅に思いつつも、現実になるのは御免だと思っていた。思っていた、のに。
「まじで縮むとは思わねえじゃん……」
俺はどうしようもない現実を前にすっかり頭を抱えていた。
場所はまたもやマーヴェリックのトレーラーハウスである。いつものように休暇で彼の家を訪れ、朝起きて自分の手のひらが随分と小さくなったのに気づき、確信したのだ。恐れていたことが起こってしまったのだと。
「どうすんだよ、こんなの」
「気にすることないよブラッドリー、どうせお互い休暇中なんだ。好きなだけ子どものままで居たらいい」
僕の服を取っていてよかったね、と俺の頭を撫でながらにこにこするマーヴェリックに少しだけ苛立ちを覚える。あんたは何も知らないからそんな顔ができるんだ。俺がこの休みをどれだけ楽しみにしてたかなんて、ちっとも知らないくせに。
「早く戻りたい……」
「ま、僕の時も一日で戻ったんだ。君もすぐに戻るよ」
「そうだといいけど」
むすっとした俺の表情を見てマーヴェリックは頬を緩ませる。
その日の朝食は、子どもの頃俺が好きだったパンケーキだった。ニコニコしながら俺が食べるのを見つめるマーヴェリックを横目に、さっさと元の姿に戻ってやると思いながら俺はフォークを突き刺し大口でかぶりつく。
***
そんな朝の出来事も、もう随分と昔に感じる。
「戻らねえ……」
ぐったりとテーブルに頬をつけ、俺はつぶやいた。
俺がこの姿になってから早3日。全然元の姿に戻る気配がない。これっぽっちの兆しも見えなかった。初日はがっかりしつつも「まあそんなこともあるか」と思えたのだが、3日となると流石に焦りが出てくる。おかしい、それこそマーヴェリックの時はすぐに戻ったのに……。
「おいおいどうしたヒヨコちゃん。ご機嫌斜めかぁ?」
そんな俺の気持ちなんて露ほども知らないであろう、隣に座った男を横目に俺はため息をついた。すっかり酔っているのか、酒の匂いが鼻をかすめる。
「うるさいバックマン、今日はお前の相手してる気分じゃないんだ」
「まーそう言うなよ! ほれ、お兄さんがオレンジジュース奢ってやるから」
嬉しいだろ?なんて言ってニヤニヤ笑うバックマン……もとい、ハングマン。
そう、今日は例の極秘任務のメンバーと久しぶりに集まる日だった。今の俺のこんな姿を見たら絶対にからかわれるに決まってるから、この日までには絶対に戻りたかったのに……くそ。なんなんだよマジで。俺が何したってんだ。
「ブラッドリー、体調は大丈夫か? 限界になったらすぐ言うんだぞ」
「う、うん。わかってるよマーヴ」
俺の返答を聞くなりニコニコと微笑むマーヴェリック。その表情を見て俺は若干の違和感を覚える。今日は運転があるからってアルコールは飲んでいないはず、なのに……あんた心なしか普段の俺といる時よりも楽しそうじゃねえか? そんなことを思っていると、丁度フェニックスも同じ事を思ったらしい。
「大佐。なんだか楽しそうですね?」
「そう見えるかい? ……ルースターは不本意かもしれないけど、やっぱり懐かしくてね」
少々照れながら白状するマーヴェリックの言葉にほらやっぱりそうだ!と叫びそうになった。
中身は違うにしろ、在りし日の……思い出だけの存在がいきなり目の前に現れたらそりゃそうなるのはわかるよ。わかるけどさ、やっぱり複雑な気持ちにはなるだろ。あんたに片思いしてる”大人の”俺としてはさ。
「(あんたは子どもの俺の方が好きなのか? ……もしかして、元に戻らない方が、あんたにとっては嬉しかったりする?)」
なんて後ろ向きなことまで考えてしまう。いかんいかん。どれもこれも全部元に戻らないのが悪いんだ。あとデレデレのマーヴェリックも悪い。俺はちっとも悪くない。そんなことを考えながら咥えたストローをがじがじと噛んでいると、傍にいたボブがナッツをポリポリと咀嚼しながら尋ねる。
「昔馴染みとは聞いてたけど、そんなに小さい頃から知り合いだったんですね」
「大佐! 小さい頃のルースターってどんな感じだったんですか?」
興味津々といった感じでハングマンが前のめりに尋ねる。やめろというオーラを発してもあの人はちっとも気にしていない。その証拠に本人を前にさして躊躇う様子も見せず、実に楽しそうに思い出話をし始めた。俺の覚えている懐かしい記憶から覚えてもいないような恥ずかしいことまで。その話に周囲はいちいち沸き立って、それに反比例するように俺の気分は下がっていった。
「へーえ、随分可愛いやつだったんだな? ヒヨコちゃん」
「……」
ニヤニヤと笑いながらこちらを見てくるハングマンをまるっと無視して無言でジュースを吸い込む。ほんと、あの人は……。
すると俺の様子をみたペニーがさりげなくマーヴェリックの気を引いた。無意識のうちに機嫌が顔に出ていたのだろう、目が合うなり慌ててこちらに近づいてくる。
「す、すまないブラッドリー。流石に浮かれすぎた」
「……俺は早く戻りたいんだよ」
「うん、わかってる」
「なのにあんたはずっと面白がってばっかり」
「悪かった。どうにも君の姿が懐かしくて、つい……」
機嫌を直してほしいのか、頭を撫でながら困った顔で笑いかけてくる。眉を下げ、こちらの機嫌を窺うように無意識に小首を傾げていた。その表情はまるでご主人に甘える犬のようで、否応なしに心臓が跳ねる。くそ、くそ、そんな顔するなよ。ずるいだろマジで。ぐっと押し黙る俺を他所に、瓶ビールに口を付けながらコヨーテが言った。
「それにしてもどうやったら戻るんでしょうね」
一同がなんとなく流れで考え始める中、フェニックスがそういえばと尋ねる。
「確か、前は大佐が小さくなったんですよね? その時はどうやって戻ったんですか?」
「あの時は朝起きたら戻っていたんだ。だから今回もそうだろうと思ってたんだけど」
マーヴェリックは苦笑する。前回もこれといって何かを試したわけでなく、寝て起きたら戻っていただけにどう考えても手掛かりがなさすぎる。するとファンボーイがううんと唸りながら言った。
「これがもしフィクションなら、『愛する人からのキス』とかありえそうなんだけどなぁ……」
「は!?」
突拍子もない発言を聞いた俺が驚きの声を上げると、周りは火がついたように笑いだした。キスぅ!?流石にファンタジーすぎるだろ!、いやでもこの状況は十分ファンタジーじゃねえか?、確かに!なんて言いながらゲラゲラと笑う。みんな酔っているせいで自然と声もデカくなっている。そのはずなのに、俺はその声がまったく耳に入らないほど衝撃を受けていた。
脳裏にフラッシュバックするのはあの夜の出来事。これくらいなら許されるだろうかと思って行った、誰も知らない愛情表現。
……そうだ。俺、前マーヴェリックが小さくなった時に、……キス、した。
「(……まさか、本当に?)」
さすがにありえないと思いつつも、もしそれが本当だとしたら?という思いが拭いきれない。胸の内がざわざわする。心臓が高鳴る。ぐっとグラスを握りしめると、俺の体温が伝わったせいですっかり表面はぬるくなっていた。
「ブラッドリー、大丈夫か?」
「っあ、うん、大丈夫……」
マーヴェリックに話しかけられて思わずどもってしまう。流石に今思ったことをありのまま伝えるわけにもいかない。それをどう受け取ったのかは知らないけど、彼はいつもと変わらない笑みを浮かべてぽんと頭を撫でる。
「気にしなくていい。そのうち戻るさ」
***
それからしばらくして、会はお開きになった。メンバーと別れ、マーヴェリックとふたりで帰路につく。
助手席のシートに身体を預けながら俺は今日何度目かのため息をついた。酒は飲んでないにしろ、写真撮られまくるわいじられまくるわで流石に疲れたな。欠伸をこぼすとそれを見たマーヴェリックが言う。
「少し休んでいていいからな」
「大丈夫……起きてるよ」
「そういう割に目がずいぶんお眠だぞ」
エンジンをかけながら、マーヴェリックはからかうように言う。また子ども扱いかよ、と俺は苦笑した。ほんとにこの人は……まさか俺が中身まで子どもになったと思ってるんじゃないだろうな?
夜の砂漠は暗く静かで、エンジン音だけがあたりに響いていた。しばらくたわいもない話をしていたのだがそういえば、と思い出すようにマーヴェリックが話題を変える。
「君、好きな人とかいないのか?」
「……どうしたの、急に」
いきなりの方向転換に思わず言い淀んでしまう。対するマーヴェリックは真っすぐに前を見据えながら続けた。
「ハードデックで言ってただろ? 『愛する人からのキス』」
「え、マーヴまさかあれ本気にしてんの」
「信じているわけではないけど……今のところ何の手がかりもないんだし、試してみる価値はあるだろう?」
それで、いないのか?なんてマーヴェリックは俺に投げかける。俺はといえば、一体どう答えるのがいいのかわからず黙り込んでいた。
どうしよう、どうしよう。言ってしまったほうがいいのか?これは。『俺の好きな人はあんただ』って。『ずっと前から好きだった』って。今、ここで。……いやいやいや! そんな、流れでさらっと言っていいようなもんじゃないだろ! だってなんだかんだ俺はまだ彼に"そういう"アピールもできていないのだし。そもそも彼の気持ちもわからないし……。
「い……るよ。好きな人」
でも、気づけば俺の口は勝手に動いていた。
「昔から、ずっと好きだった人がいるんだ。それこそガキの頃から、ずっとね。最初は憧れみたいなものだったんだけど、気づいたら好きになってて。途中で会ってない期間があったけど、それでも心の片隅にその人はずっといたんだ。……こんなに好きな人はもう現れないだろうなって思うくらいには、その人の事を愛してる」
心臓がバクバクと高鳴っている。今にも俺の胸から飛び出して逃げ出してしまいそうなほどだ。指先が震えて、ぎゅっと両手を握りしめると手のひらは汗で湿っていた。30年近く抱えた恋心をこうして誰かに言うのは初めてで、それだけで緊張してしまうのに、まさかその相手が本人だなんて。緊張しない人の方がどうかしてる。……なんでこんなことになったんだっけ。別に言うつもりなんてなかったのに、どうしてこんなことになったんだっけ。頭の中がぐちゃぐちゃで、もう何も分からない。
「熱烈だね」
俺の話を聞いたマーヴェリックは少しくすぐったそうに笑う。まさかその対象が自分だとは微塵も思っていなさそうな笑みだった。
「じゃあその子を呼ぼう。事情を話せばきっとわかってくれるさ」
「……いや、大丈夫だよ」
「大丈夫? どうして? 呼ばないことには試せないだろ」
マーヴェリックは片眉を上げてちらりと横目にこちらを見た。そうだな、普通ならこの流れで断るなんてありえない。でもこの場合は違うんだよ。俺は震えそうになる声を何とか抑えながら続ける。
「その、別に呼ばなくてもいいんだ。……俺の、好きな人は」
――ああ、もういいや、言ってしまえ!
迷いも不安も何もかもを振り切って、俺は勢いに身を任せて告白する。
「今話してる人だから」
それだけ言って俺はすぐに口を閉じた。内心では「言った!」「言えた!」と大騒ぎをしているのだけど、マーヴェリックには聞こえていないだろう。
車内が静かになる。押し黙るマーヴェリックに、きっと断られるだろうなと俺は思った。今まで俺のことをそんな対象として見ていなかっただろうことは薄々わかっていた。そんな相手からの告白を受け入れる彼の姿が想像できなかった。それに年齢にしろ性別にしろ、断るための要因はそこら中に散らばっている。どちらにしろ俺に勝機はない。でもいいんだ。勢い任せとはいえちゃんと言えたから。それだけで俺は十分だ。
「……そうか」
長い沈黙の末、マーヴェリックはつぶやくように言った。
運転席が見れない。さっき告白できただけで十分だって言ったくせに、俺を振るだろう彼の顔を見るのが恐ろしかった。視線を落とし、子ども用の靴の先を見つめている。
「君、僕が好きなのか」
「そうだよ。さっきも言っただろ。ずっと前から、あんたのことが好きだった」
こうなったらもうヤケクソだと、俺はぎゅっとズボンを握りしめながら続けて言った。
「まだ恋なんて知らないガキの時に惚れたんだ。あんたにあんなことされても、心の奥底ではずっとあんたのことを思ってたよ。ずっと好きだった。30年以上の筋金入りだよ」
「へえ、そんな頃から」
「悪い?」
「はは、そうだな……君が思ってるより悪くはないよ」
「……へ?」
想わぬマーヴェリックの言葉に固まる。恐る恐る顔を上げて運転席の方を見るとそこには、想定していたよりもずっと優しい顔をした彼がいた。呆然とした顔のまま俺は言う。
「……信じられないって、引かれると思ってた」
「なんだ、引いて欲しかったのか?」
「そうじゃないけど」
「あんな熱烈な告白を聞いて、嬉しくない人間がいたら紹介してほしいよ」
マーヴェリックは可笑しそうに目を細める。その表情から俺はすっかり目が離せなくて、まばたきも呼吸も忘れて彼のことを見つめていた。
『嬉しい』って、あんたはそう思ってくれたのか。俺の告白を。
「あの、それじゃあ、その」
「おいおいしっかりしろよ。君今まで他の女の子にもそうだったのか?」
「仕方ないだろ! 告白なんてするの初めてなんだから!」
思わず声を荒げてしまう。というか今過去の話を持ち出すなよ。するとマーヴェリックは余裕そうな笑みを崩さずに言った。
「僕を恋人にしたいんだろ? ならきちんと言葉にしてごらん。できるかい」
「こ、こいびと」
「ほら。もうすぐ家に着くぞ。いいのか? そのまま帰っても」
彼が軽い調子でからかうように言うから、俺は咄嗟に口を動かした。
「マーヴ、っその……俺の恋人になってくれる?」
「うん、いいよ」
迷う様子など一切なく、あっさりと答えられる。告白したこっちの方が拍子抜けしてしまうほど簡単な了承に、俺の方が面食らってしまった。
「……あんた、マジで言ってるの。恋人だよ、わかってる?」
「疑い深いなぁ。僕がこんな冗談言うように見える?」
「っでも、だってそんな」
今までそんな素振り一切見せなかったじゃないか。そう言いたくなるのをぐっと堪える。するとマーヴェリックはハンドルを握り直しながら言った。
「僕だって初めは意識していなかったさ。でも君が僕にキスをしたあの日から、どうにも色々考えてしまってね」
「っマーヴ起きてたの!?」
「半分くらいは寝てたよ。でも、君の独り言はばっちり聞こえてた」
マーヴェリックの思わぬ告白に俺は思わず固まってしまう。最悪だ、まさか、あの時起きてたなんて。顔からどんどん血の気が引いていくのがわかった。だがその直後、今度は羞恥のせいで顔に熱が集まる。文字通り顔色をコロコロ変える俺の様子を気にする様子もなく、マーヴェリックは続けた。
「君は最悪だと思うかもしれないけど、思ったよりも悪くないよ。だって僕はそのお陰で、君が僕にどんな感情を抱いてるのか知ったんだから」
「……マジかよ」
「そこからなんだか君の行動全部がそう思えてきて……それで、気づいたら僕までその気だったんだ」
結構簡単だろう?なんて笑う。
「君は恋人でいいのかって聞くけど、正直それはこっちのセリフだよ。君の方こそいいのかい? 僕よりももっと若くてかわいい子だって沢山いるのに」
「……そんなのいらない。他の誰かなんかじゃなくて、俺はあんたがいいんだ」
小さい頃からずっと憧れて……それこそ追いかけて空を飛ぶくらいには恋焦がれてたんだ。他で代用できるほど俺の想いは軽くない。
そんな俺の言葉を聞いたマーヴェリックは嬉しそうに微笑んで「そうか」と呟いた。
家に到着し、俺たちは揃って車から降りた。先に進むマーヴェリックの背中を追い掛け、追いついて、隣に並ぶ。格納庫の中に入りながらマーヴェリックは訊ねた。
「シャワー……は、別に明日でもいいか。どうするブラッドリー」
「俺も、明日にする。早く戻りたいし」
「せっかちだなぁ。というか、まだこれで戻れるとわかったわけじゃないだろ。頼りたくなる気持ちは分からなくないけど」
「大丈夫だよ。きっと戻れる。なんだかそんな気がするんだ」
逸る気持ちを押さえて寝間着に着替える。ベッドに腰かけて、同じように隣に腰かけた彼を見上げる。彼の手が肩に添えられ、思わず身体がびくりと跳ねてしまう。それを見たマーヴェリックはくすりと笑った。顔を近づけてくる。
「目を瞑ってくれ」
「わ、わかった」
ぎゅっと勢いよく目を瞑ったらまた笑われた。ふっと彼の息遣いを近くに感じて、緊張で心臓がどくどくと音を立てる。はやる気持ちを抑えて大人しく身構えていると、待ちに待った彼の唇の柔らかい感触がした。
……俺の唇ではなく、額に。
「なっ、なんで額なんだよ!?」
「うーん、やっぱりこの姿だと気が引けるというか……今はこれで許してくれ」
不満そうな俺の顔を見て、マーヴェリックがくすりと笑う。それからそっと頬を撫でながら俺に言い聞かせた。
「唇は元に戻るまでオアズケ。だから早く戻ってくれよ?」
「わ、わかった、絶対だからね? 元に戻ったらちゃんとしてくれるんだよね? というか、俺からもしていいんだよね?」
「必死だな君。……いいよ。約束する」
もぞりと布団に身体を滑り込ませる俺に、マーヴェリックが柔らかく笑いかける。それは甥っ子を見る叔父の目とは少し違っていて、それだけで舞い上がってしまいそうになるんだから俺も本当に単純だ。
「おやすみブラッドリー、……僕も明日が楽しみだ」
ぽんぽんと軽く布団越しに叩かれる。ああもう、そんなことされたら、俺。
がばりと勢いよく布団を頭上まで引き上げて言った。
「全然眠れそうにないんだけど……」
その言葉を聞いたマーヴェリックは、実に楽しそうに声を上げて笑った。