メランポジウム
彼が店の前の大通りに現れるのは、きまって午後の二時頃。
私は今日もその時を今か今かと待ち構える。
「おーっファット!今日もご苦労さん!」
「帰りにうちに寄ってけや!焼き芋持って帰り!」
「ファットガムやー!かっけぇー!」
棚の商品を整理していれば、何やら外から賑やかな声が聞こえてくる。時計を見れば針は午後二時十分を指していた。今日も時間通り。テーブルの上に置かれた鏡を覗き込み、私はササッと前髪を整える。お昼を食べたあとに化粧もなおしたから、見た目はオールオーケーだ。
そんなことを考えていれば、大きな黄色い巨体が窓いっぱいに映り込む。ヒラヒラとこちらに手を振るファットガムの姿に、私は急いで店の入口へと駆け寄った。
木製の白い扉を開ければ、ドアの上に付いたベルがカランコロンと縁起の良い音をたてる。「こんにちは」と声をかければ、彼はトレードマークの白い歯をのぞかせた。
「まいど〜!どや?何も問題ないか?」
「はい、おかげさまで。いつもパトロールありがとうございますファットガム」
「いやいや、街の平和を守るんがファットさんのお仕事やからな!これからもまかせとき!」
照れくさそうに笑う彼の笑顔は、いつも私の心を暖かくする。初めて出会った時もそうだった。
半年前、大通りの商店街の一角に雑貨屋をオープンさせた私は、商店街の人達に暖かく見守られながら仕事に励んでいた。「ファットの事務所が近いから日本一治安のいいとこやで」と、快活に笑う隣のコーヒーショップの店長の声に、少し気が緩んでしまったらしい。
閉店後、家に帰って寝る用意をしていた時に店の戸締りをし忘れていたことに気がついた私は、夜中に慌てて店に戻った。そこで店内にいた強盗に出くわしてしまい、襲われるあと一歩のところで、仕事終わりに事務所に戻ろうとたまたま商店街を歩いていたファットガムに命を救われたのだ。
恐怖から泣きじゃくる私の背中を、警察が来るまでずっと優しく撫でてくれた暖かい大きな手を、私は生涯忘れることはないだろう。もちろんその後『女の子が一人で夜中に出歩いたらあかん!!』『店の戸締りはちゃんとしぃや!!』とこんとんと説教を受けたのは言うまでもないが。
そんなひょんな出会いから、彼は抑止力になるだろうと、この商店街の大通りを週に数回パトロールしてくれるようになったのだ。そして、必ず私の店に顔を覗かせてくれる。仕事だと分かっていても、彼に会えるのをいつの間にか指折り楽しみにしている自分がいた。
「ほな、行くわな!名前ちゃんもお仕事頑張ってな」
「あっ、待ってください!これ!」
立ち去ろうとするファットガムを呼び止めて、握りしめていた袋を彼に渡す。透明の小さな袋にパッケージされたのは、昨日作ったばかりのチョコチップクッキー。それを目にした途端、彼のつぶらな瞳はキラキラと瞬いた。
「クッキーやん!しかも俺の好きなチョコチップ!!」
もちろん知ってる。先日ヒーロー雑誌のインタビュー記事で、好きなお菓子は何かと聞かれて、ファットガムがチョコチップクッキーだと答えていたのを知って、わざわざ作ったのだから。
「もろてええん?なんや最近会う度に色々とお菓子もろてる気がするけど・・・」
「え!?えーと、その、最近お菓子作りにハマっちゃって、一人だといつも食べきれないから、もらってくれた方が助かるんです」
嘘。貴方に存在を認識して欲しくて、パトロールに来るのを期待しながら仕事終わりに毎夜お菓子を焼いている。そんな嘘に気づきもしないであろうファットガムは、「おおきに!」と満面の笑顔で手を振って、また仕事に戻っていった。
ポテポテと大通りを飛び跳ねるように駆けていく彼のように、私の心は踊り出す。会えて良かった、話せて良かった。そんな小さな喜びで満足していたはずなのに、もっと話したい、自分だけを見て欲しいと、日毎にどんどんと欲張りになっていってしまってる気がする。
いつの日かこの思いを伝えられたらいいななんて、消えていく背中を見送りながら、私はゆっくりと店の扉をしめた。
『ファットガム熱愛!?お相手はあの人気急上昇中スイーツヒーロー"ストロベリーキャット"!!密会現場激写!!』
そんな目を引くタイトルのニュースを目にしたのは、彼に片思いをしてから三ヶ月目の出来事だった。朝起きてパンを食べながらウェブニュースに目を通していれば、飛び込んできたセンセーショナルな文字。ぽとりと手から落ちた焼きたてのクロワッサンはコーヒーのカップにダイブして、見るも無惨な姿に成り果てた。
どうやら彼にはプロヒーローの彼女がいたようで、画面の向こうのスクープ写真には、二人が仲睦まじい様子で歩く姿が数枚撮られていた。いつも通りの姿の写真もあれば、腹を空かせているのか痩せている状態のもあり、何日間にも渡って撮られていることが伺える。
勝負をする前に儚く散った恋。ファットガムがパトロールに来た時に渡せるようにと、前日に眠い目をこすって焼いたマドレーヌは、可哀想に、私の腹に全て収まることになってしまったのだ。
その後は泣き腫らした目をなんとか冷やして化粧を施し、慌てて仕事に向かう。たまたま新作アクセサリーの入荷日でお店も忙しく、気がつけば午前中はあっという間に過ぎていき、いつの間にやら時計は午後二時を指していた。
「なんやお前、いっちょ前に熱愛スクープなんて撮られよって!」
「よっ色男!お祝いにおばちゃんがケーキ買うたろか!」
ふいに店の外がガヤガヤと騒がしくなった。ファットガムがパトロールに訪れた時はすぐに分かる。商店街の人達の、活気溢れた大きな声が外から聞こえてくるから。
接客をしながらチラリと視線を外にやれば、窓の付近に黄色い大きな身体が見える。いつものように、店内の様子を伺うように窓から顔を覗かせる彼の顔を、私は直視することができなかった。
なんとか笑顔を取り繕って、視線をずらして軽く会釈をする。接客中だと気づいたのか、邪魔をしないようにファットガムはそのまま去っていってしまった。
上手く笑えていただろうか。きっと今までが夢のような出来事だったんだ。ビルボードチャートに載るようなヒーローに助けられ、顔見知りになって、色々とお喋りもできるような仲になって、手作りのお菓子を食べてもらえたりなんかして。遠い存在があまりにも近くにいすぎたから、勘違いをして不相応な未来を描いてしまったのだ。
「決めた!こっちの石のリングにします」
お客さんの意気揚々とした声にはっと我に返る。二色のリングで迷っていた彼女が選んだのは、太陽を彷彿とさせる華やかな黄色の石がついたものだった。
「・・・ありがとうございます。シトリンのリングですね。太陽のエネルギーを持っていて、明るい気持ちにさせてくれる石なんですよ」
そう、まさにあの人のように光輝くイエローの石。私のような人間は、きっと太陽に近づきすぎてはいけないのだ。
***
熱愛報道の一件から、ファットガムとはめっきり顔を合わさなくなった。というよりも、私が徹底的に彼を避けたというべきだろう。
見回りにきてくれる時間帯に昼休憩を取ったり、電話をしているフリをしてみたり。いつもならファットガムの顔が見えれば、犬のように尻尾を振りながら差し入れのお菓子を持って外に出ていたのに、なんともまぁあからさまだったことだろう。
一ヶ月もすれば何かを察したのか、ファットガムも次第に店に立ち寄らなくなっていた。元から彼は今をときめく人気ヒーローでとてつもなく忙しい身なのだ。今まで頻繁に会えていたこと自体が奇跡なんだと、一般市民からすればプロヒーローなんて立つ舞台が違うんだと、改めて思い知らされたような気がした。
そんな日々を過ごしていた秋頃。時刻は閉店時間を一時間も過ぎた夜九時。最後のお客さんが彼女へのプレゼント選びに悩みすぎて、営業時間を大幅にオーバーしてしまったのだ。無事に決まって、男性も喜んでくれたので良かったものの、先程から私の腹の虫がぐーぐーと大合唱をしていた。
急いで片付けを済ませ、薄手の上着を羽織ると貴重品を入れたバッグを持って外に出る。夏が終わり、少しひんやりとした風が肌を撫ぜるようになったこの季節はとても過ごしやすくて好きだ。ぶるりと身震いをしながら、戸締りは忘れずにして駅の方に向かおうとすれば、ふと店の向かいの電柱の影に人影が見えた。
大きな空に浮かぶ満月の光に照らされて佇んでいたのはファットガムで、腹を空かせているのか、萎んだ姿をした彼は私の姿を見るや否や、よっと片手を挙げる。
「名前ちゃん、久しぶりやな!」
「・・・っファット、ガム。あの・・・なんでここに?」
「仕事終わって事務所戻ろう思ったら、名前ちゃんとこの店に電気ついとったからさ!閉店時間とっくに過ぎとんのになぁと思って、心配になってちょっと様子見してたんや。あっ!けして名前ちゃんのストーカーをしとったわけとちゃうで!?」
慌てたように言う彼の服は確かに土埃で汚れていて、痩せた体型と疲労感漂う姿から嘘を言ってるわけではないというのはすぐに分かった。そもそも彼が嘘をつく理由はないし、たまたま通りかかった以外の理由で、ここにいることもないだろうけれど。
予想打にしなかったファットガムの登場にバクバクとなる心臓の音を飲み込みながら、私は必死で笑顔を取り繕った。
「・・・前科ありだから、心配かけちゃいましたよね。ごめんなさい」
「いやいや、なんも無いなら良かったわ!」
「ありがとうございます。ファットガムも遅くまでお疲れ様です。それじゃあ・・・」
一刻も早く立ち去りたくて、そのまま会釈をして駅の方へと歩き出す。けれどその歩みはすぐに止められてしまった。「待って!」と大きな声が鳴り響いたと同時、ファットガムの手が私の腕を掴んだから。
「ごめん・・・俺、名前ちゃんになんかしてもうたかな?」
さっきとは打って変わって絞り出されたような声に、ぐっと喉が詰まりそうになる。ゆっくりと振り向けば、黒いアイマスクの間から見える瞳がゆらゆらと揺れていた。
気になるのは当たり前だろう。散々分かりやすい好意を示していた相手が、突然手のひらを返したんだから。
「何も、ないですよ」
そう、彼は何もしていない。普通に恋愛して、彼女がいるだけ。私が勝手に空回りして、敗れ去った恋に子供のように泣いただけ。だから、もうこれ以上、惨めな思いはさせないで欲しい。
こぼれ落ちそうになる涙をこらえながら小さく呟けば、ファットガムの指先にぎゅっと力が籠った。
「何もないわけないやん・・・。俺のこと、絶対避けとるよな?」
「・・・そんなこと、ないです」
「いんやっ絶対あるわ!店の前通っても顔見せてくれへんくなったうえに、手作りお菓子もくれなくなったやん!!俺っ、めちゃくちゃ寂しかったんやで!?」
まるで駄々っ子のように声を張り上げた彼の頬は、なぜか真っ赤に染まっていた。きっと寒さでやられたわけではない。熱の篭った眼差しが、離さないと言わんばかりの腕の力が、じわじわと遅効性の毒のように私の心音を早めていく。
言葉にして伝えてくれる彼の想いに感化されるように、私は小さく息を飲みながらゆっくりと口を開いた。
「だって・・・渡したら、迷惑になるんじゃないかなと思って」
「んなわけあるかいな!俺、名前ちゃんの作ったお菓子、大好きやのに!」
「・・・っ」
「優しい味でめちゃ丁寧に作られとるなぁっていつも思っとった。ほんで毎回もらえるのが楽しみやった!これから先、食べられんくなるのは嫌なんや・・・!」
「・・・っでも、ファットガムには彼女がいるじゃないですか!」
こうなればすっきりさせようと、思わず飛び出してしまった本音。その言葉を聞いた彼のつぶらな目は、飛び出してしまいそうなほどくるりと円を描いた。
当事者なはずなのに「彼女?」と摩訶不思議な言葉を聞いたような反応を見せたファットガムに、私は恐る恐る話を続けていく。
「この間、週刊誌でツーショットを撮られてたでしょ?スイーツヒーローと・・・」
「え!!あれ!?待ってや、その子の釈明動画見とらん!?」
「・・・見てません。ショックすぎて、ずっとSNSとかヒーローニュース断ちしてたから・・・」
SNSは全て開かないようにして、ウェブやニュースサイトも『ファットガム』『ストロベリーキャット』をミュートワードに設定していたため、ここ一ヶ月の彼らに関する情報は一切入ってきていない。
釈明動画なんて知らぬ存ぜぬと首を横に振れば、彼は「最悪や」と零しながら空いた手で目元を覆い、天を仰いだ。
「あんな、名前ちゃん。よう聞いて」
「・・・はい」
「あれはめちゃくちゃ誤報でな。ストロベリーキャットは高校の時の後輩やねん。昔からの知り合いやから、あいつのやっとる配信チャンネルに今度ゲストに出てほしい言われて、その打ち合わせで何回か会ってただけなんや・・・」
「え・・・」
「もちろん二人きりとちゃうで!?他にも動画スタッフとマネージャーの子もおったのに、なんか二人で密会みたいに書かれてもてな。信じられへん言うなら、その日他の人もおったっちゅう証拠動画を、ストロベリーキャットが配信チャンネルに上げてるから見て欲しい・・・!!」
まさかのまさかだった。今思えば、週刊誌が報道しているヒーローの記事関連はフェイクニュースや誤報が多く、本人から釈明動画が上がるのなんて日常茶飯事じゃないか。そして彼の普段の人となりと真剣な表情を見れば、今述べた事実に嘘偽りがないことは確かだろう。誤報だったという事実を知って、肩の力が抜け、強ばっていたものが剥がれ落ちていくような気がした。
ほっと胸をなでおろす私とは裏腹に、目の前のファットガムは緊張した面持ちで大きな深呼吸をすると、再びぎゅっと私の腕を握る力を強めた。
「っていうかな、ショックやったってことは・・・その、期待してもええんかな?」
向けられた熱の篭った視線。彼のこんな顔を、今まで見たことなどなかった。
心地の良い低い声が甘く囁くその言葉に、私はただ頬を赤く染めながら、目の前の彼を見つめることしかできなくて。静まり返った夜の静けさが、ただただ星のきらめく空間を支配する。
数秒後、焦れったそうに頭を掻きながら「あかん。ここはちゃんと男らしくいかな」とぼやき声をあげると、ファットガムは意を決したように唇を動かした。
「・・・俺、名前ちゃんのことが好きです」
「っう、嘘・・・!!」
「待ってや!なんで嘘言わなあかんねん!」
「だって・・・そんな素振りひとつも・・・」
「知り合ったんはたまたまやったけど、関わっていくうちに名前ちゃんの優しいとことか笑顔が可愛らしいとことかいっぱい知っていって・・・気ぃついたら好きになっとったんや!!」
「・・・っ」
「パトロールの度に店に顔出したりして、これでも目一杯アピールしとったんやで?」
まさか両思いだったなんて、これは夢じゃないのかと疑いそうになったけれど、指先から伝わる彼の温度が現実だと教えてくれる。
じわりじわりと胸いっぱいに広がっていく喜びを噛み締めながら、私は弾かれるようにして「嬉しい」と想いを零した。
「え!?ってことは・・・?」
「っ私も・・・ファットガムのことが好きです。初めて助けてくれたあの日から、貴方のことをずっと見てました」
なんと行き当たりばったりの告白だろうか。けれど私の想いを聞いたと同時、ファットガムは「よっしゃー!」と高らかに拳を突き上げる。照れくさそうに白い歯を見せて笑うと、彼はバッと両手を大きく広げて、真正面からこちらに向き直った。
「あんな、その・・・誤解も解けたし、両思いっちゅーことなんで・・・」
そこまで言って、仰々しく、ごほんっと咳払いをひとつ。
「名前ちゃんのこと、抱きしめてもええですか?」
照れたように頬を染めつつも、いつものように満面の笑みを向けてくれたファットガムの姿に、胸が愛しさで満杯になる。
もちろんと言わんばかりに彼の胸に飛び込めば、たくさんの人を救ってきた逞しくて優しい腕がぎゅうっと力一杯抱きしめてくれた。
夜の星空の下で想い人と結ばれるという、なんともロマンチックな夢みたいな状況に、心臓の胸の鼓動がどんどんと早くなる。すりっと愛おしそうに頬に触れてきた骨ばった指先に釣られて顔を上げれば、おでこを柔らかな金色の毛がくすぐった。あ、これはキスをされると、爆発しそうな心音を飲み込みながら目を瞑ったと同時、ふいにグーッと言う大きな大きな腹の音が辺り一面に響き渡った。
「わー!!最悪や!!せっかくめちゃんこいい雰囲気やったのに!かっこ悪ぅっ!!」
唇が触れるまであと数センチというところ。突然顔をがばりと上げた彼は、頬を真っ赤に染めながら悲鳴をあげた。そんな姿すら愛おしいだなんて、本当に恋とは不思議なものだ。
思わずくすりと笑い声を漏らしながらも、ファットガムを落ち着かせようと、私は彼の背中をポンポンと優しく撫ぜてやった。
「なんで痩せた姿なんだろうって思ってたんですけど・・・もしかしてまだ夜ご飯食べてなかったんですか?」
「せやねん・・・。ぶっちゃけるとな、名前ちゃんと話がしたいと思って、閉店前から小一時間ほどこの辺をうろついとったんや」
しょんぼりと眉を下げ、ひたすら己を慰めるように腹をさするファットガムの姿。そんな可愛いことを言われたら、心の中の愛しさメーターが爆発してしまうじゃないかなんて、漂う甘い空気に再び幸せを噛みしめながら、私はゆっくりと口を開いた。
「あの、良かったら今から一緒に家でご飯食べませんか?私もまだ食べてないですし、簡単な物なら作りますので」
「え!?ええの!?」
「はい。あっ!でも、量が足りなさそうだから、コンビニも寄って行きましょうね?」
「行く!絶対行く!めっちゃ嬉しい!!」
私からの提案は案外すんなりと受け入れられ、先程の暗い顔を吹き飛ばしたファットガムは、るんるん気分ではしゃぎ出す。
「ほな行こか」とするりと離れていった腕に少し寂しさを覚えていれば、その指先はそのまま私の右手を優しく取った。
「手ぇ繋いでもええ?」
「・・・もちろんです!」
ぎゅっと握られた手を握り返せば、ファットガムはまた白い歯をみせてはにかんだ。
これからも太陽のように眩い彼の笑顔は、いつも私の心を暖かくしてくれることだろう。
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