案の定私はクビ、まぁいいんだけどね。怒鳴る上司に怒鳴り返して帰ってきてやった。今日の夜は女子会からのヒロトとデート。ゆっくり次の仕事でもさがそう、そう思ってパソコンを開いたが寝てしまった。起きたら18時、やっばい後20分で準備しないと。今日は久しぶりに私服で。赤いワンピースに、灰色のパンプスに上着を羽織ってタクシーをつかまえる。












「皆聞いて〜!クビになった!」

「えええええええええ」



皆のびっくりした顔面白い。



「え?なんでクビに…?」

「取引先の社長ぶん殴った」


「ええええ何やってるんですか!?」



てへーと私が笑うと秋が「これからどうするの?」と。



「まぁ貯金も結構あるし、一か月くらい探しながらふらふらしようかなぁって思ってる」

「そう…貴女無理してたからちょうどいい休暇かもね」



なんだかんだ心配してくれてたんだなぁ、なんか暖かい。



「この際、結婚しちゃえばいいじゃないですかぁ!」

「セックス終わったばっかだって!」


「だから外でそんな事言わないの!」



ぶーぶー言う春奈と怒る夏未、呆れてる秋と冬花。



「結婚よりまず先に愛をふかーーく深めんのよ」

「ふかーーく?」


「◎さんらしくない事言いますね」

「冬花地味に傷つくから」

「なんか、心境の変化でもあったの?」


「そうだね…あったあった」



どんなこと?みんなの顔が近づく



「私らしい生き方をしようって思ってね、ヒロトと」



みんなが口を開けたまま固まってしまった、え?そんな信じられない事言った??



「明日雪でも降るんじゃ……」

「あり得るわよ音無さん」

「2人ともしばくよ」

「だって◎さんがそんな事言うなんて…!」

「あり得ないわ…」



私の扱い!酷い!!

まぁ仕方ないか…なんだか私大人になった?ヒロトのおかげなのかな。



「ヒロトの言葉、良好な関係には焦りは禁物 時間かけて行こうって言ってくれたの」

「…なんともヒロトさんらしい」

「流石ね」

「ヒロトと私のこの差なんなの」



はぁと溜息、だけどなんかいい言葉だなこれ。



「だから焦らず行くことにするの私たちは、だって私たちの人生だから 誰に文句言われても知ったこっちゃない!」



ピースをして、ビールをぐいっと 今日はめちゃめちゃ美味しい!!













女子会を終えた◎はすっかりできあがっていた。



「うわっ!ヒロト〜髪の毛の色とお揃いだぁ〜」



でへへへと笑って俺に飛びついてきた



「◎ここ外だよ」

「知らない、見えない人いない抹殺だアウトオブ眼中ってやつだ」

「過激すぎだよ」



ぎゅっと手を握って歩く、じわっと汗ばんだ手が愛しい。



「ねぇえヒロトえっちしよう」

「酔っぱらいすぎだよ」

「んー だめなの?」



上目使い、昨日の興奮が戻って ぞくっとしてしまった。



「私ねぇ 男要らないけどひろとはいる」

「俺男として認識されてないの?」


「違う、ヒロトとなら 生きていけるのぉ」



とろんとした目で、呂律の回ってない舌に自分のものを絡めたい。近くにあった公園の茂みに連れ込んで、俺は今我慢できないくらい興奮してるのか。




「こんなとこでしていいのかい?◎」

「ん、すきにしてくれ」


「好きだよ」

「わたしも」



呂律の回ってない舌で一生懸命に俺に伝えて、俺の大好きな笑顔で抱きしめてくれた◎。



「ゆっくり、もっと知っていこうね 俺達を」

「ん」



とっても強くて弱い君の後ろで
ずっと守っていけるように俺は、君をもっと知っていきたい。



「私おとこいらないけどヒロトはいるって言ったっけ?」

「聞いたよ」

「ヒロト以外の男はいらないって意味ね」



にぃ と笑う

すごく嬉しくて、にやけてしまった顔を見られない様にキスをした。

凄く 温かい。






20131226~20140102 END.


I don't need a manをご愛読頂き、ありがとうございました!!

このお話は、働く女性たちに共感して頂けるんじゃないかなと思いながら書き上げました。カッコイイ恋愛の仕方で好きとのコメントも多かったです^^!ありがとうございました!

真面目なヒロトは書くのが難しい!


ありがとうございました!
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