aphrodisiac
寒いなあ、はあっと白い息を吐いてカツカツとヒールを鳴らして歩く。白いマフラーを巻きなおして急いで急いでだけど鞄の中にいれたチョコレートが崩れない様に慎重に…。街中が浮かれているこのヴァレンタイン、周りを見ればカップルだらけ クリスマスみたい。もうすぐ着く…もうヒロトの赤い髪が見える。
「◎」
白い息を出しながら、私の名を呼ぶヒロトに胸が高鳴る。
*
ヴァレンタインだから、どのお店にもヴァレンタイン限定メニューが店頭に書かれている。どれもおいしそうだなあ…
「ヒロト何食べたいー?」
「◎」
「即答やめて」
「えーだって、ねえ」
爽やかに笑ってもダメなもんはダメ、先にご飯食べよ?そう言えば渋々唸って頷いたヒロト よしよしと撫でてオシャレなカフェに。
「ここにしよう」
*******
食事を済ませて、ホテルに連れ込む さっき飲んでいたオレンジジュースの味がする唇を奪ってそのまま押し倒した。鞄がどさりと落ちて「あーーーっ!!」と悲鳴。
「え?どうしたの…」
「もおお ヒロトの馬鹿!」
ぷくーと膨れて俺を見つめてる
ガサガサ取り出した箱を出して、開けるとふわりと甘い匂いが広がる「あ、よかった崩れてない」
「それ、俺に…?」
「他に誰が居るの?」
「そっか、ありがとう」
一口食べるたびに甘さで頭がくらくらしてしまう
「そういえば、◎知ってたかい?」
「なにを?」
「チョコレートって媚薬みたいな効果があるらしいよ、脳を4倍ほど興奮させるんだって」
にやっと笑うと「えっち」と呆れたように笑って俺を包み込む。
「◎、ありがとうチョコ」
「ん」
耳の付け根をべろっと舐めて、次に首。見えるところにこれでもかというくらいの大きなキスマークをつけて ふわふわの布団の上に組み敷いた。
「チョコの匂いってなんでこんなにふわふわするんだろうね」
「興奮してきたからじゃない…?」
身体熱くなってるよ?
耳元でぼそっと言えばびくりと跳ねて、俺の服をぎゅうっと握りしめた。可愛い。
「ほら、ここ湿ってるじゃない」
「一々言わないでよ」
「興奮するでしょ?」
ほら、黙ってしまった
チョコレートの味が口内に広がっているまま舌を絡ませてキスを、すりっと内ももを擦っている◎ に内心にやけながら平然を装いねっとりとキスを続ける。
「ヒロトあまい」
「美味しい?」
「うん、ヒロト美味しい」
とろんとした目で見られると止まらないんだけど、もう上半身は何も身にまとっていない 綺麗な肌が露わに。汗で少し湿っていて色っぽいなあ。
「こっちも美味しいかもよ」
「ばか、へんたい」
「って言いながら…舐めるんだ、ね」
俺のものを口に含んで、必死に舐める◎に興奮はマックス。理性を手放してしまおう。
「好きだよ◎…ほら、もっと美味しそうに舐めなよ」
頭に手を乗せて、その後は押し寄せる快楽にただ酔いしれた。
aphrodisiac
(媚薬を全身に塗られたみたい)
20140126
チドリ様リクエストありがとうございました!ヒロトがただの変態になってしまいました申し訳ないです(笑)また、お時間ありましたら感想宜しくお願いします(*'ω'*)!それではありがとうございました!
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