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また、風丸君の唇が私の唇に重ねられた。ほぼ毎日会っては 私達は人目を気にせずキスをしてる、昨日は帝国学園の前でしたしその前なんてカフェでフラッペを待ってる時に店員さんの前でちゅっと音を立ててキスをされた。なんだかバカップルになってしまったようで、毎日が楽しくて仕方が無い。

今日は三日ぶりに風丸君と会う日、彼と同じようにポニーテールにした髪にリボンをつけて完璧な顔して私は彼を駅前で待っていた。

すると...ピタッと冷たい缶を頬に押し付けられた、ビクンっと跳ねる身体。ビックリして左側を向けば 悪戯っ子みたいに笑ってる風丸くんが立っていた。



「もー ビックリした...心臓に悪いよ」

「全然気が付かないからさ、ついな ごめんごめん」



イヤホンをつけてるせいで彼が私の横に立ってるなんて気が付かなかったみたいだ、ごめんなんて謝りながらも口角は上げられていて 彼の意地悪な顔にドキッとしてしまった。



「...はぁ、心臓に悪いんだから!」

「謝ってるだろーそうだ◎今日は俺の家に来ないか?」



風丸君のお家には雷門のみんなで遊びに行ったっきりで一人で行くのは初めてだ、二人きりで彼の部屋にいたら...なにかよからぬ事が起きてしまうんじゃ...なんて事を考えてたら グイッと腕を引っ張られた。



「ほら 行くぞ」

「え、ちょ...!」



強引な彼に驚きながらも私は手を繋ぎ返して彼の家の方へと歩みを進める、時折私の方をチラッと見てニコリと笑う彼があまりにも王子様のようにキラキラとしていて にやけてしまった。



「そうだ、今日さ 親いないんだよ」

「へぇ、そうなん...だ?」



それって、やばいんじゃ...?










家に着いて誰も居ないひんやりとした家に「ただいま」と呟いて靴を脱ぐ、後ろをちらっと見てみればオドオドとしている◎の姿が。



「入れよ」

「お、お邪魔しまーす」



ローファーを脱いで 綺麗に並べる彼女の頭をぽんぽんと撫でて手を繋いだ、階段を登るあいだ緊張しているのかオドオドとした足取りで俺についてくる。

まだ何もしていないというのに◎は赤い頬をしていて、本当に襲っちまうぞ?なんて心の中で笑った。



「...久しぶりの風丸君の部屋だ、この匂い落ち着く」

「俺の匂いするか?」

「うん 風丸君の匂いする」

「へえ、俺の匂いそんなに好きなんだな」



一瞬目を見開いてスグに俺の胸板をぽんと叩いて「ばか」なんて言って恥ずかしがる◎に耐え切れず、ドアを閉めてすぐに抱きしめた。細い体から伝わる柔らかい熱、耳の先をぺろりと舐めるように唇と舌をちょんとつければ ◎は俺の腕から離れて床に座り込んでしまった。



「風丸君のばかっ!」

「そんなにビックリしたか?」

「ビックリしたとかじゃなくて...」

「ん?どうしたんだよ」



後頭部に手のひらをゆっくりと回してグッと力をいれて俺の方に抱き寄せた、近付く唇に狙いを定めて ◎の熱くなった頬と唇にキスを落とす。



「っ、かぜまる く」

「うるさい」



柔らかい唇に今日はかぶりつくように舌を這わせた、優しいキスなんかじゃない 激しいキス。

◎がぎこちなく絡ませる舌を吸ってみたり、優しく噛んでみれば 苦しそうに漏れる声。その声に胸を激しくときめかせながら 俺は彼女の後頭部から背中までを優しく撫で下ろす、そのまま背中から腰を何度も撫でれば 下着の線に沿ってツーっと指でなぞれば 「だめ...」なんて可愛らしい声が漏れる。



「何もしてないだろ」

「してるよ、」

「俺がお前に何しようとしてるのかなんて、分からないだろ?」

「...わかるもん」

「ふーん 何しようとしてるんだ?言ってみろよ」



意地悪し過ぎたか 赤い頬をさくらんぼのように膨らませて、彼女は俺を可愛らしく睨んだ。



「そんな顔されると もっといじめたくなるんだけどな」



腰を抱いてキスをする、もう少し下に手を伸ばせばきっとお尻に触れて 俺は制止の言葉を無視して 食ってしまうだろうな。なんて 事を考えてたら、◎が 恥ずかしそうに体を捩った。

腰から背中を撫でて 丸みを帯びた胸に触れた、ブラジャーの硬さの奥にある柔らかな胸は 禁断の果実のように甘々としていて キスに熱が入る。



「...っ、風丸君...ほんと、だめだめ...私今日、」

「何がダメなんだ?」

「可愛い下着つけてないし...!」



可愛い下着を付けてたらこれ以上の事をしてもいいってことか?そう笑えば、彼女は頬を両手で包んでコクリと頷いた。

予想外の返事に俺がドキッとしてしまったじゃないか。




20180612〔恋人の日〕
前回の続きで、正式に付き合い始めた後のお話

さーや様!またまた企画への参加ありがとうございますー、アップが遅れてしまい...大変申し訳ございませんでした。

ちょっぴり意地悪王子でキス魔な風丸君を書いてみました。夢主ちゃんのイメージはさーやさんで書いてみました~!いかがでしょうか?


いつもTwitterなどでも仲良くして下さり本当にありがとうございます、今後も是非是非よろしくお願いしますー!(^^)だいすきです!
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