幸次郎から貰った純潔リングに誓った事をちゃんと守り続けることが出来た私達は、結婚式の後にめでたく結ばれる事になった。
ずっと我慢してくれていた彼からの愛を一杯に受けながら甘ったるい痛みを乗り越えて、愛情の先にある 家族を作るための行為を二人して楽しんだ。
何度もキスして 何度も声を漏らした、幸次郎は私を優しく抱いて女にしてくれて 終わった後にも残るこの余韻を世界中の人間に言いふらしてしまいたかった。
「...幸次郎、」
幸せな時でも涙ってこんなに出るんだよと言いたくて彼の方を向けば、彼も 涙をいっぱい溜めていた。零れ落ちそうになる涙を堪えることなく彼は私の肌に数滴落としていく、キスをして 手を繋いで私達は涙の理由を二人で話すことにした。
「10年も待っていたから お前に無茶をさせるような事をしたんじゃないだろうかと心配になったのと、幸せ過ぎて 死にそうになっている」
「幸次郎がいっぱい優しくしてくれたから 全然痛くなかったよ、私も幸せに殺されそう」
「愛してる 俺を選んでくれて本当に感謝してる」
ぽろぽろと流れ続ける涙を止めたいけど、二人でキスを交わす度に溢れ出るこの涙はしばらく止まりそうにない。
「◎ 絶対幸せにする」
「これ以上幸せになったら死ぬかも、」
涙を流しながら ぼやけた輪郭を追って、彼も私も困ったように笑ってみた。
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純潔リングを彼女に渡すなんて気持ちが悪いと笑われた事もあった、だが 結婚するまで守り続けなければならないものがあるというのは 素敵な事じゃないだろうか。
笑顔で見送られた結婚式場、その後 俺達は二人きりの世界で結ばれた。
ずっと俺が我慢してきたせいで痛い思いをさせてしまったらどうしようと胸を痛めながらも、彼女の肌に触れることが出来た喜びがあまりにも大き過ぎて その行為を神秘的だとさえ思った。
「◎」「幸次郎...っ」
二人して 同じように熱い息を漏らして、最後まで手を繋ぎ続けた。愛情の先にある 子孫を残す為の行為だとわかっていても、最高な女性と 二人して初めてを迎えることが出来たのは耐え難い幸せだった。
「...幸次郎、」
死んでしまったのかと不安で涙が溢れてきた矢先、◎は俺の方へと首だけを向けて名前を呼んでくれた。彼女はグシャグシャに化粧を落としながら 涙を流している。
「10年も待っていたから お前に無茶をさせるような事をしたんじゃないだろうかと心配になったのと、幸せ過ぎて 死にそうになっている」
「幸次郎がいっぱい優しくしてくれたから 全然痛くなかったよ、私も幸せに殺されそう」
「愛してる 俺を選んでくれて本当に感謝してる」
ぽろぽろと流れ続ける涙を止めたいが、二人でキスを交わす度に溢れ出るこの涙はしばらく止まりそうにないだろう。そんな気がするんだ、
「◎ 絶対幸せにする」
「これ以上幸せになったら死ぬかも、」
涙のせいで ぼやけた輪郭を追い、俺も彼女も困ったように笑ってみた。
20180612〔恋人の日企画〕
幸せ過ぎて泣いちゃう2人
ほし様、初めまして管理人のriricoと申します。そして、今回はアップが遅くなってしまいまして申し訳ございませんでした。
カクテル言葉(源田/シェリー)の続きとして書かせて頂きました、初夜のあとのお話です。
この度はリクエスト頂きましてありがとうございました!今後もよろしくお願い致します。