色んな角度の君が見たい

「おはよ ◎ちゃん」



俺は今日も愛しの◎ちゃんの腰に手を回して頬っぺたにかるーくキスをした、挨拶程度のこのキスでも普通の子なら慌てたり照れたりするものを◎ちゃんはポーカーフェイスのまま「おはよう土門君」と返す...。

まったく、◎ちゃんのそんなところが好きなんだけど 彼女の照れた顔とか怒った顔が見たいのに。キリッとした表情で雷門のデカい校舎を見つめる。



「◎ちゃん、今日は部活休みだけど 放課後どっか行かない?」

「ダメ 試験前だから休みなんだよ、勉強しないと」

「そんなぁ」

「土門君 そんな顔してもダメ」

「へいへい...まったく、◎ちゃんはお堅いんだからー」

「つまんない女で悪かったね」

「そうは言ってないだろ!」



意地悪く目を細めて笑う◎ちゃんに俺がドキッとさせられてしまった、なんだよ...俺ばっかりこうやってドキドキさせられて。

下駄箱で屈んだ◎ちゃん、スカートの中が見えそうになってギョッとした俺は抱きしめるように 後ろに立った。ぎゅっと抱き締めれば仄かに香る◎ちゃんの ボディークリームの匂い。



「いい匂いだなぁ、ムカつくくらい」

「...土門君ここ学校だしみんな見てるんだけど」

「あっ」



口元を押さえて笑っているムカつく顔の風丸と染岡の横を通り過ぎて◎ちゃんは俺よりも先に教室に向かってしまった、残された俺は「朝からご馳走様」とニヤニヤしてる二人にうるせーよと言葉をぶつけて◎ちゃんの背中を追いかけた。










練習がないので◎ちゃんをしつこく遊びに誘うために後ろをひっついて歩く、到着したのは図書室だった。本当に勉強する気なんだなぁ...◎ちゃん...。



「土門君は頭が良いから 勉強しなくてもいい点取れるけど、私はちゃんと勉強しなきゃ 点数取れないから」

「...!そしたら、俺が教えるよ」

「え?」

「今日は俺が先生ってことで...」



柔らかい髪の毛と頬を撫でて彼女の顎をくすぐれば「もう、犬みたいにしないでよね」と怒った顔を見せた。それが可愛くて もう1度撫でれば彼女は俺の爪先を踏んずけてそそくさと 図書室の中に入って行ってしまった、つれないなぁ。

そんなところが可愛いんだけど...照れた顔も見たいんだよなー。



「結構空いてるね、奥の席にしよう」

「へい...」

「英語で教えてほしいところあるの」



椅子に座った彼女はノートと教科書を取りだしてペラペラと捲り 俺に見せるように指をさした。



「どれどれ」

「...顔近い」

「ん?...こうやればすぐキスできちゃうね」



ちゅ っと本当に軽く、唇の先で◎ちゃんの唇に触れて 教科書を見る。



「これが分かんないの?...って、◎ちゃん?」



そういえば 唇にしたのは初めてだったか、見る見るうちに赤くなっていく彼女の頬。きょろきょろと周りを見渡して手のひらで自分の頬を包むと 俺を睨むようにじっと見てきた。



「土門君...唇はだめ、でしょ」

「え なに、◎ちゃん 照れてるの?」


「て、照れてない...!」



あからさまに照れている彼女はまるで林檎だ、あまりにも可愛くて もう1度唇を奪ってみた。周りにいる生徒達とは距離がある、見られないだろう 唇を離せば下唇を噛み締めて悔しそうな顔を見せる◎ちゃん。

やばい、その顔は ムラムラしてくるだろ。



「勉強 一旦やめようぜ」



ぐいっと手を引っ張って机の下に引きずり込む、抱き抱えるようにして 彼女の身体をすっぽりと包み込む。

後ろの方に顔だけを向かせて 今度は深いキスをしてみた、バタバタと暴れる彼女を「誰かに見られちゃうよー」と優しく脅せば ピタリと暴れるのをやめてカチンコチンに固まってしまう。



「◎ちゃん、いつもはこんなので 恥ずかしがらないのに」

「...不意打ちだったから、」

「へー ◎ちゃんの可愛いところまた見れちゃった、俺我慢出来なくなっちゃったよ」



ガリッと耳を噛んで 彼女のブラウスの中に手を忍ばせた、キャミソールを捲って柔らかいブラジャーを乱暴に上に捲り上げたら 初めて触れる◎ちゃんの胸。

俺の手にすっぽりおさまる 温かいそれは可愛くて、いじらしくて きゅんと切なくなるような愛しさを感じた。



「ほら もっかい、こっち見て キスしよ」



舌を深く絡ませて◎ちゃんの唾液をすべて吸い尽くすように舐めたり吸ったりすれば、大きく体を震わせた。



「ねえ、土門君...だめ そんなとこ触りながら...」

「可愛い もっとそんな顔見せてくれよ」



耳にまた噛み付けば 「ぁっ」と小さく漏れた声、それと同時に 乳首をつまんだら ◎ちゃんは膝をビクリと震わせた。



「なぁ、どれだけ我慢出来るかやってもいい?」

「ばか だめ...っんん」

「こら 声出したらダメだろ」



大事な部分に触れたらたっぷりと濡れてて、意外と◎ちゃんってえっちなんだね と言えば俺の方をぐるんと向いて「ばか」と涙目で怒りを伝える。そんな顔されたら、途中で止めれねーよ。






20180523(キスの日企画)
アメリカンなスキンシップにも動じない子を土門が攻める

美迫様、この度は企画への参加誠にありがとうございます!

どっ、土門!?!?!?!?とリクエストが来た時目を疑いました、ありがとうございますありがとうございます...土門最高にイイ男なんですよ...もっと彼を書きたかったのです、本当にありがとうございます...。

ぬるいR15ですが、土門君の色気が伝わっていたら...いいなぁと思います。

お時間ある時で結構ですので、ご感想頂けると嬉しいです...!頻繁にリクエスト募集しますので、気になるなーって企画ありましたら是非またご参加くださいませ。改めまして ありがとうございます!