略奪 with Jaejin 



第1話


私『あぁ〜!ジェジだぁ!ジェジ見っけ〜』

ジェジ「お姉さん?!えっ、酔っぱらってます?」

『ちょぉっとね〜!ちょっとだけだよ〜』

「大丈夫ですか?」

『大丈夫!・・じゃないかなぁ』

「送って行きますよ」

ベロベロに酔っぱらっていた私はまっすぐに歩けないほどで、ジェジに家まで送ってもらう

「家ここ?」

『そう』

ジェジに支えられながらマンションに入っていく

完全にジェジに体を預けちゃってるから、ジェジが私をベッドまで連れていく

ベッドに倒れこんだ拍子に、ジェジが私の上に倒れた

ジェジと目が合う

「ぁっ・・・」

『大丈夫?』

「・・・うん」

ジェジの動機が伝わってくる

かわいい

『ねぇ?』

「んっ?」

『お水持ってきてくれる?』

「うん」

ゴクゴク飲んでる私をジェジはただ見てる

『ジェジも飲む?』

「・・・あ、いや」

私はまたミネラルウォーターを自分の口に含め、ジェジの唇に重ねた

私の口からジェジの口の中へ流し込む

ゴックンと飲み込んだジェジは目を見開き、唇を離した

でも私はもう一度重ねた

すると、ジェジは受け入れた

角度を変え、私たちの唇が熱くなる

絡み合う音だけが響く

盛り上がってきたムードを現実に引き戻す着信音

ジェジの携帯から流れたたった一人の着信音

「ヘナ?」

『・・・うん』

「気を付けてね」


ベッドで一人横になりながら
「あいつ、ほんと邪魔」

私は眠りに落ちた







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