本塗り(影)では、下塗りに影を付けていきます。
まず肌から。肌レイヤーの上に新たなレイヤーを追加し、クリッピングし『乗算』モードにします。
デジタルが普及している今、ご存知の方も多いと思いますが、クリッピングにすると、親レイヤー(この場合は肌レイヤー)からはみ出さず、影などを描画出来る機能です。乗算はうまく説明が出来ないのですが、私は影をつける時は必ず、このモードにしています。肌の影はベースの色に少し赤みを足したものを使用しています。
描画ツールは水彩にします。
影を付けるときは透明水彩でざっくり塗ってから、細かい影を不透明水彩で塗ります。
一番暗い場所に色をのせて、ぼかしツールでぼかしていきます。
こんな感じで。
影をある程度入れたら、赤みを入れます。これは目尻と唇の辺りにポンポンと色をのせて、ぼかしツールでふんわりぼかします。
次は着物の影を付けます。
着物や装飾品、後でやる髪は、濃いめのグレーの乗算で影を付けます。
ここでは着物の影の付け方を紹介します。
色がグレーになっただけで、着色方法は一緒です。一番暗い場所に色をおいて、ぼかす…を繰り返します。
こんな感じになります。
ただ、装飾品については、ある程度、質感を違くしたいので、重なりあう場所は普通に影を付け、光が当たる場所はさらにレイヤーを作り、モードを『発光』にします。
今回は湊の髪に付いている紐になります。
これで、服と装飾の影はとりあえず終わりです。
次は髪に影を入れていきます。
髪レイヤーの上に新たなレイヤーを作り、モードは乗算で色は服と同じ色のグレーで。
先に透明水彩でざっくりと影のアタリを付けてから、不透明水彩を細めに設定し、暗い所に色をのせ、ぼかしながら髪の流れを作ります。
仕上げに『消しゴム』ツールの『やわらかめ』で影を整えていきます。
次は引き続き、銀だこ流《髪のハイライト》をご紹介します。