「ねぇ、獏ちゃん、浮気したでしょう?」

「それが、どうかしたの?」

「次はしない、次はしないって………これで何度目?」

「でも、これは斑類の常識なんでしょ?他人とセックスしないなんてのは守るべきモラルじゃないんでしょ?」

「………私はそうは思わない」

「ふーん、てことはさきちゃん処女なんだ」

「それがどうかしたの」

「せっかくだからセックスしようよ」

「嫌」

「処女とはまだヤったことないんだよねー」

「嫌って言ってるでしょ!!」

「サルとはヤる気になれないし………」

「獏ちゃん!!」

「ね、さきちゃん?」

そう言った獏ちゃんは微笑んでるのに、目が笑っていなくて、体がすくんだ。




「はは、可愛いなぁ、さきちゃんは」






「っていう夢を見たんだ」

「それ誰だよ………俺じゃないよ………」

「うん。獏ちゃんはそんなことしないって信じてる」

「はは、俺そこまで度胸ないから安心してね、さきちゃん」





頬に添えられた手が少し震えていて、夢の中の自分を殺してしまいたくなった。






っていうクズ獏×一途崎からの一途獏崎でした。
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