馬岱 0514

(馬岱と馬岱のよくわからないお話)

真っ白い世界に立つ一人の男性がいた。
彼は俺と視線があうと一礼をしてから微笑んだ。
風もないのになびく銀髪に目をとられる、中性的な外見をしているが男性だろう。

何となく、直感で思う。
彼は俺と似た存在だが、俺とは別の世界を生きる人だ。

「こんにちは、貴方を待っていました」
「どうも、俺は呼ばれた記憶はないけどね」

彼はやわらかく微笑む、不思議な人だ。

「貴方に伝えたいことがありまして」
「…君は俺とは違う、馬岱?」
「そうですね、貴方とは違う馬岱です。私はもう従兄上にも華月にも関わることはなくなると思いますので、貴方にこれからを委ねようと思いまして」

従兄上と華月、若とお嬢。
それが彼から託される願いなのだろう。

「従兄上と華月をよろしくお願いします。」
「任せてよ」

片手を軽く振ってみせると彼はにこやかに笑って俺の前から消えた。




***
無双武将として岱ちゃんが登場するまで、創作三国志の岱ちゃんが今までに出張っていたので岱ちゃんのバトンタッチへの意味もこめて。



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