(マフィアパロ)
足元に無残に転がる一人の男に目線を向ける。嗚呼、彼は部下の一人だっただろうか?何度か言葉を交わした事はあった気がするけど。
「…悪いね、この事はお嬢には内緒って約束なんでね」
裏で行っている仕事の事、蜀の皆がお嬢の知らない処で人を殺めている事。
そしてほんの数分前、俺が同じ蜀の仲間を殺めた事。
全部全部、お嬢に知られてはいけない事を俺はやっている、これも全てお嬢を護るための事だから仕方がない、ルール違反をする者が悪い。
それが味方であっても、だ。
「こんな馬鹿な真似、次はやろうと思わないようにね?ルール違反者には罰を与えるのが俺の役目だから。って、もう聞こえるワケないよね」
人でなくなった存在に薄らと笑みを浮かべる、お嬢への愛故の行為を君は許してくれるかな。
category:無双
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