華月と梅花と馬岱 0514
「えーっと、華月は蜀の姫様なんだっけ?」
「一応そう言われてはいるけど、別にそんなのじゃないよ?」
「いやいやいや、でも姫様なのにはかわりはないって!うーん、そうだなぁ」
「というか、さっきから梅花は何を悩んでいるの?」
「呼び方だよ、華月の。何て呼ぼうかなぁ」
「今まで通り華月でいいのに」
「いやー、それだと面白味がないっていうか」
「なくていいの!」
「む、そうかな?アレだ、アレ!お嬢呼びがあるじゃん、なんか馬岱さんのお嬢呼び聞いてたらあたしも呼んでみたくなっ」
「ちょいまち」
「岱ちゃん!」
「うげ、馬岱さん」
「うげ、はないでしょー、俺が出てきたらそんなに驚くワケ?」
「…まぁ、それには色々とありまして」
「お嬢ごめんね、ちょい梅花とお話があるから席外してもらえるかい?」
「了解ー!」
「あっ、ちょっと華月!馬岱さんと二人っきりなんてあたしはいやあああ!」
「はいはい落ち着いて。…さて、と。梅花」
「…話とはなんですかね、馬岱さん」
「特に用はないんだけどね。なんとなーくだよ、なんとなーくね」
「馬岱さんの事だからあたしが華月と話してるの見て羨ましくなってきたんでしょーが」
「それじゃあ俺が心狭い見たいに聞こえるじゃないか」
「華月の事になるとそうなる癖に。あ、もしかして無自覚?うわ、馬岱さんこわーい」
「君ねぇ…、そういう事いうと可愛くないよ?」
「いやいやいや、別に馬岱さんに可愛いなんて思って貰えなくてもいいですから。用がないならあたしは華月んとこに行きますからね」
「わかったよ、行ってらっしゃい」
「…馬岱さん苦手だ」
「どうも梅花とはあわないなぁ」
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