華月と馬岱 0514
(無双馬岱と創作三国志馬岱)
「お嬢、じゃーん!」
「た、岱ちゃんそれはもしかして…!」
「城下町にて1日20個限定桃まん獲得してきたよぉー!」
「岱ちゃんすっごい!私も朝から狙ったのに買えなかったあの桃まんを…!」
「もちろんお嬢の分もあるよ?一緒に食べようか」
「やった!」
【真っ白な世界にて】
「…楽しそう、華月と桃まんなんて羨ましい。
そうだ、ならば彼の身体を乗っ取ればいいんじゃないでしょうか?そうと決まれば実戦あるのみですね!意識を集中させて…」
「ちょい!アンタさっきから何してくれてるワケ?折角お嬢と桃まん食べるっていうのに」
「応えてくださいましたか!成功したみたいですね…、何事もやってみるものです」
「…何したんだい?」
「ちょっとした暗示みたいなものですよ、貴方に害が及ぶことはこれっぽっちも」
「アンタなかなか信用出来ないんだけどねぇ…」
「そんな事はないですよ、今まで従兄上の傍で苦労してきたのに比べたら。あ、そうでした。一つわかった事があったので貴方にも伝えておきますね」
「それは良い事?それとも悪い事?」
「どちらでしょうかね…。彼方の世界では私達どちらが存在しようが一人の馬岱、という人物で見られているようです」
「それって、俺とアンタは外見も中身も全く違うけど若達からしたら馬岱という存在で片付けられるってことかい?」
「大体はそういうことでしょうね。二人の馬岱の存在を理解しているのもこの空間の貴方と私のみと言うことです」
「…なんか複雑な気持ちだねぇ、要するに俺とアンタどちらでもいいっていわれてるようなものじゃない」
「仕方ないですよ、異例の出来事なんですから。同名なのに違う存在なんて」
「大まかには理解できたよ、ありがとね」
「いえ、情報交換は大切ですからね。それでは私は貴方と交代させていただきますね」
「……はい?」
「それでは、華月と桃まん楽しんできますね!」
「は、はぁ?!ちょっとアンタ!!」
「んー!絶品…!」
「こんな美味しい桃まん、私も初めてですよ」
「本当!岱ちゃんありがとう…!」
「いえ、私も華月とご一緒出来て幸せですよ」
「何これ悔しい…」
「今回は私が頂きました!」
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