いさりん 0614

「い、伊作先輩!」

凛に名前を呼ばれる、何だかやけに気合いが入ってるような気がするのは気のせいだろうか。

「なんだい、凛」

振り返ると同時ともいえるタイミングに私の服をぎゅっと握り締め背伸びをする凛が視界に入った直後、頬に柔らかい感触。

「え、?」

一瞬の出来事、頬を真っ赤に染めた凛が走り去っていくのを立ち尽くしたまま見送った後、やっと思考が戻ってきたが完全に頭が追い付いていない状態。頬に手をあてると先程の感触が蘇る、もしかして、いやもしかしなくともあれは凛からの…、今の自分の顔は真っ赤に違いない事は理解できた。



category:落乱
タグ: いさりん


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