焔と綴 0714
すれ違った子に視線を取られる、一個下の後輩。茶色の髪に揺れる二つ括り、一瞬女の子かと錯覚する程に可愛い子だった。女の子なワケはないとは思うけどまぁ見事な一目惚れを俺はやらかした。
「んで、一目惚れー?」
「一目惚れで悪いかこのやろ…、つつつつ、綴さぁん?!いつからそこに!」
「ほむほむが独り言を呟いてる時からずーっと」
「まじかよ…、つら…」
「んでんで、一目惚れって凛?」
「何故ばれたし」
「いや見てればわかるし、ほむほむまさか気付かれてないとか思ってるわけないよね?」
「え、えぇ?ちょっとどういうことなの綴さん詳しく」
「ほむほむにそっちの気があるかと話題に上がる程」
「はぁぁあ?!ちが、違うって!俺は女の子が大好きだ、そっちの気はねぇよ!」
「なら凛は?」
「凛…は、」
「ほーらやっぱり!反論出来ないじゃないかー」
「ほっとけ!ちくしょう…」
「凛といえば伊作先輩と仲良しだけどそのへんはどうなのさ?」
「………」
「あり?おーいほむほむ、息してるー?」
「わかってるし、報われなくても結構!」
「おぉ、生きてた」
馬鹿みたいに報われない恋をしてる自分に笑ってしまうけど好きなものは仕方ない、だからホモじゃねーよ俺は!
category:うちのこ
タグ:
落乱