湾妹と愛 0513
「なぁ、君」
背後から肩を叩かれた、知り合いか誰かかと思い振り返る。
そこには銀色の長髪をを赤いリボンでくくっている一人の男性がいた。知り合いなんかではなく全くの初対面といったところ、だけどどことなく雰囲気が眉毛…、アーサーに似ている気がする。
「…何か用ですか?」
「美鈴だよね、君」
彼は私の名前を知っている、会ったことはないはずなのに、自然と警戒心が発動する
「どうして私の名前を知ってい…、っ」
疑問をぶつけようとした途中に、顎をくいっと持ち上げられ銀髪の人との距離が縮まる。
「我が弟が気に入ってる子がいると聞いたから会いに来たんだが…、なるほどね」
「我が…、弟」
整った顔が至近距離で笑みを浮かべる。
「…アーサーのお兄さん?」
笑顔が驚いたような表情に変わり、また笑みにかわる。表情がころころとかわる人だこと
「おや、よくおわかりで。どうしてわかったんだい?」
「雰囲気がなんとなく似てると思ったからよ」
「そうか、似ているのか。それは光栄…、ではないね」
「貴方は誰」
顎から手が離れ、至近距離にあった彼の顔が離れると同時に片膝をつき美鈴の右手をとる。
「私はジャスパー・カークランド。美鈴の言うとおりアーサー・カークランドの実兄だ
以後お見知りおきを」
ジャスパーと名乗った彼はにっこりと笑みを浮かべた後、美鈴の手の甲に手慣れたように口付けを落とした。
銀髪紳士様(それは演技か、本心か)
category:うちのこ
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