いさりん 0121
むにゅり、言葉ではなんとも表せない柔らかい感覚を右手に感じる。触った事はない、がわかる。男にはない女の子の感触だと。
「あれ、女の…子?」
僕の真下で固まり青ざめたと思うと真っ赤に頬を染めている凛、ここは早く退くべきだと頭では理解しているが身体は動いてくれずにどうしたらいいかもわからずにただ凛が男の子ではないことだけが鮮明にわかった、確信した。
「い、い、伊作先輩の馬鹿っ!」
軽く右頬に痛みが走る、保健室で棚をひっくり返そうになった凛を庇った日の出来事。どうやら僕の恋は実るかもしれません。
category:落乱
タグ:
いさりん