たけあや 0123
頬に添えた手を動かし口角をあげさせたり無理矢理絢の表情を変える。呆れてるのか絢の目線が冷たい、何も言わないところは好都合。どちらかというとむすっとしたような表情ばかりを浮かべる絢だからこそ笑顔がみたいってのもある、俺がみたい。無理な話だろうけど俺だけに笑いかけてくれたらいいのに。
「…ハチ」
痺れを切らしたのか絢が俺の手首を掴み動きを止める。何が楽しいわけ?口を開かなくても表情が語る。
「絢が笑わねーから」
「…はぁ?」
「俺に向かって笑えよ」
「…やだ」
わざとらしく視線を逸らされる、可愛げのないこと、でもまぁこんな素っ気ない態度も可愛く思えるあたり俺はやっぱり絢が好きなんだなぁ、と小さく笑った。
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