五十鈴→勘右衛門 0229
「勘ちゃんはズルいなぁ」
ほら、そうやってまた私の頭を撫でる、包み込まれるような大きい手、私とは違う男の子の手。
そりゃ私だって一応女の子ですから、恋だってしてみたいし好きな人には尚更、こんなことしたいされたい頭の中でいっぱいいっぱい考えちゃうわけですよ、腰に抱きつきたいとかその両腕に包まれたいとかね。考えるだけで幸せ、思わず顔がにやけてしまう。
そんな私の妄想を打ち砕いてくれるのが勘ちゃんでありましてね、もちろんいい意味でだよ?
ぎゅーってしてほしい時にしてくれる、撫でてほしい時に撫でてくれる、一緒にいたい時に傍にいてくれる。私のちっぽけな妄想は全部勘ちゃんにもっていかれるワケ。嗚呼もう、本当にズルいよ、勘ちゃん。
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